埼玉県所沢市で学習塾を営む塾長の頭ん中

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• 21日までの授業について

  今、携帯からの更新しかできないため、簡潔に書かせていただきます。計画停電ですが、電力の需要が高まれば供給を制限するというものです。ということは、みんなが節電すれば停電しないということ。そこで原則、授業は行うとしてきましたが、そんな中でのこの寒さ。しばらくは、かなり需要が高まることが予想され、ほぼ間違いなく停電は行なわれるようです。そこで、今後は停電時間が授業に被る場合は休講とし、振替日を別に設けることにします。予定どおり（？）に行けば、来週の火曜日が対象になるでしょうか。東京電力のホームページには21日までの予定しかまだありませんので、それ以降はわかりません。しかしながら、『停電時間が授業に被れば別日に振替』で今後は対応して参ります。この未曾有の大災害、日本国民みんなで絶対になんとかしてやりましょう！

  2011.03.18

• 明日・・・

  明日は延期になった東所沢教室の卒塾式を行います。時間は13時から16時くらいまでかな？その後は、平常通り授業を行う予定です。（起こるかどうかわからない停電で休んでばかりいられませんから）さて今、教室で一人一人を思い出して最後の言葉を書いているところです。今日で３日目になるのですが、一人に１時間くらいかかるのでまだ終わりません早く書こうと思えば書けなくもないのでしょうが、どうしてもできない。当たり前ですね、こ～んな小さな頃からずっとずっと一緒にいたのですから。がんばらないと。

  2011.03.15

• 保護者の方々へのご連絡

  本日、東所沢教室では「卒塾式」を行う予定でした。しかしながら、祝福して送り出すにはふさわしくない日ではないかと、葛藤した結果、延期とすることに決めました。また、今入った情報によると、明日は計画的に停電を行うとのこと。所沢市内は真っ暗になるかもしれません。さしあたり、安全面を一番に考え、明日の授業はすべて休講とします。明後日以降は、また情報を集めた上でどうすべきか、その都度判断していくつもりです。※なにせ情報が錯そうしていてどれが本当かわからない。さて、このたびの未曽有の大災害。映像を見ていて背筋に冷たいものが走る、というよりも、何か現実ではないような、まるで昔の映像を見ているような、そんな感覚に陥っています。僕の母方の実家、岩手県の三陸にある山田町。自然あふれる小さな漁港。その美しくさざ波しか立てなかった海が・・・一瞬にして町を飲みこみました。町はほぼ壊滅状態にあります。先ほど父から連絡があり、今まで全くわからなかった親戚の状況が少しだけ、すこしだけですがわかりました。一番近い存在であった叔父と叔母。叔父は無事、しかし叔母は行方不明だそうです。その他にも、たくさんの親類の行方がいまだ不明とのこと。町の方々は家財道具どころか、家もほぼ流され、体一つで避難場所にいるそうです。町を歩けば、町の住民みんな顔みしり、至る所であいさつの声が聞こえる、そんな温かい町。今の僕には何もできません。祈ることしかできません。ただ、このような事態が自分の周りに起こった時にどう動くべきか、冷静に対応できるよう、この現状を心に焼き付けておくだけです。

  2011.03.13

• 特徴は「空気」

  8期生のメンバーが、続々と結果報告をしに来てくれています。そのうちの幾人かが、後輩たちのために働きたいと、ウィルの講師陣に加わってくれます。今年、大学を卒業し引退する講師たち。一方で、大学に入学し加入する教え子たち。今年も熱くなりそうです

