V.スピリット 【No. 39】 ビジネススクールが必要な理由
■□■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■□■ ◆◆ V.スピリット ◆◆ ~リーダーへの提言~ ■□■□□□□□□□□□□□□□□□□□□ No. 39 □□■□■●V.スピリット読者の皆様ゴールデンウィークが終わり、やや倦怠感が漂っているよですが、いかがお過ごしでしょうか?こんな時は、少し背伸びをするようでも新しいことに挑戦してみたり、高い目標を掲げてみたり、プレッシャーのかかるイベントなどに参加してみるのも良いかも知れません。━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2007年 5月11日発行 ━━【目次】●今月の提言【1】: ビジネススクールが必要な理由●今月の主張【1】: 人間性●余談━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●今月の提言【1】: ビジネススクールが必要な理由~ビジネススクールに通う必要はないが、ビジネススクールは必要~ビジネススクール、MBA(Master of Business Administration)、経営大学院などの話をすると世間の風当たりは冷たいように思われる。年間のMBAの日本人入学者数を日本内外で2,000名程度(平均)と見積もり、入学者と同数の卒業生が毎年生み出されるとして、30年代のビジネススクール出身者が活躍していると仮定すれば、その数は6万人となる。これはおよそ6,600万人の労働力人口の約1,000分の1、つまり、0.1%弱である。これでは、ビジネス教育を受けた者が、マイノリティとして迫害的な扱いを受けたり、肩身のせまい思いをしても仕方がないかも知れない。一方、アメリカではどうだろうか?正確なデーダを持たないので大雑把に推測してみたい。アメリカには300校以上の認定されたビジネススクールがある。毎年各校平均200名のビジネスリーダーの卵を生み出しているとすれば、毎年の卒業生は6万人となる。30年代分とすると180万人となる。これはアメリカの労働力人口およそ1.5億人の1%強に当たる。アメリカはビジネススクール発祥の国であり、人口も日本の2倍以上である。さらに世界中から優秀な人材を集め、高等教育や専門教育においてアメリカは世界を主導していると言って過言ではない。それにしても日本とアメリカのビジネス教育を受けた人口の差は明確である。概算ではあるが、いくつかの仮定をおくことで大まかに実体をつかんいると言えそうである。【続きを読む】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●今月の主張【1】: 人間性人柄や人となり、人としての姿勢、心の性質などは言葉で伝えることが困難である。「優しい」、「寛大だ」、「心が広い」などという言葉で人の性質を表現することが出来るが、同じ言葉で様々な人の状態を表すことが出来る。「真冬に溺れかけている子供を川に飛び込んで助けた」、「お金がなくて食べるのに困っているのに、苦労して手にした食べ物を惜しげもなく、腹をすかせている仲間に分け与えた」、「皆が嫌がる仕事を愚痴も言わず、黙々とこなしている」など事例で説明した方が、直接人の性質を形容するよりも雄弁である。「優しい」と言われても、どれだけ優しいのか分からない。極端な場合は、取り立てて優しくないのに、「優しい」と言うことも出来る。「病気の弟を寝ずに看病した」という方がイメージが伝わる。【続きを読む】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●「V.スピリット」に対するご意見・ご感想などは次のアドレスに お送り下さい。 best@wildbearcorp.com●メールマガジンの登録・解約: http://premium.mag2.com/mmf/P0/00/35/P0003541.html●免責: 「V.スピリット」は変化に挑み、価値を創造し、勝利するための 切り口、問題意識、思考についてのワイルドベアコーポレーシ ョンの見解や仮説を配信するメールマガジンです。 内容の正確さや信頼性について十分注意しておりますが、 内容の正確さや信頼性を保証するものではございません。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●余談注意していると、あるいは、本当に必要としていると、ほとんどお金をかけることなく、得がたい機会を手に入れることが出来たりするようです。そのような得がたい機会を手に入れるために多大な労力や時間、金銭的・非金銭的な費用がかかるのかも知れませんが、あきらめないで探し続けると道が拓けるものだと実感しています。(猪熊)□■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■□発行者: 株式会社ワイルドベアコーポレーション 代表取締役 猪熊篤史 (本社) 〒176-0023 東京都練馬区中村北3-15-16-501 (Eメール) best@wildbearcorp.com (URL) http://www.wildbearcorp.com□■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■□