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November 9, 2004
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カテゴリ:読書系
いつか読破するための時間をつくります--。9日、清水久典著『死にゆく妻との旅路』を読み、またしても、10頁進むのがやっとでした。つい感情移入し、どうしてもウェットな気分になるためです。先が気になるにもかかわらず読み終えるのに苦労する本は、これが初めてです。

『死にゆく妻との旅路』の頁を繰るのは久しぶりで新鮮な気分で臨みましたが、やはり途中で止める結果になりました。借金に追われる夫とガンに冒され余命幾許もない妻との「遅過ぎる心の通い合い」があまりにも切ないからです。今日こそ読み終えるという意気込みは、虚しく空回りしました。

もはや、読破するのを義務のように感じます。折角、購入した本を途中で投げ出すことはできません。貧乏性が作用しているせいでしょう。ただ、目を背けずに読み終えたいという気持ちもあります。心を深く抉るストーリーだからです。厳しい現実を直視するとは、こういうことを指すのかもしれません。

読み終えた後、読書好きの知り合いTに渡すつもりです。ずっと手元に置いておくと、切なさを引き摺りそうな気さえするからです。そのため、Tさんへ「すごく哀しい本だけど読み終えたら貸すよ」と、メールで早々に宣言しました。すると、こんな返事:

「ここのところ、ウェットになる本は避けているのだ」

紹介する言葉を「心を刺激する内容だから・・・」にしておけば良かったと後悔し、さらにウェットになりました。。。





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Last updated  December 4, 2004 06:19:50 PM
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