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Wedding Kiss blog mix

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2019.12.24
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カテゴリ:ワンポイント
結婚式の1日、何度も見たくなる映像で残すお手伝い
結婚式の記録ブルーレイ、DVD、ビデオ撮影 Wedding Kiss です。
お問い合わせは​コチラ



​​​
では​昨日​の続きです。

テーブルスピーチでゲストが話をしている時に、お構いなしで新郎新婦を撮影しているスナップカメラマン、お陰でせっかくの新郎友人のスピーチは二人には届きませんでした orz。

スピーチをしてくれた新郎のご友人には失礼になってしまったであろう、この事態、悪いのは誰でしょう?

1.ビデオカメラマン
2.スナップカメラマン
3.会場チーフ
4.司会者
5.新郎新婦
​​​6.撮影されているゲスト

正解は・・・、

​​4.司会者!

です。

意外ですか?それとも全然普通に感じますでしょうか?。

悪い順に並べると、

司会者、
会場チーフ
スナップカメラマン
 ・
 ・
 ・
 ・
ビデオカメラマン
 ・
 ・
新郎新婦&ゲスト

かなぁ、新郎新婦&ゲストは悪くないと思っています、だってスナップカメラマンが『 並べ並べ、こっち見て笑って 』って言うんですから。

ビデオ屋も悪くは無いと思うんですけど、結局2人目のゲストの時にドス効かせて注意するなら、もっと早くすべきだったかなぁ・・・なんて思ったりします。

でも気づいた時にはもう1人目のスピーチが始まっていたんですから、あれ以上は無理だったと思います、むしろ撮影しながらジェスチャーで合図しているのは我ながら健気だな、なんて思います(笑)、傍から見たら、あのビデオ屋なんで手をバタバタさせてるんだろう?なんて思ったのではないでしょうか。

まぁ、正解は?なんて書きましたが、正解なんてありません(^^;。

でも、あくまでも個人的に思うのは、司会者さんが仕切るべき状況だったと考えています。

最初に新郎友人が「俺の話聞いてるかぁ~?」と言った時点で、もしくはそんなセリフが出る前に、司会者がスナップカメラマン&写真待ちをしているゲストを促す必要があります。

なぜなら、披露宴の進行を取り仕切るのは司会者の仕事です、ましてマイクを持って、スナップカメラマンにも写真待ちのゲストにも、両者へ向けて案内が出来るのは司会者しかいません。

チーフも良くないですね、表立って披露宴を仕切るのは司会者ですが、実質はチーフが責任者です。

司会者が仕切らないとなれば、チーフがメインテーブルに行って、ゲストに席に戻るようにお願いし、新郎新婦にはスピーチを聞くように案内出来た筈です、そして写真屋を睨みつけるくらいは出来たでしょう。

このようなカメラマンと司会者は、昔ならお開き後にチーフから大目玉をくらっていたでしょう。

チーフはそういう立場なのです。


そして当然ながら、本来一番悪いのは写真屋、スナップカメラマンです。

まだ若いと言うのもありましたが、プロとして撮影を任されている以上、若いのは関係ありません。

枚数のノルマもあるのかも知れませんが、イベント進行中に他の撮影が出来る意識が分かりません。

撮影に夢中?
良い写真を残したい?
一生懸命にやっていた?

どれも通用しないと思います。

それに1人目のスピーチ中ですが、おそらくこの新郎のご友人のスピーチ姿は1枚も撮れていないのではないでしょうか?

スピーチをしている人の写真が1枚もない、ビデオで言うと、スピーチ1人分の映像が全然撮れていない、というのはゾッとします。

​​​
​​​​​​​​​もし2人目のスピーチが始まる時に、僕が注意しなかったら、新婦友人のスピーチ姿も写真が無かったかも知れないのでしょうか?ちょっと想像出来ませんけど・・・。

悪いのは誰だ?で6択としましたが、本当は一番悪いのは、そんなスナップカメラマンを手配する、もしくはちゃんと研修をしない、

​写真会社​  です。

基本的な研修もしないで、カメラマンを派遣する写真会社、ビデオ会社、ちょっと多くなっている気がします。

いくらなんでも無責任過ぎるでしょう。

若いカメラマンと言うのは言い訳にならないと書きましたが、このような基本的なことも教わらずに、責任だけはベテランカメラマンと同じという、今の若いカメラマンにはちょっと同情します。

研修が不十分と言うよりも、研修なんかしてないんじゃないか?とすら思います。

この仕事、そんなに簡単に出来るなら誰も苦労しません、それを一番分かっているのが会社だと思うんですよね。


ここまで酷いのは珍しいですが、フリーランスの写真屋で結婚式の撮影というものをよく知らずにこの業界に入ってくる人がいます。

テーブルスピーチではなく、前に出てスタンドマイクで友人が話している時、新郎新婦もそちらを見ながら話を聞いているそんな時、つかつかとメインテーブルに近づいたかと思うと、2人に声をかけこっち見てと写真を撮るスナップカメラマンがいました。

その時の新郎新婦のお二人は、「えっ、今話を聞いてるんだけど?」と言う表情をしていましたが、そのスナップカメラマンは「いいから、いいから、こっち見て。」みたいなことを言っています。

その時の写真屋にはお開き後、注意しましたが、「うるせぇ。」みたいな態度でサッサッと帰ってしまいました。

撮影された写真の出来は分かりませんが、仮に大傑作の写真だったとしても、進行を大きく妨げたり、新郎新婦の邪魔をしているようなら、プロ失格です。

もっともそのような基本的なことが分かっていない、出来ていないカメラマンが撮影した写真やビデオ映像が良いものになるとは思えませんけどね。

ここまでだと、僕の単なる愚痴になってしまいそうなので、この出来事を元に、このような事態にならないようにするポイントを書いてみたいと思います。

まず、テーブルスピーチに限らずですが、披露宴の進行において、司会者にしっかりと仕切るよう依頼する。

このブログのようなことがあった場合、司会者さんはどうしますか?

と具体的に例を出して事前打ち合わせで確認するのも良いでしょう。

テーブルスピーチは基本的にサプライズ演出で行われますので、特にスピーチをする人には失礼の無い様に、と伝えるのも良いかもしれません。

ビデオや写真のカメラマンがフリーや外注のような持ち込みだった場合は、カメラマンにも、スピーチする人をはじめゲストには失礼の無い様にと伝え、この実例も知らせておくと良いでしょう(この点、専属業者には相談も出来ないかと思います)。

結婚式の撮影と言うのは非常に特殊な環境ですが、今回のようなことは基本中の基本を破った事例です。

専属であれ、外注であれ、このような基本も守れない業者がいると言うことを知っておくのは無駄ではないと思います。

本当はそんなことまで考える必要はない筈なのですが・・・、仕切れない司会者やチーフ、先ほども書いたように研修もろくにしていないであろうカメラマン(ビデオ&写真共に)を見かけるにつけ、そうも言ってられないなと思うのです。

以上、参考にして頂ければ幸いです。

尚、余談ではありますが、​dapandaさん​と一緒に撮影している時には、このような事態は起こりません、当たり前と言えば当たり前のことですが、こんな写真屋と一緒の撮影をした後には、「あぁ、早くdapandaさんと一緒に撮影したい・・・。」とパンダ欠乏症みたいになるのです(笑)。
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Last updated  2019.12.24 06:30:09
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