カテゴリ:essay
久しぶりに、Sさんのゼミに出る。長い火曜日。ぼくは午後10時頃に失礼した。Sさんは、今晩は、酒など飲みに行かないで、どこまでもやるつもりです、と決意を表明したが、ぼくは今日の朝の1時間目からの授業のことが気になっていたし、それにSさんと久しぶりに飲みたかったこともあったので、Sさんの意気込みには、失礼だが、ついていけなかったのである。また一緒に飲めるのであるが。
刺激的ではあった。眠っていたような頭脳に火がついたのか、その日は帰宅したのは11時ころだったが、珍しく眠れず、午前1時ころまで起きていた。最近はどんなに遅くとも11時半には寝る、というよりバタンキューなのに。 そこでの内容は、ここには書かない。というようなことも書かなくていいのだが、つい書いてしまいたくなるのが、そこで受けた刺激の一端でもあろうか。 とにかく、最近の自分は、詩に対する姿勢というか、なんというか、それが曖昧模糊としていたが、Sさんの話を聞いているうちに姿勢が「立つ」ような気分?になった。とくに、今晩は、「詩」を徹底してやる、という先の発言には感動もした。 もう、ズルイ詩は書かないぞ、ズルクない詩をどうやったら書けるか、真剣に考えよう。 詩を気分に還元するな、気分を詩にするな 言語を脳に還元するな 一行を生きよ 一行で生きよ 死を詩に利用するな なぜならおまえは死にゆく存在である故に それだけで充分である、死ぬことだけで 詩を死の前に屹立させよ なぜならお前は詩を書く存在である故に それだけで充分である、書くことだけで 一行を生きよ 一行だけで生きよ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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