３日、とても寂しい思いをしました。うさぎのちょびくんを遊んであげようと、ちょっかいを出したのですが、ちっとも相手にされません。それどころか、僕の顔を見るなり、逃げ出す始末。とても悲しくなりました。

理由は何となく分かります。先日、嫌がるちょびくんを無理矢理に押さえつけ、ニッパーで伸び過ぎた前歯をカットしたからでしょう。出来るだけ素早く対応したつもりですが、足をバタつかせて逃げようとするちょびくんを思い出すと、今でも胸が締めつけられます。

しかし、仕方なかったのです。上下の前歯が伸びに伸び、山羊の角のように、巻いた感じになっていました。水を飲むにも邪魔そうで、少なくとも応急措置は必要だったはずです。良かれと思って処置したことが、逆に悲しい結果に結びついてしまい、とても残念です。

遥か彼方へ走り去るちょびくんの背に向かい、僕は「分かってくれよ」と、思わず独り言ち。すると、聞こえたのでしょうか。ちょびくんがやにわに立ち止まり、こちらへ向き直ります。そして、じっと見つめ返してきました。

気持ちが伝わったような感じもして、とても幸せな瞬間でした。。。