銭湯にて。
この前、プールに入るのを嫌う息子を見兼ねて、妻の実家に泊まった時に近くのプールに連れて行った。一応、プールには入り歩くことは出来たのだが、とにかく顔を水につけられない。30分程でプールを後にし、大きな銭湯に行った。息子と服を脱いでいると、「ゴン」という大きな音とともに、後ろに座っていたおじいちゃんが、急に意識をなくして頭から落ちた。「おとうさん!おとうさん!」と起こそうとする白髪のおじいちゃんの姿。オイラには不思議に思えたのだが、どうやら倒れた黒髪の若々しいおじいちゃんがおとうさんで、白髪のおじいちゃんが息子らしい。妻が言うには、2人はトモダチで、苗字が「オトウ」さんではないか?との見解もあった。それを見たオイラは、これは大事だと思い、近寄ったが、白目をむいていて意識がない。周りはジジィだらけで全く動こうとしないし、呑気なことをブツブツ言っている。息子さんの了解を得て、すぐに管理人に内線で救急車を要請した。その後、意識を取り戻し救急車で運ばれていったが、最近とくに日本の超高齢化を目の当たりにする。クルマを運転していても、周りは年寄りだらけで危ない。年はとりたくないもんだなぁ。