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カテゴリ:ビックリ
読売新聞に掲載されていました。 「ネズミも道具使う くま手でエサ取る 高度な脳機能をもつ人間やサルなどだけでなく、ネズミにも道具を使う能力があることを、理化学研究所の研究グループが突き止めた。 げっ歯類が道具を使うことが確認されたのは初めて。脳の発達や進化を解明する手がかりになるという。26日付の米科学誌「PLoS ONE」に掲載された。 この道具を使うネズミは、モルモットの仲間で南米チリ原産の「デグー」。もともと後ろ足で直立して前足を器用に使う特徴がある。 理研脳科学総合研究センターの入来篤史チームリーダーらは、生後半年~1年のデグー6匹を使い、手の届かない場所に好物のヒマワリの種を置き、さらに小さなくま手も与えて行動を観察した。その結果、くま手を引き寄せただけで種を取れる場合は、1日もすると上手に引き寄せるようになった。 くま手の向きを変えたりする工夫が必要なときでも、2か月以内に6匹すべてが種を取れるまでに習熟。おなじ複雑な動作でもサーカスで芸を教え込むようなケースとは異なり、くま手を自ら道具と認識して目的達成に役立てていることが確認された」
ネズミのように高度な脳でなくても訓練で、道具が使えるようになるとは驚きですね。今までサルでしか行えなかった実験がこれからはねずみで実験できるようになるのですね。飛躍的な進歩が期待できそうですね。これからまたさらに色々な動物が「実は道具が使える」ことが分かってくるのでしょうか。 これからの実験結果が待ち遠しいですね。楽しみですね。 こちらは訓練で輪くぐりが出来るようになったデグーです。 こちらは二本足で立ち回転できるようになったデグーです。 こちらはデグーの飼い方のホームページです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 27, 2008 03:28:50 AM
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