カテゴリ:essay
今日は首都大のオケの演奏会がパルテノン多摩であり、その指揮者の教え子から招待されていたのに、風邪で行けなかった。ムリしてでもと思っていたのだが、調子が悪くなってきた。午前中に行けない旨のメールを出したところ、見舞いの言葉と、演奏会頑張りますという丁寧な返事をもらった。この子もとても個性的な子で、音楽的な才能に恵まれていた。高校時代の合唱祭のときに、自由曲だったか、指揮をしたのだが、そのとき、彼は風邪で最悪のコンディションだったにもかかわらず、ダイナミックな指揮をしてくれた、そういうことを思い出した。面白かったのは、今年の9月だったか、クラス会があり、30名近い連中が参加したのだが、彼も来て、一人だけ、みんなとは離れて、ウイスキーの生を飲み、なんとハイライトを燻らしていた超然ぶりである。その、ウイスキーをぼくも飲ませてもらった。たぶん、今晩の演奏会もうまくいったにちがいない。
布団のなかで、漱石の「思ひ出す事など」を拾い読みする。起きて、ゼーバルトの’After Nature’を、辞書代わりに使っているアルク社の英辞郎をパソコンで参照しつつ、少し読む。 寒くなって、また布団に潜り込む。 Mark Toepferに先日のメールと写真のお礼を書く。 ―菊の雨われに閑ある病かな 漱石― お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 18, 2007 12:11:16 AM
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