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カテゴリ:あおぞら研究所
高校の同窓会で結成する経済同友会に所属しています。 ほとんどが経営者層の男性ばかりで、若年層や女性にもこのような会にもっと参加してほしいと 思います。 今回は例会の前に、自治省出身で弁護士の方を講師にお招きし、「城下町熊本のまちづくり」と 題して講演していただきました。私は普段から様々な会合でご一緒する方ですが、あちこちの 地方都市の立て役者として積まれた経験を交え、大変解りやすくお話いただきました。 熊本は昔「隈本」。1601年加藤清正公のもと始まった熊本城築城。完成の1607年に「熊本」に 改められました。肥後54万石、当時全国第4位の大都市であった熊本。今はどうでしょう? “ブラックホール熊本”と喩えておられました。内にはものすごいエネルギーを秘めているのに それが外から見たら見えない、わからない。まさにその通りだと思いました。 情報を発信するのも下手、さらに、おもてなしをするのも下手。 これでは地方都市として生き残っていけるはずがありません。 熊本市は政令指定都市へ、そして道州制導入の暁には九州の州都を目指しています。 しかし今のままでは実現は難しいでしょう。 もっと大きな目で全体を見つめ、先のことも考えた上でのまちづくりをしなくてはなりません。 その場しのぎのスポット的な対応では、出来上がったまちはバラバラ。 せっかくご来熊いただいた皆様にも、とても動きにくいまちとなります。(なっています...) 自らの首を絞めるのはやめましょうよ、熊本市。 変えていくのは私たち。 熊本市民の皆さん、生き残りをかけて、素晴らしいまち熊本を後世に残していきましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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