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詩人たちの島

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February 17, 2007
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カテゴリ:essay
砧公園の梅

いろんなことがあって、なかなか日々の憂慮からは解放されることがない。でも、今日は女房と二人で、少し遠出をした。義父をケアに送ったのは9時過ぎ、急いで二人で用意をすませ、世田谷美術館まで行く。義父がディケアから帰ってくるのが、午後4時過ぎだから、それまでのちょっとした二人の遠足。

はじめての美術館で、ぼくがすこし錯覚して、下高井戸まで京王線でゆき、そこで小さな世田谷線に乗り換え三軒茶屋まで、そこから東急田園都市線で用賀、歩いて美術館というような遠回りをしてしまった。用賀に着いたのは正午前、あわただしい昼食を済ませ、美術館までの整備されたプロムナード、おかしなことにその道には百人一首の最初、天智の「秋の田の」から最後の順徳院の「ももしきや古き軒端のしのぶにもなほあまりある昔なりけり」までが一首ずつ、様々な書体で刻印されていた。

でも道行く人々のファッションもさすがに見慣れたものとは違って、どこか垢抜けている。女子高校生の例の「埴輪スタイル」がいたけど、いつもの汚さとはちがい、どこか大人びた感じがしたのは、小生の日ごろの鬱屈のせいか。

砧公園ももちろんはじめて。梅の写真はそこでのもの。目的は、「富本憲吉展」を見るため。

富本憲吉展


この陶芸家の仕事もはじめて見たが、すべてが細かい配慮と全身的な情熱に支えられた仕事という印象をうけた。

館内の放送で知ったが、2時からこの作家についての特別講演が辻井喬さんによって行われるということだった。聴きたいなとも思ったが、帰りの時刻が心配でやめてしまった。でも、ロビーで辻井氏を見かけたのも何かの因縁だろう。氏はあまり颯爽としてはいなく、なにか疲れているようだった。そんなもんだろう。

帰りは、長津田まで出て横浜線で。

帰宅して、またちょっとした心配事。でも二人で機会をつくって、なるべくいろんなところに出かけようと話したりもした。





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Last updated  February 17, 2007 09:25:52 PM
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