テーマ:介護・看護・喪失(5319)
カテゴリ:今日の出来事
今日は、認知症の介護入門講座に行って来ました。
10分前に着くはずがなぜか5分遅刻。 覚悟はしてたけど、教室に入るなり頭痛。 受講されている方のほとんどが在宅介護に悩まれてる方たちでした。 認知症の方の介護の仕方を教えてくれる講座だと思っていたのですが、 認知症の方を在宅介護されている家族の方たちへの メンタルケアを中心とした講座でした。 在宅介護によって起こる介護者のストレスや苦しみ、心身の疲弊、 それを精神科医の講師が、自身も認知症の実母を介護した体験談を 冗談を交えながら、明るく語っていかれます。 お昼休みは机を円形にして、持参したお弁当を食べながらの座談会でした。 介護に苦しみ、明らかにもう目つきが普通じゃない人、 最後まで下を向いたまま表情を変えなかった人、途中で泣き出した人、 夫婦で来られた方は強張った顔つきで、奥様の口元は引きつり曲がっていました。 受講者の質問に答える形で、認知症家族の会の人たちの体験談を聞いたり、 隣席の人とお互いの悩みを打ち明けあったり、 講師の先生からアドバイスを貰ったり。 講習が終わる頃には、強張ってた顔を 柔らかい安堵の顔に変えておられる方がおられました。 同じ苦しみを分かち合える事、共感して貰える・共感出来ること、 その大切さを感じた講習会でした。 無料の講習会だったのですが、コーヒーとお菓子が出てきました。 講師の先生による、みなさんへのちょっとしたプレゼントだったそうです ↓鶴屋吉信の「福ハ内」 節分の時期限定の和菓子です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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