「桜日本一里づくり」
昨夜は、今年初めての新酒 ↑タケノコ . ↑アサリの酒蒸し ↑牡蠣の味噌焼きちなみに今朝も、牡蠣鍋でした さて、建国記念日には植樹式に行ってきました。会場は、南阿蘇村の野外コンサート場「アスペクタ」の一角。「アスペクタ」と言えば、毎年秋に開催されるカントリーミュージック世界最大級の祭典、『カントリー・ゴールド』の会場です。“カントリーゴールド2007” 昨年10月 ↑2006年10月カントリーゴールドの際の画像 この植樹式とは・・ 南阿蘇村ご出身で現在は千葉県で建設会社経営の方が、故郷・南阿蘇村に1万本の桜の苗木を寄贈し、「桜日本一の里づくり」を計画。地域の活性化を図り、若者が地元に残るよう願いを込めて、私財を投じられたものです。 サニーは・・ はっきり言って、全く関係ない部外者です寄贈者とは個人的な顔見知り程度。今回ぜひ出席をとのお話があり、遠いから、と街中から運転手まで付けて下さり・・ 出席する運びとなりました。雪や極寒の場合は会場が変更となるため、一度南阿蘇村役場に寄り、会場を確認してからアスペクタへと向かいます。早く着いたので、村長室でコーヒーをご馳走になり歓談。南阿蘇村村長とは、以前キリンビールさんの阿蘇のパーティでご一緒し、以来、年賀状のやり取りをしています。そのパーティではサニーが乾杯の発声だったこともあり、メインテーブル(4人!)でご一緒したのでした 南阿蘇村はちょうど寒気の緩んだ日に当たり、カイロ3つとストッキングでなくタイツを履き、1枚多く着て寒さ対策も万全 贈呈式の前に歓迎アトラクションとして、南阿蘇村の長野地区に300年以上にわたり伝承される『長野岩戸神楽』でお祝い。 そして、桜の苗木5,500本を積んだトラックの到着を、全員起立して拍手で迎えます。 ↑これは贈呈式が終わってから撮った画像ですが、近寄ると、プ~ンと苗木の木の香りと泥臭さが漂っていました。前々日に、埼玉県で高校生の吹奏楽演奏で送り出されたそうです。 ↓まずは、苗木の贈呈。寄贈者より南阿蘇村村長へ。↓続いて、協定書締結。 続いて、感謝状贈呈、村長挨拶、寄贈者挨拶、来賓祝辞、村議会議長より謝辞、祝電披露、万歳三唱・・祝辞には、熊本県知事や元内閣総理大臣・細川護熙氏よりの代読メッセージもありました。 寄贈者は、御年74歳。昨年、73歳にして、慶應義塾大学文学部に入学。桜を贈呈するにあたり、桜についても学ばれているとのこと。今回、5,500本の桜の苗木を植樹します。そして来年以降3年間で、さらに1,500本ずつ植樹し、4年間で1万本の苗木を植えていきます。出来るだけ長く楽しめるように、と、品種にもこだわっておられます。「河津桜」 静岡県河津町が原産。やや濃いめの明るいピンクの花色。約1ヶ月間、咲き続けるそうです。寄贈者挨拶では、故郷に対する熱い思いから、最後には涙で言葉に詰まられる場面もあり、こちらも目頭が熱くなりました。 万歳三唱後、記念植樹です。↑左より、南阿蘇村村長、寄贈者、細川護熙氏ご長男↑一歩下がれば報道陣の垣根 最後に、出席者全員に寄贈者より、桜の苗木を頂戴しました。お弁当も 全くの部外者ですが、このような貴重な機会に立ち合わせて頂けたことを大変ありがたく思います。植樹された苗木がすくすくと育ち、南阿蘇村の発展を祈念いたします。ご出席の皆さまのお庭でも、この記念すべき植樹式と兄弟の桜の苗木がいつか花開くことを心待ちにしております