  2011.03.06

• 認知と評価

  僕たち3人が、夢と志を胸に、わずかのお金をかき集めてやっとの思いで教室を立ち上げた20代前半の頃、どうしたら多くの方々に知っていただけるか、そればかりを考えて、袋のラーメンを3人で分け合いながら生徒たちのことを語り合っていました。あの頃を思い起こすと、今の幸せを感じずにはいられません｡一方で、認知されたからには、評価されます。された評価を上回るために努力して、さらなる評価を上回るために努力する。大変ではありますが、その見返りとしていただける生徒や保護者の方々の笑顔。これを思い浮かべると・・・カッコつけた表現で書いていて恥ずかしいんですが、なんというか・・・本当に幸せなんですね。それがまたさらなるパワーになるんです。で、ここからが本題なんですが・・・最近、実力に相応しくない、あまりにも高い評価をいただいているような気がしています。○○塾の先生が「所沢のウィル先生ですか！噂を聞いています。有名ですよね」と、先生のことをよく知ってらっしゃったんですよ！なんてのは、よく耳にするようになりましたし（もちろん、その方のことは存じ上げません）、メールで「先生の教育法を学ばせてください」なんていただいたりとか、どこどこの塾の会合で先生の話が出まして云々、とか。つい先日は「静岡の△△塾の先生から紹介を受けまして、ぜひ先生の塾を学ばせていただきたいと思い・・・」というお電話をいただきました。その静岡の方を僕は全く知りませんでしたし、聞けば電話のその方は、13もの塾をまとめていらっしゃるような大ベテラン！むしろ、こちらが学ばせていただくような方。そんなそんなとんでもない！と丁重にお断りさせていただきました。さすがに光栄を通り越して過大な評価、そんなすごい塾には、まだ全然なれてない。分不相応な評価は、上回れないゆえに悔しい。また、評価を裏切ってしまうことがなによりも悲しい。きっと、このブログがそういったきっかけを作っているのでしょうね。もちろん、在塾生の方や生徒、なにより内部の先生方も見ていますので、嘘や誇張はまったく書けません。※嘘など書いて、内部の先生にがっかりされたら成り立ちませんので。どこにも負けない！どこよりも優れている！そんな自負は当然ありますが、そうはいっても、まだまだまだまだ発展途上の塾。悩んで、迷って、決めて、また悩んで・・・何かをつかんではまた先に何かを見つけて、そんな30代半ばの若造3人です。「伺わせていただきます」なんて、そんな大層な人間じゃない。「ちょっと、新宿あたりで飲んでるんだけど来ません？」くらいの、そんなもんです

  2011.03.01

• 後期受検組

  昨年から、前期・後期の２回勝負方式（どちらも競争率ほぼ変わらず）を採用した埼玉県立入試。ちなみに、今年で最後来年度からは入試は一度きりの、まさに「一発勝負」になる。センター試験についてよく言われていることだけれど、そもそも一発勝負は脳科学的に女の子に不利だそうだ。いや、男の子に有利と言い換えた方がいいのかな？緊張感が高まれば高まるほど、女の子は動けなくなり、男の子は研ぎ澄まされるらしい。車に轢かれそうになったときにしゃがんでしまうのが女の子、とっさに飛べるのが男の子、ということなんだろうか。でも、そもそも通知表はあきらかに女の子有利なので（これは県の統計でも明らか）、調和がとれると言えば、とれるのかな？さて、11期生で惜しくも前期を逃し、後期へ回った生徒は全部で8名。市立浦和　2名所沢北　　2名川口北　　1名松山理数　1名所沢　　　1名朝霞西　　1名学力的には問題ない。後は、強い精神力。残すところ5日。1日6時間睡眠、お風呂とご飯で4時間、その他の休息の時間2時間として、1日動ける時間は12時間。学校ではやるべきことをしっかりしなければならないので、そこから学校内活動の時間を引くと、時間は限られているのがよくわかる。「がむしゃらにやる！ではなく、やるべきことをすっきりさせて、それだけに集中する方がよい」彼らにはそうアドバイスしている。どうにかして、8人全員で抱き合いたい。さて、話は変わって、卒塾生の大学合格の報告が舞い込んできている私立組はまずまずなのか、な。国立組（といっても、筑波2名）は厳しそうだ。その中の幾人かが、今度は講師として、後輩たちに役立ちたいと言ってきてくれている。ホントうれしいただ、履歴書に「受験での勝ち負けだけではなく、学ぶことの楽しさ、人としての成長を求めていく貴塾の教育に惹かれ、志望しました」とか書いてあるのを見て、うれしさよりも先に、時の流れを感じて遠くを見てしまいましたが（笑）。この前も、9期卒塾生の2人が数学を教えてほしいとやってきたとき、彼女らの中学時代を知る、5期卒塾生講師のYが彼女らの教科書を見て、「うわ！高校3年生？！え？！え？？来年、受験？」と、めちゃくちゃ動揺してたっけ。時の流れって早い。時の重みってすごい。人生は時の積み重ね。どれだけの時を積み上げてきたか、周りの人にはちゃんとわかってしまう。今の15歳も、あっと言う間に大人になる。そう考えると、大事なものは何なのか。勝ち負けももちろん大切だけれど、こういった日常とは違う状況であればなおのこと、真正面から向き合って、今という瞬間に全力投球してほしいと強く願ってます。

  2011.02.27

• 

  視点

  しっかり見ているつもりでも、実はそれは一部でしかない・・・かもしれない。モノの見方は大事だよ、という例。

  2011.02.25

• 募集状況

  新中学2年生（現在1年生）に空きができました。広告には『満席　募集終了』と書いてありますので、お問い合わせはいただけないかもしれません。・・・ということで、ここでご報告。ご興味をある方は、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。

