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テーマ:今日の健康状態は?(10620)
カテゴリ:健康
読売新聞夕刊『歯科医つれづれ記17」に掲載されていました。 「歯が抜けたら「30分ルール」 ・・・3秒ルールならぬ30分ルールとでも言えそうなのが、思わぬ事故で抜け落ちてしまった歯の処理である。 野球やサッカーなどのスポーツをはじめとして、子供は元気はつらつ活発に動き回る。 その代償として、歯がぶつかって折れてしまうことがある。途中で折れた場合は、歯の破片をもって歯科医院に行くとよい。最近は歯科用接着剤の進歩で容易に復元することができる。 厄介なのは、根ごと抜けてしまって、血だらけになったときである。痛みと、衝撃で気も動転しているであろうが、ここは冷静に、抜けた歯を拾って元の穴に差し込んでもらいたい。 そんなこと怖くてできない、あるいはうまく戻せないという時は、簡単に水洗いしてから、自分の口の中、ほっぺた側か、舌の下に入れて歯科医院に急行してもらいたい。 あるいは新鮮な牛乳に浸していただいてからでもよい。最近では、歯の保存液といって、専用の製品も市販されているようだ。 歯の周りの組織(歯根膜)が生きている限りは、歯は元に戻る可能性が高い。しかし、歯根膜は口の外に飛び出してしまえば、30分以内にほとんど死んでしまう。だが、急いで唾液(だえき)の中や、牛乳につければ、歯根膜を守れる。 まさに3秒ルールならぬ30分ルールである。いい忘れたが、泥だらけになった歯を水道水で洗うときには、あまり長くしないでいただきたい。水道水に含まれる塩素で、歯根膜がダメージを受けてしまうからである。 この方法は、歯が全く元通りになるというわけにはいかないが、10年以上もった例は多数報告されている。まあ、けがなどしないに越したことはないが、万が一のために歯の保存法を覚えておくのもよい・・・(東京クリニック丸の内オアゾmc歯科医長)」
事故などで歯が折れたり抜け落ちたときは、歯をサッとすぐに拾い舌の下に入れて歯科医院に急行することが大事なのですね。 抜けた歯を自分で元の穴に差し込んでもいいのですね。ビックリですが、いざという時に知っておきますと役立つ大事なことですよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 12, 2008 02:03:29 PM
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