結婚式の1日、何度も見たくなる映像で残すお手伝い結婚式の記録ブルーレイ、DVD、ビデオ撮影 Wedding Kiss です。
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昨日で話をまとめると書いたのですが、もうひとつ書きたいことがありました(^^;。
タイトルの『撮って出しエンドロールには手を出すな!』は、お客様へ向けた言葉では無くて、外注業者向けの言葉です。
でも周り回っては撮って出しエンドロールを検討中の新郎新婦のお二人にも参考になると思うので書きますね。
撮って出しエンドロールの外注業者は結婚式の所謂記録ビデオ撮影に比べると、絶対数が少ないじゃないかと思います。
理由は外注として撮って出しエンドロールを請け負うのは、非常に難しい、リスクが高いからです。
前のブログにも書きましたが、事前に何度も確認した編集場所(披露宴会場のすぐ外)が、当日の朝になってイキナリ、19階下の別室になる、なんてこともありますから。
19階下!
つい、何度も書いてしまいます(笑)。
本当に厳しい条件ですよ、この距離感は。
幸い、この時は記録撮影とのセットではなく、撮って出しエンドロールのみのご注文だったことと、秘密兵器のお陰で全く問題無く編集し上映出来たのは先日のブログの通りです。
ビデオ撮影、写真撮影共にだと思いますが、フリーランスで、または会社を立ち上げてなど、業態はともかく外部業者として結婚式の撮影をするぞ!と思うのは、ある程度ブライダル業界で撮影経験がある人が、
よし、だいたいの流れは覚えたから、もう会社員(アルバイト)としてではなく、自分の仕事としてやっていこう!
と考えてスタートしているのがほとんどだと思います、かく言う私もそうでしたから。
ただ、一か所、または数か所の経験で、いきなりどこの会場でも同じように撮れるものではありませんし、ましてや『撮って出しエンドロール』と言う特殊な商品は、会場の場所を借りて編集もしなければなりません。
要は、これまで専属業者としてやってきた方法論、スキルをそのまま生かせることは少ないと言うことです。
私がいつまでも『撮って出しエンドロール』を商品化出来なかったのは、これらのことを沢山見てきたからです。
「うわっ!大変そう。」ならまだ良い方で、「おいおい、この条件で大丈夫?」と外注のエンドロール業者を心配してしまうような状況を沢山見ました。
逆に、外注業者のエンドロールの編集がいつまで経っても終わらなくて、別業者として記録のビデオ撮影をしている僕がチーフに、「まだかよ!」なんて怒られることもしばしば・・・。
「エンドロールは僕と無関係ですから。」と説明しても、そりゃチーフにしてみれば、「ビデオ屋、なにグズグズやってんだ!」と一括りに怒りたくなる気持ちも分かります。
まだディズニーランドのそばのホテルで外部業者が撮影出来た頃、若い二人組の撮って出しエンドロール業者と一緒になったことがあります。
中庭でのポーズ写真撮影のシーンでは、スタビライザーを使ってアクティブに撮ったりしていたので、僕もどんなエンドロールが出来るかちょっと楽しみにしていました。
でも、その後いつまで経ってもその二人は会場に現れず、チーフは花嫁の手紙の朗読を少し遅らせていました。
そしてやっと出来上がったようで、チーフが進行させましたが、上映したエンドロールにはスタビライザーを使ったシーンは1カットだけ。
いや、スタビライザーの画の使い方ってそういうものなんですけどね(^^;、これは編集が遅いのとはあまり関係無い話か。
ただ、その他のシーンもビデオ屋から見ると、なんとか繋がっているだけのような編集で、「きっと何かしら想定外のことがあったんだろうなぁ・・・。」と個人的には思いました。
このように沢山の事例を見てきたので、撮って出しエンドロールをやるからには、様々な状況に対応出来るように準備しました。
上述の披露宴会場と編集場所が遠い場合の秘密兵器は内緒ですが、この秘密兵器以外にも緊急時用のDVDプレーヤーや、なんなら簡易テーブルや椅子、400whのバッテリーも用意しています。
基本的には編集用のスペースや電源などは披露宴会場さんに手配して頂くのですが、ほんとに最悪の事態の時には完全に自立出来るようにしています、その分荷物が増えてしまいました(^^;。
編集マンとの最初の面接と言うか打ち合わせの時に、外注業者としてこれだけの準備をしていると各アイテムを見せた時には、「DVDプレーヤーはまだしもテーブルまで!?」と驚いていました(笑)。
ちょっと神経質過ぎるかもしれません、でも会場としては専属でもないビデオ屋のことなんて構ってられないと思うんですよね、少なくともこちらのことでチーフの手を煩わせないようにしなければと思っています。
会場チーフだってプランナーさんだって本当に大変なのは知ってますから。
例えば会場のプレーヤーとこちらのDVDディスクの相性が悪かったりして上映出来ない、なんてことになったら大変です。
緊急時用のDVDプレーヤーはそのような場合を想定しています。
ディスクがダメならUSBメモリでも上映が出来ます、いざとなれば編集用のパソコンから直で上映も。
ひとつがダメでも次はこれ、その次はこれ、と想定して準備しています。
と言う訳で、いつもやってる、やってた会場と同じ要領で、外部業者としてやろうと思うと、それなりに痛い目に合うかもしれない、だから、
外部業者は撮って出しエンドロールには手を出すな!(笑)
また検討中のお二人へのアドバイスとして、テーブルや椅子はともかく、DVDが上映出来ないなどの緊急時にどのような準備をしているかを確認すると良いと思います。
準備の内容がどうというよりも、そのようなリスクを考えた上で、撮って出しエンドロールを請けているかどうかを確認することで、未熟な外部業者を避けることが出来るかもしれません。
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