  2011.02.25

• 前期合格発表！

  いろいろ迷ったけれど、今年は市立浦和の発表に行くことに。あれだけの高倍率（2.38）の合格発表なので、かなり盛り上がるかと思いきや、意外にもそうでもない。「そうか。後期が同じ倍率であることを知っているんだもんな」一昨年までとは違う、２回勝負ということを思い出して納得。それにしてもさすがは市立浦和。不合格を突き付けられた直後は泣きじゃくる女の子たちも、帰路に着くころにはその全員が敗者の顔ではない。次は絶対に受かって見せる！その目の奥には闘志がみなぎっている。「受かるんだったら後期の方が絶対にいい！」「苦難を乗り越えた時の喜びがハンパない！」これは昨年の後期合格者、ほぼ全員の声。さて、後期試験まで残り8日。携帯の番号をみんなに知らせ忘れてしまったので、生徒たちの結果はまだわからない。合格だろうと、不合格だろうと、いい顔をして来てほしい。もし不合格になったとしても前半が終わっただけ。後半もほぼ同じ倍率で、同じ確率。さあ、みんなはどんな顔をしてやってくるのかな？

  2011.02.24

• 生徒募集状況

  広告を折り込んだのが日曜日だったので、昨日が折り込んでからの初日。新中学３年生の枠ですが、すでに抽せんが確定されてしました。今まで幾度も抽せんを行ってきましたが、抽せんから外れてしまってお子さんと帰られるその表情は、今も忘れられないほど、思い起こすと今も胸をぎゅっと締めつけられます。僕がそうなのですから、お母さんとそのお子様のお気持ちを察すると・・・。そういうわけで、新中３生につきましては、広告を出してまだ１日ではありますが、募集を停止、大変心苦しいですが、これ以上のお問い合わせはキャンセル待ちも含め、受け付けませんのでご理解ください。※　こんな思いはさせられない、と作った制度がキャンセル待ちです。キャンセル待ちの登録は優先的に電話連絡が来るというだけで、入塾を約束しなければならないわけではないですから、ウィルのご興味ある方は是非ご登録をお勧めします。ちなみに、他の学年におきましてはご入塾、キャンセル待ちの登録を随時受け付けております。なお、これは毎年多くの方からご質問を受けることなのですが、入塾説明会は３月、それまでは入塾を受け付けていませんと書いてあるのは小学４年生だけです。お間違えなさりませんようにお願いします。さて、前期合格発表はついに明後日。一人でも多くの合格の報告を受けられるよう祈っています。

