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カテゴリ:NCIS:ハワイ
今回は内容があって興味深く見ました。
もっとも、怪しい人はすぐにわかった。 ハワイ島の溶岩が流れる公園で、パークレンジャーの眼の前で海兵隊員が撃たれて死ぬ。 死亡したのはルイス二等軍曹で、高性能ライフルで背後から撃たれていた。 制服を着ているため、この場所で訓練中と見られるが、ルイスの全身に激しい打撲の痕があり、極秘のサバイバル訓練ではないかという。 犯人は広大な森にまだ隠れていると思われる。 テナントの自宅では子どもたちの持ち物を整理し、片付けているところにケイトがやってくる。 FBIがLA港で監視している密輸組織の現場で、行方不明のマギーらしい女性の姿を捉えたという。 今のところ確実な証拠はない。 ホノルル支局にルイス軍曹の上官、リード中佐が現れる。 高度で極秘の訓練の実施中だが、捜査のために中断させられたと怒り心頭で、ハワイ島で起こった状況を掴んでいなかった。 そもそも、無線機器も地図も持たずに精鋭部隊5名が訓練中なので、彼らを見つけるのも難しいという。 犯人とルイス以外の4名の身が危険で、リードも現地に赴くことになった。 サムによると、彼らはジャングルでの戦闘、心理戦、サバイバル技術に長け、対象の人間性を壊すようなエキスパートらで、普通の兵士ではない。 ただ今回訓練中の5名についていえば、全員に倫理規範の問題があり、特に一等軍曹オズボーンに関しては、喧嘩で相手に大怪我をおわせるなどの、逮捕歴がある。 NCISとリードは、さらに2人の隊員の遺体を発見する。 ここが連続殺人のスタートで、オズボーンのナイフが遺体に刺さっていることから、オズボーンが残ったカークを追っていると思われる。 ジェシーとカイ、テナントとリードの二手に分かれて捜索を続けることになった。 サムとケイトは、今回の海兵たちがバーで騒ぎを起こし、店から追い出され、バーテンダーのレベッカがその翌日に姿を消しているという情報を掴む。 警察の情報で、オズボーンがレベッカの件に関わっているとうことから、サムとケイトはローズユニオンの店に向かう。 レベッカは短期間に仕事を替え、転々とバーなどで働いていた。 バーテンダーによると、その店で海兵らが騒いで出禁になった時、オズボーンは騒ぎに加わるのではなく、一人離れてレベッカを見つめていたという。 酔って暴れる連中より、逆にオズボーンの方が危なく見えたということらしい。 ハワイ島では、テナントと一緒だったリードが姿を消す。 オズボーンに関して責任を感じてと言った。 ジェシーとカイは無事のカーク一等軍曹を発見し、身柄を確保する。 カークによると、オズボーンは些細なことですぐに切れるのが有名で、5名のチームが森を進んでいたら、いきなりオズボーンがウォリスにナイフを突き刺し、ブルグが2人を引き離そうとして撃たれてしまったという。 ルイスとカークは逃げ出したが、ルイスは撃たれてしまった。 オズボーンはレベッカに異常なほど入れ込んでいただけでなく、彼女をひどく傷つけた。 危険なので今すぐここを立ち去ろうというカークに、ジェシーたちは捜索を続けるという。 リードに置き去りにされたテナントは、オズボーンが仕掛けた罠につかまり、飛んできた丸太に倒されて頭を打った。 朦朧としながら歩くテナントは、森の中の小屋を見つけ助けを求める。 小屋からライフルを持った女性が現れ、何も関わりたくないとテナントを拒絶するが、何とかテナントは家に入る。 女性は外界との接触を避けており、テナントに30分経ったら出ていけという。 カークは無線機を使えばオズボーンに悟られると言い、オズボーンは信用できないと言ったところで狙撃されてしまう。 近くにオズボーンがいる、蘇生術を施そうとした時にリードが現れた。 気を失ったテナントを置いてきたままで、さらにオズボーンを追うという。 テナントは女性が空砲のライフルを向けている事を知り、なぜここにいるのか問う。 女性ははるか昔に少女がジャングルに逃げ込んだと話し始め、テナントに「ごめんね」といい、ますますテナントは混乱する。 