カテゴリ:music
昨日は2回目の源氏物語の公開講座。駒場さんも来てくれた。終わりの飲み会はなし。喋っていて、記憶が吹っ飛んだりするときがある。まずいぞ、と思う。実に、年をとりました。
一枚99円で借りてきたBob DylanのCD2枚。”DESIRE”と”OH MERCY”を聴く。次のような詩、 There’s smoke on the water, it’s been there since June, Tree trunks uprooted, ‘neath the high crescent moon (MAN IN THE LONG BLACK COAT)より。 というような一節が心に残る。この人は詩人のほかのなにものでもない。 今日は、雨の中、立川のオリオン書房まで出かけて本を買った。高島屋に近い店。頭がくらくらする。久しぶりに、本といえる本の山に対面しているからだ。でも買いたい本はそんなにない。というより買いたくなくなる。その値段の高さ、その内容の貧弱さをカバーする様々な工夫を見ていると、買いたくなくなる。 でも買ってしまった本は4冊。2時間以上かかった。新書版2冊と他2冊。疲れた。駅ビルの食堂街で遅い昼飯を食う。 5時ごろに車を出して、女房と二人でリカーキングに行く。焼酎とウイスキーを仕入れた。焼酎は徳之島の黒糖酒「群れ星」という奴。初めてお目見えしたが、美味しそうだったから、すぐ買った。一升瓶、2400円余りというのは高いかどうか。本よりは高く感じないのはどうしてか?この酒はしばらく飲まないつもり。だれか来たときに一緒に飲みたいから。 買い物の一日だったが、本当にぼくが欲しかったのは何だったろうか。Dylanがやっぱり、そういう気持を歌ってくれているのだった。 What was it you wanted When you are kissing my cheek? Was there somebody looking When you give me that kiss Someone there in the shadows Someone that I might have missed? Is there something you needed, Something I don’t understand. What was it you wanted, Do I have it here in my hand? いまでもぼく自身の手の中にあるもので、もしかしてきみに役立つなにかを、ぼくがきみに手渡すのを忘れているかもしれない、という思いはそんなに悪くはない。だから、きみがほんとうに欲しいのは何?言ってごらんよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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