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カテゴリ:漁師の館
昨日アップ出来なかった記事です・・
『はやぶさ』ラストラン到着の翌日の日曜は、三角港へ釣行。 釣り友はお仕事なので、またまた一人です。 JR熊本駅から三角線で約50分。 ダイヤ改正で、いつも乗っている列車は発車が2分早くなりました。 乗り込んでサニーの“指定席”に陣取り、ひとしきり画像を撮ったら 大漁祈願で乾杯です! 肴は前回の釣果の干物です。 今日も釣れますようにと願いを込めて・・
熊本駅発車後、すぐ南に車両庫があります。 いつも窓にへばりついて見ています。 この車両庫に、前日で半世紀ものあいだ大役を務めた 『はやぶさ』が、疲れを癒しておりました。 御守りに、と持ってきた、思い出たっぷりの宝物の時刻表に目を向けると 熱いものがこみ上げて来ます。 ありがとう、お疲れさま。
途中駅で列車離合のため3分間停車。↓乗っている三角行き下り列車、お手洗い付。 JR網田(おうだ)駅。熊本駅行き上り列車がやって来ました。↓ 存分に鉄子を満喫しながら、無事に三角駅に到着。 青空が歓迎してくれます。
3/15(日)中潮2日目 晴れ、凪。 干潮05:08 満潮10:55 干潮17:19 エサ;サバの切り身
この日は、いつもの地元のオッチャンが予めサニーがひとりで来るとご存知で、 ご自身も竿を何本か持って来られ、釣り体制万全です。(いつもはギャラリー) オッチャンはサビキとウキ、底モノも狙います。サニーはいつも通り底モノ狙い。 潮からして、お昼過ぎまではアタリはないだろうと覚悟していたので、 早めののんびりランチタイムにしました。オッチャンはパンを持参されていました。 ビールの差し入れもいただきました。オッチャンはもうお酒はやめられたそうです。
午後、そろそろ潮が動き始めるころにまず来たのは、小さなハゼちゃんでした。 その後もイマイチ・・ そろそろ西陽です・・ 早く晩酌の肴を釣らないと!
場所を移ってみました。 そして、最終的な釣果は・・
ガラカブ 3匹、ハゼ 1匹の、合計 4匹。 銀色の魚はシイバ。オッチャンがサビキで5匹釣られ、頂きました。 煮付けにすると美味しく、熊本では高級魚です。 オッチャンはシイバ5匹のみだったので、ちょっと残念そう・・ (サビキは小さい魚がバンバンかかります、底モノもゼロでした) この日も、翌日休みなら泊まって行けば?とお誘い下さいました。 オッチャンは飲まれないけど、ご自宅に焼酎もあるそうです☆
さて、このガラカブちゃん、画像で見ると普通ですが、 実はものすごくデカイのです! すごく重くて、最初は根がかりしたかと思ったぐらいです。 しかし絶対居ると思ったので、しばらく待ってから揚げると、やっぱり居ました! こんな大きなガラカブちゃん、きっともう二度と岸壁からなんて当たらないです。 というわけで、記念に出血大サービス画像・・
サニーの胴幅あります。見づらい画像ですが、腹を上にして撮っています。 釣りあげた時点で、すでに卵がちょっと出ており、こぼれ出ないように・・ 卵もデカイです!出来るだけ袋からこぼれないように出したいのですが、 釣り上げた時点で袋が破れているので、↓こうなります。 左側のピンク色の小さな卵は、2番目に大きいガラカブのものです。 他の2匹は小さく見えますが、1匹があまりにデカイためであり、 他の2匹もこれまでにサニーが釣ったガラカブの歴代トップクラスの大きさを誇ります。 卵とシイバは別々に煮付けにしました。 ガラカブは、1尾はお刺身、アラともう1尾とハゼも(シイバとは別に)煮付けです。 お味噌汁は、まだ前の釣果(巨大アイナメの時)の分が残っています。干物もです。 巨大ガラカブちゃんは、釣果のお祝いにということで、塩焼きにしました。 魚焼きグリルに、ギリギリで入りました・・
この塩焼きを作る際に、驚きがありました。 釣りから帰って、実はその日は入浴後爆睡したので 釣果は氷とともにクーラーボックスにそのままにして 翌日の夜に調理しました。 ガラカブの腹を出し、塩を振って、大きいので15分ほど待ってから焼く予定。 その間に他の調理をしていると・・ 一瞬、目の錯覚だったのか?当たって揺れたのか?と思いましたが、違います。 動いています! エラが、ヒクヒクしています!!! まだ、生きていたのです@o@! 釣ってから、28時間半経っており、その間ビニール袋で窒息状態、 1時間以上前に腹も出しているというのに、生きているのです! すごい生命力です・・ 塩を振ったので、最後の力を振り絞って動いていたのです。 残酷ですが、その後まもなく火あぶりの刑に・・ ごちそうさまでした☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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