可愛がっているうさぎは小悪魔です－－。２５日、うさぎの「ちょび」を抱いて写真を撮ろうと格闘しましたが、完敗でした。抱っこしている間は大人しいのですが、カメラを向けると必ず暴れます。撮影をあきらめ、しょんぼりしていると、僕が苦労して買った餌を美味しそうに食べ始めました。憎もうにも憎めない可愛さに、思わず溜め息が出ます。

クリスマスの記念に、ちょびと一緒に写真を撮っておこうと考えました。両手で抱いていると、しばらく、じっとしているのを知っていたからです。その間に撮影しようと企み、行動に移しました。ちょびと仲良く並んだ写真に期待も膨らみます。

座っていると、いつも膝に乗ってきたり周囲をクルクルと回ったりするので、捕まえるのは簡単です。しかし、片手にちょびを持ち替えると、強烈な蹴りを２、３発浴びせ、易々と逃げていきました。それから数度トライしましたが失敗し、こちらが音を上げました。

悔しい気持ちで一杯です。溢れかえる人混みの中、苦労してペットショップを探し、重たいちょびの餌を運んできたのに、つれない仕打ちと感じました。僕は「もう遊んでやんない」と、ちょびに宣言し背を向けました。ちょびは後ろ足で立ちながら、きょとんと僕を見つめていました。

「カリカリカリカリ」。しばらくすると、遠くの方から聞き慣れない音が聞こえてきます。振り返ると、ちょびが夢中で餌を食べている様子。たまに僕の方を見やりながら、もぐもぐと口を動かします。その仕草が「カッテキテクレタ、タベモノ、スゴクオイシイヨ」と言っているようで、とても嬉しくなりました。

僕はすっかり機嫌を直し、ちょびの頭をやさしく撫でると、ちょびは気持ち良さそうに目を閉じました。改めて、ちょびを可愛いと感じた瞬間、ふと頭を過ぎったことがあります：

「俺、コイツに振り回されてる」

振り回されてやるのも「男の甲斐性」と、すぐに気持ちを切り替えました、、、ただ、ちょびは雄うさぎであるのが気になるところです。。。