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や、や、やっと、 宿題最終回です ~連載記事の「その5」です。 まだの方は、「その1」、「その2」、「その3」、「その4」よりお先にお願いします~
経営理念 2.「良い会社」にすること。 ―――“良い会社”とは、何でしょう
“夢のある会社”にしましょう
川原先生は、創業50風年を目前に社長に就任されました。 50周年記念パーティでは、「100周年を迎えたときの抱負」を語られました。 もっと、県など公共団体の要望を受け入れられるようにしたい、と。 それは、“地域に貢献する”ことに通じます。 地域の人々から信頼を得て、さらに地域の方々のために役立てていくのです。 創業者は、昭和55年7月にご逝去されました。
その年(前年度)、福岡県の高額納税者ナンバーワンだったそうです。 「法人」でなく「個人」だったので、約75%も税金を納めていました。 お亡くなりになるよりもっと前に、講師の川原先生が、床に着いた 創業者に会社を「法人化」するよう説得されたそうです。
「逆に私が怒られました」
「道(道路)は何で出来とるとか 橋は何で出来とるとか 税金払って、何が悪かとか」
ま、参りましたm(--)m 「その1」でお話した通り、『戦争を経験し、いまだ命がある。 戦後は「自分は生かされている」と人生観が変わり、何か世の中の ためになることをしようと』という初心を、貫かれたのです。 お父様にここまで言われては、法人化できなかったそうです。 しかし先生は、創業者ご逝去の翌月8月には、すぐに法人化しました それは、何も税金を低く抑えようという私利私欲に満ちたものではありません。 さまざまな地域のイベント等に出資し、地域の発展のために貢献していく。 また、社員の教育や社外活動の一部を負担したりする。社外の付き合いを 大事にして欲しいので、例えば「青年会議所」などへも会費のみ会社で負担する。 社員にも、自分自身を磨いて欲しいのです。 「外から中を見て、感性を磨く」。感性磨きには、映画鑑賞でも 温泉でも何でも、非日常のことを勧めていらっしゃいます 社員には、「良い社員」であってもらう必要があります。 「良い社員」とは、「しなければならないことをキチッとして、 してはならないことをしない社員」のこと。当たり前のようで、 実際にこれが(一般社会でも)出来ている人は、どれだけいるでしょうか それが出来てこその話ですが、「社員を大事にする」こと。 ‥って、どう大事にするのでしょう 「ふくや」さんは辛子明太子が看板商品。 もし、辛子明太子がなくなったら? もし、「ふくや」がなくなったら? バブル経済がはじけて、いつどのような大企業が倒産・合併しても おかしくない時代です。このご時勢で、「ふくや」がもし無くなっても どこにでも通用する人材を育成すること。いくら不況とは言っても、 会社の肩書きをなくしても実力のある人は、必ず引っ張りダコになる それだけの人材を育てているから、川原先生ご自身は、もし「ふくや」が 無くなっても不動産(土地)と、人材派遣で対応できる、と見通しを 立てていらっしゃいました。 そして何より大事なことは、「元気で楽しく、正直な会社」であること 本社を、ぜひ見学に行きたい気持ちになりました 経営セミナーでは、様々な業種を取り上げていただいています。 結局のところ共通するのは、常にアンテナを張り自分を磨き、 温故知新を時勢に合わせて実践していくこと、と捉えています。 以上で、夏休みの宿題を終わります 長々とお付き合い下さり、ありがとうございました
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