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テーマ:今日の出来事(291803)
カテゴリ:グルメ系
食の好みが分かれるところです--。23日夜、仲の良い知り合いTと居酒屋へ行き、「明太子とクリームソースのきしめん」という創作料理を食べました。僕は、ほぼ違和感なしだったのですが、Tさんは幾らか不満顔。「これは離乳食に違いない」と、皮肉交じりにこぼしました。
Tさんの離乳食という感想について、分かるような気もします。パスタの代わりに使っているきしめんに、コシがまったくないからです。食感がふにゃふにゃしており、歯の生え揃わない乳幼児が食べても良さそうでした。そこにミルクをベースにするソースがかかっているのだから、まさに言い得て妙なのかもしれません。 ただ、僕は明太子とクリームソース、それ自体が好きなので、きしめんの食感は、それほど気になりませんでした。むしろ、茹で過ぎとも言えるほどのふにゃふにゃ感が、ソースによく絡んで、美味とすら感じます。店の側に立って考えても、まずい料理をメニューに載せるはずないので、僕と同じような評価も相当数あったことでしょう。 それにしても、Tさんは面白い表現を使います。かつて、インスタントラーメンのスープについて、「ケミカルな味がたまらなく旨い」と言い、喜んでいたような記憶もあります。的確に言い当てており、それ以来、僕もケミカルという言葉を使うようになりました。 しかし、今回の離乳食という表現に関しては、これから利用するか微妙なところです。イメージこそ湧きますが、離乳食の味を正確に覚えていないからです。 ところで、時代が流れ、テクノロジーが更なる進化を遂げた暁には「ケミカルな離乳食」が作られていそうな気もします。その場合には、是非一度味わってみたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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