カテゴリ:essay
今日、立川のオリオン書房、ノルテ店に寄った。吉田健一訳のEvenley Waughの"BRIDESHEAD REVISITED"があったので、買ってしまった。おなじ場所に福間さん訳のマイケル・オンダーチェの「ライオンの皮をまとって」(水声社)も平積みされていた。「ブライヅヘッドふたたび」は「ブッキング」というところから発行されている。奥付けに「本書は復刊ドットコムへ寄せられた読者のリクエストにより復刊しました」とある。なにか怪しい感じだが、ぼくがこういう事情をただ知らないだけなのだろう。
この小説を全部読んだわけではないが、なぜかいつもあたまのなかにこのタイトルが残っている。オックスフォードの恵まれた学生たちの思い出話といってしまえば、それまでだが。実はペンギン版の原書を前から持っていて、私の英語では歯が立たなかったので、うっちゃっておいた。ほかならぬ吉田健一の訳書が偶然目に入り、やみくもにそれを手に入れたのは、それを参照しつつ、暇なときに原書を読み返そうというけなげな?思いが瞬時に働いたせいである。というようなことを今になって思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 18, 2007 10:13:31 PM
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