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テーマ:今日の出来事(291784)
カテゴリ:グルメ系
昔ながらの慣習を大切にしています--。7日夜、僕のたっての希望から「七草がゆ」をつくってもらいました(=写真)。塩だけの味付けのため質素でしたが、とても美味しく感じました。日本の伝統的な「食の慣わし」を実践できたことが、一層味わいを深めたのかもしれません。
朝、目覚めた時から「七草がゆモード」でした。通勤電車の中で「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」と、粥に具として入れる「春の七草」を無意識につぶやくほどです。季節を感じさせる習慣を楽しみたいという気持ちで一杯でした。 仕事後、デパートの地下街へ寄り、「春の七草セット」を購入、宝物を持つようにして帰りました。ランチ抜きで働いたこともあり、スパイスの効いた肉料理をしっかり食べたくもなりましたが、実際に七草がゆを食べると、これが結構なボリューム。見た目こそシンプルですが、十分満足しました。 1月7日に七草がゆを食べるという習慣は、江戸時代に広まったそうです。「五穀豊穣」や「家内安全」を祈りながら、七草の入った粥を食べたと言われています。こうした日本特有の食文化を踏まえつつ、食事を楽しむのは粋です。気持ちが豊かになり、とても幸せな気分になります。 ところで、粥は水分が多いため、実のところ茶碗一膳分の量にもかかわらず、それ以上にたくさん食べた気がします。空腹だったはずの僕は、すっかり食欲を満たされ、腹を擦るばかり。その様子をちらりと見て、本日の七草がゆの「調理人」は一言: 「これから粥で腹を満たし、食事の量を減らすのも一計だな」 目が真剣だったのが気になります。。。 【写真】 一見質素とは言え、食べ応えのある七草がゆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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