ケイトとアーニーは海兵隊の訓練施設に到着し、ドローンを使ってレベッカの痕跡を追う。 レベッカが被っていたらしいキャップが見つかり、周辺を捜索すると懲罰用の箱が見つかった。 この中で訓練生は耐えるのだが、そこでケイトはレベッカの遺体を発見する。 全身に激しい打撲と骨折の跡があり、検視官は複数の人間が暴行に加わっていると指摘する。 その頃、サムはハワイ島へと向かっていた。 テナントを探すジェシー、カイらにオズボーンが攻撃をしかけてきた。 テナントと謎の女性との会話は続く。 女性は事件のことを知っており、オズボーンが問題を抱えているのを知っているなら、なぜリードはオズボーンを訓練に参加させたのか、オズボーンはテナントを殺すこともできたはずなの,なぜ殺さなかったのか、などとテナントを問い詰め、空砲のはずのライフルが火を吹いた時、誰もいない小屋の中で一人きりだということに気づく。 外ではオズボーン相手に銃撃戦が続き、サムも到着する。 現場に戻ったテナントがオズボーンと対峙し、テナントが撃たれそうになった時、サムが窮地を救う。 リードがオズボーンに襲いかかり逆に刺されてしまう。 サムはそこに割って入り、オズボーンを止める。 オズボーンの身柄を確保しホノルル支局で尋問すると、レベッカを殺したのは仲間の海兵だと思うが証拠がないという。 彼らの危険性をオズボーンはレベッカに話したが、レベッカは聞き入れずにレイプされ殺された。 仲間は目障りなオズボーンを消そうとし、オズボーンは弾薬や罠などの準備をして訓練に臨んだ。 しかし殺せと命令を出したのはリードだった。 レベッカから検出されたDNAで、リードも暴行に加わっていたことも証明された。 リードは逮捕され、レベッカ殺害に関するオズボーンの容疑は晴れた。 サムは4名を殺したオズボーンは正当防衛で裁かれることとなろう。 サムは海兵は一生海兵だと慰める。 自宅に戻ったテナントは幼い子供と一緒に写った写真を見て、森の中の謎の女性は、テナントを捨てて家を出た母親だったと気づく。 これは、テナントにとって母を探す、ということなのかもしれない。 最初「ランボー」かなと思いました。 「トラウトマン大佐」役のリード中佐もいたし、これではNCISのとても捜査官では太刀打ちできない。 オズボーンは悲惨で過酷な戦争体験で心を病み、追い詰めれば追い詰めるほど牙を剥く。 というところで引っかかったのは、海兵なら飲み屋で騒いで暴れても当然、と捜査官たちがいうところ。 今回のチームもあちこちで問題を起こしており、女性も被害にあっていた。 当然、日本でもどことは言いませんが、同じような極悪非道な出来事があるということですね。 オズボーンは軍事裁判になるでしょうが、その際に単に罪を軽くしてもらうだけでなく、兵士たちが社会でどれほどの犯罪を起こしているのか告発し、間違いを正すようなきっかけにしてもらいたいです。 サムはあっさりと正当防衛だと言っていますが、もしかすると軍をあげてオズボーンの口封じをするのかな、と思いました。 テナントの幻の件は、上手くやったなと思いました。 「LOST」ぽかったですけど。 だから、テナントは唐突に家の中の整理をしていたわけですね。 幼い頃に家を出た母親探しと、行方不明のマギーの逮捕、これは残り3話で片付くのか、というところですが、残念ながら最終話は後わずかのところですが、間に合わなくなりました。 また再放送があれば、キャッチアップしますね。 ところで、カイとジェシーのキャラが定着してきて、すっかり良い感じのコンビになりましたね。 カイはもっぱら癒し系のゆるキャラみたいに見えますが、「力の指輪」では絵になる、存在感のある演技で印象に残っていました。 彼は本当に魅力を持っていて今後も映画やSF系の作品などいろいろ活躍しそう。 このシリーズで彼に出会えたのは良かったなと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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