タイの雰囲気満点です－－。２０日、料理の師匠Ｔにタイ風カレーなどエスニック料理を御馳走になりました。本格的な出来栄えに目でビックリ（＝写真）、現地さながらのスパイスの香りに鼻でビックリ、あまりの美味しさに舌でビックリという３拍子揃い踏みで、心行くまで堪能しました。

テーブルの上に並ぶグリーンカレー、ココナッツカレー、生春巻きなどを見て驚きました。まるでタイ料理のレストランに入ったみたいだったからです。香辛料や香菜の独特の香りも食欲をそそります。Ｔさん宅へ伺う途中、スコールのような土砂降りに見舞われたのも、期待を高めてくれました。

料理の中に、Ｔさんのこだわりの深さを垣間見ました。自分で吟味し抜いたスパイスをカレーに入れ、さらにタイ米まで使うという徹底ぶりです。「本場の味と香りを追求した」と言う通り、僕がタイのチェンマイで楽しんだカレーの味を見事に再現しており、とても嬉しくなりました。

まろやかな口辺り、そして徐々に広がるピリッとした辛味がビールの苦味の効いた炭酸とよく合います。タイ料理へのこだわりについてＴさんに尋ねると、Ｔさんは「エスニック料理がブームだった頃、徹底的に香辛料を研究した」と、にっこり。自信ありげな素敵な笑顔でした。

ただ、ビールがキリンでなく、タイのシンハービールだったなら、さらに良かった気もします。そこで、非の打ちどころない料理であったにもかかわらず、敢えて苦言を呈すると、Ｔさんは一言：

「ビールを差し入れたのは誰だっけ？」

どうも墓穴を掘ったようです。。。


今や男性も料理をする時代、僕も頑張らねば。。。