|
カテゴリ:イルカの話
「イルカは弱者に寄ってくる」とよく言われます。
ドルフィンセラピーをやっていても、 子供たちの教育プログラムをやっていても、 もしくは一般のエコツアーにしても、 確かに不思議とイルカが寄ってくる人がいます。 「イルカがよく寄る」とは、 イルカが自分の進行方向を変えてまでその人に行くこと。 イルカがその人のところでとどまること。 同じイルカが何度も何度もその人のところに来ること。 というようなパターンです。 じゃ、イルカが寄る人にはタイプがあるのか? んんん... よく分かりません。 今までボクが見た「イルカが寄る人」を思い出してみると... 難病を抱えながら明るい性格の女の子。 生き物が大好きで好奇心旺盛な男の子。 水が苦手で水中ではいつも手足を突っ張ってる不登校の男の子。 物静かで暇があれば絵を書いている社会人の男性。 内臓の病気を抱えていた中年男性 子宮を患っていた若い女性。 いつも明るく振舞うけどどこか陰のある家庭事情が複雑な女の子 などなど。 文字にするとパターンはなさそうなんだけど、 実際のその人たちの人柄を思い出すとパターンがあるような... ただ「弱者」という言葉のイメージではない気がします。 その逆にイルカが寄らない人を考えると、 タイプ的には、イルカを見てワ~!と寄る人。 あと、これはかなりボクの主観が入りますが、 「操作性の強い人」。 自分の中のことではなく、外のことに対して、 「こうであってほしい」「こうしよう」という欲求が強い人です。 自分の欲求を、まわりの人や状況を変えることで満たそうとする人。 って言ったらちょっと言いすぎかな... あえて言うと、イルカが寄る人は、 そうした面が少ない傾向がある気がします。 幼い頃から難病を患って、死と隣合わせで日常を過ごしながら、 明るくて人に優しい女の子がいました。 彼女はボクには想像がつかないくらいの内面の作業をしてきたと思います。 イルカは彼女に寄りました。 「弱者だからイルカが寄る」...そうではないと思います。 そもそもなぜイルカが人に寄るのか? よく分かりません。 今度よく聞いておきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
September 16, 2006 10:06:27 PM
[イルカの話] カテゴリの最新記事
|