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September 20, 2004
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カテゴリ:旅行系
山形県を旅行した際につくった両手の傷が疼きます。今日、一日中、患部が熱く、ジンジンと痛みました。見ると、傷口が腫れ上がり、化膿が始まっています。治るまで多少時間がかかりそうです。

ケガをしたのは、肘折温泉(最上郡大蔵村)へ行った19日午前のことです。温泉街全体を見下ろせる小高い丘の急斜面で、僕は写真を撮り終え、降りようとした矢先に転倒。そのままアスファルトの上に叩き付けられました。

カメラの無事を確かめ、ホッとしたのも束の間、左手の拳と右手の手首上部の肉が、1ミリほど抉られているのに気付きました。涼しいような感覚、やがて激しい痛み。その後、訪れた温泉で、傷を見て、顔をしかめた人たちの心配そうな眼差しが印象的でした。

ただ、まるで山形県が「旅行したことを忘れないでね」とアピールしているようにも思えます。痛みに耐えながら腫れた傷口を見ていると、ケガをしたことだけでなく、黄金色した稲穂、温泉に漂う硫黄の香り、美味しい芋煮など、旅行した際の記憶が合わせて甦るからです。

その思いを知り合いに伝えると、呆れたように溜め息一つ。そして、一言、つぶやきました:

「山形県は、もう二度と来ないでねという願いを込めて、あなたに傷と痛みを与えたんじゃないの」

なるほど、そういう解釈も否定できません。。。





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Last updated  September 22, 2004 12:55:32 AM
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