宗教って・・・
私自身、こだわって信仰しているものはない。ただ寂聴さんの『和願施』の言葉が好き。キリスト教?の『汝の敵を愛せよ』と思えたらいいのに…とは思う。宗教心というより、毎日ご先祖様に、仏様に水や花や…と敬うのみ。それでいいと思ってる。昨日オウム真理教の元教祖に死刑判決が下った。その裁判すべてが最終的に終わっても、亡くなった人々の身内たちの気持ちはいかばかりか、心や身体を病まなければならない人も、まだいるのだからそのことについては、当然と思ってしまう。アメリカでは、死刑存続の是非についての運動やその映画を目にしたりする。『デッドマン・ウォーキング』『ライフ・オブ・デビッド・ゲイル』そして『グリーン・マイル』も死刑を考えてしまう。映画では、登場人物の目線や伏線によって死刑の是非を問うように作られているせいかそれもわかる。オウムの事件は、国内のせいなのか、被害者の立場を考えるのが多いせいなのか、死刑反対とは言えない。今でもそのどんな教義か知らないけれど、信仰している人がいるのが信じられない。結婚した当初、近所でお茶会があると言うので誘われていったことがある。まさかある宗教を信仰している人が殆どの会合とは知らずに。。。一緒に誘われた同様の人もギョッとしていた。勧誘を増やせば、自分にも良い運が回ってくるとか寄付を増やせば、功徳が増えるとか。挙句の果てにこんな台詞が・・・「ある家の子供さんが、受験に失敗したので今がチャンス」「あそこの家は、病気の人が多いから行ってみたほうがいい」「○○宗は家が滅びるとか、○×宗は精神病が多いとか」信じられないです。人の弱みにつけこみ、営利主義になっているのがわからないのだろうか?で、本人はその人のためだと…良い事をしていると思っている。その信仰心がその人にとって、心の糧になっているならそれはそれで構わないけどわたしはそんな宗教の押し売りなんて御免です。その類には、関わりたくもない。