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子育て母さんで終わりたくなくて

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2006年09月11日
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カテゴリ:父の闘病
1月から入院していた父が、先週、他界しました。

病院の先生から、病状や余命をはっきり聞いていたので、
慌てることなく、姉やおばに連絡を取り、
無事に葬儀を終えました。


危篤のときは延命措置を絶対にしないでくれと
姉と私の一致した意見を先生に伝え、
先生は理解してくれました。

連絡をもらって10分くらいで病室に飛び込んだのですが、
残念ながら、数分の差で父は旅立ったそうです。

先生には自分たちの要望をきいてもらえたので、
間に合わなかったのは残念ですが、先生方には感謝してます。


それまで手や足首、足の指から点滴を受け、
栄養が取れないからとチューブを鼻から胃に通し、
そのチューブをとらないように、拘束をさせてくれと
医療行為だからと言われた後にサインを自らの手でしたことが
父が他界するよりも、なぜかつらかったです。

父は以前より安楽死を希望していたので
(まだ安楽死は今の医学では認められてないので)
チューブや拘束は父にとって不本意だったろうなと思います。

でも、必要な医療はしていかなくてはいけないという
病院としての使命もわかります。

拘束されていた父を見舞ったときは、
認知症がどんどん進んで、自分の状況がわかってなければいいな~
…なんてことも思いました。

看護婦さんの手が回らないときには
お願いだから、おとなしく寝て、拘束をされなければいいけど
…と拘束するところを想像したくなくて、
子供たちの世話に集中して、考えまいとしてました。


子供たちは父のチューブや点滴、拘束を見てました。
絶対治る、そのためにはこの治療が必要と思っていたようで、
死を伝えると、どうしてあんなに痛いことをしたのに…と怒ってました。

完治できないのに、なぜ医療行為を続けるのかについて
納得ができてないようです。

最近、パワーストーンに興味を持っていた長男は
これは病気に効くんじゃないのかと、拾った石を
父のベッドの近くに置いてました。

とても余命については伝えず、そうだね~としか言えず、
子供たちをだますような結果になりました。


幸い?長男は次男の交通事故のショックで通っている
カウンセリングがあるので、
そのまま通院して様子を見るつもりです。



私は両親の看病、介護などを自分の手でやってきたので、
悔いはありません。
なんで自分ばかりとは考えてません。

近くにいるのは私だけだから、仕方ないでしょう。
飛行機で2時間かかるところにいる姉に
ちょこちょこ来いなんて、現実的には無理な話です。

看護や見舞いにいつも行けたのは夫や子供たちのおかげです。
幼稚園のママたちが子供を預かってくれたこともあります。
決して、私一人でやりとげたわけではないんだということを
ずっと忘れずにいようと思います。


目の前で弱る姿は見ていてつらいものでしたが、
遠くに嫁いでいる姉は私よりも精神的にきつかったのでは?
と思います。

が、姉は自分の考えを話すほうではないので、
今でもよくわかりません。


自分の気持ちの整理をきちんとできたらそれでいいと思います。



今は役所に書類を取り寄せている(といっても、姉や夫にお願いしてる状態)
段階で、書類が来てからやる作業以外はありません。

姉夫婦や夫がばたばたと動いてくれたので、
私はかなり楽をさせてもらいました。

とりあえず、たまった洗濯物をしっかり干そうと思います。
(今から4回目の洗濯です…)








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最終更新日  2006年09月11日 11時01分53秒
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