  2011.02.22

• ちょっと長いですが読んでもらえるとうれしいです。

  今日は一日中、来期に向けての職員会議でした。全講師が集う、全体会議におよそ二時間半。各科に分かれての教科部会は、各科で異なるものの、ほぼ３時間から５時間くらいかな、方針や理論、技術や経験を交換し合いました。ちなみに、僕の担当科目は英語と社会。社会科部会では、今の「社会」にどう近づけ、どう繋げていくか。「知識はあくまで推論のための道具にすぎない」「知識の量よりも推論の手法を」といった、社会＝暗記科目という固定観念の打破への導き方。とにかく、「試験に出る」だとか、「点のため」みたいな、一歩間違えれば、学習という崇高な行為を低レベルなものに落とし込みかねないようなワードは極力避けて指導すべき旨を伝えました。ウィルは他の塾とは違って長い時間を頂いているわけですから、本当の教育、「人を育てる」を第一に考えて接することが絶対。先につながっていくような、生きていく上で役立つ力となるような、そういった指導でなければ詐欺だと思っています。英語科部会では、・論理を大切に！　勘は裏付けられる経験があってこそ。　3000時間以上、読みまくる、聞きまくる、話しまくる、それだけの覚悟がないなら、論理で解き進むべし。・品詞（特に名詞・動詞・形容詞）のイメージをしっかりと持たせること。・be動詞と一般動詞の違いをしっかりと認識させること。から始まり、全員に、難関私立の過去問の解説を読んで、自分で理解、納得できるだけの文法力を備えさせることが、ウィルでは求められていると伝えました。さて、ここからが読んでいただきたいこと。来期より導入の二つの試みについてです。ひとつは、社会科見学。そして、もうひとつが難関私立高校受験コース。社会科見学については、全講師満場一致で大賛成！ぜひやるべきだとなりましたので、ここで補足説明は致しません。もう一方の、難関私立受験コースについて、補足説明させていただきたいと思います。実は、この試み、実際に担当する講師以外の講師には、本日の全体会議で初めて公表したのですが、そこで多くの講師に言われたのが、ウィルは今まで同じところ（県立入試）を全員が目標にしてがんばっていく、この雰囲気がウィルの他とは違う大好きなところだったし、講師としても誇りだだった。東所沢の生徒層がどんどん上がって、そういった難関私立を目指す生徒が増えてきているのは見ていてわかるし、そういうクラス編成をした方が効率が良いこともわかる。でも、それだとゆくゆくはウィルもほかの進学塾と同じになるんじゃないか。率いる中心メンバーが変わらないので、本質は変わらないとは思う。でも、今後も年々生徒層が上がって、それに応えるべく講師の力量も上がって、どういう塾になっていくのか、ウィルが本当に好きなだけに不安だ。という声。こんなにも愛着を持っていてくれること、そして、中にいる講師のみんなが、この塾は特別な場所なんだと持ってくれていることに、心から感激しました。しかし、講師のみんなでさえも広告を読んで誤解している、ということは、広告をご覧になった方々も、もしかしたら誤解されているのではないか、これはすぐにでも訂正しなければならない。そこで、ここではっきりと言っておきます。難関私立受験コースはウィルの特長ではないですし、ましてや、そこに向かって進もうという旗印では断じてないです。教育に対する考えは何も変わっちゃいない。導入の経緯は、ずっと言い続けている、28人の生徒全員の頑張りに責任を持つということ、この一点にあります。県立専門とすることで、カリキュラムに余裕ができる、だからこそ深く掘り下げることができる。どんな生徒でも引き上げられる教育ができる。その特長によって大きく成長した生徒たちの中に、中３になる頃、申し訳なさそうに、僕に「私立に行きたいんだけど・・・」なんて相談してくる子がでてくる。３年も４年もの間、一緒に学んできた教え子。今まで僕らの指導に従って頑張ってきてくれた生徒。その子が自分で志望校を悩んで、考えて言いだしてきた、その学校が、私立だったからといって、「ウィルは県立専門だからあきらめてね」なんて絶対に言えない。今まではそういった生徒が一人二人だったので、個別に授業外で対応できました。でも、これが10人とかになるともはやそれでは対応しきれない。そして、近い将来そういう状況になる可能性が十分にある。これが導入の経緯です。ただ・・・僕らと頻繁に話す講師陣でさえも、ウィルの方針が変わったのか！？と思わせてしまうような書き方、問題ありますね「難関私立に対するブランドイメージ」これを僕らが思い誤ったのだと思います。僕らからすると、今までの県立レベルの内容を深く掘り下げることによって、高校進学後、その先にも生きる学力を育成する、というウィルの指導でも難関といわれる私立高校に合格してきた生徒がそれなりの人数いるわけです。では、そういった体制をより整えれば生徒たちにとってより良い学び舎と言えるのではないか、気持ちはそれだけだったのですが、講師たちが広告を見た瞬間、「難関私立コースがあれば、そこに入りたい！それの方がカッコイイって思ってそちらを希望する生徒が増えていくだろう。そしてそこに合格する人が増えていけば、さらにそういう生徒たちが増えていつの間にか受験バリバリの塾になってしまうのではないか」と、なんとも言えないさみしさを感じたという。（それにしても・・・そんなにも良いんですかね、難関私立のイメージ。すいません、僕個人的には、浦和や川越のような公立の名門校の方がイメージが良かったものですから。）ここでお詫びして、訂正させていただきます。最後に、ウィルの根幹は全く変わっておりませんし、変えるつもりもありません！

  2011.02.20

• 広告が出ます！

  明後日の２月２０日の日曜日。年に一度のウィルの広告が新聞に折り込まれます。以前のブログにも書きましたが、来期からウィルは新たな段階に入ります。その２つの新しい試みについて、紙面の関係上簡単ではありますが書いています。きっと・・・ですが、多くの方の支持をいただけるのではないでしょうか。小学生の間から時間をかけて、付け焼刃ではない高い学力を育む。同じメンバーで長い時間を共に過ごすことによって、その後もずっと続いていく「絆」、仲間ができる。そして、先輩、後輩とのつながり、「縁」ができる。学力ももちろん大事ですが、昔の学校にあった「大切なもの」もしっかりと彼らの心に残していきたいと思っています。

  2011.02.19

• そろそろみんなが帰って来るかな？

  普通科のおよそ75％の枠を決める前期入試が終了。さて、終わった今だから書けること。ウィルの大半の生徒が受験する、いわゆる進学校と言われる上位高校の場合、ランクを下げてまで合格を取りに来る生徒も少なく、学校間での受験者の移動はほとんどない。結果的に、前期も後期もそう倍率は変わらない。確かに枠は狭まるけれど、人も同じだけ減る。結果的に競争率は前期も後期もほぼ同じ。科目が５科から３科に変わるので、戦い方は多少変わるものの、何も焦ることはない。前期でほとんど決まっちゃうから、落ちたらもう可能性はない！なんて、思ってしまうのは明らかな間違いだよ。入試前じゃ、燃え滾る気持ちに水を注すかもしれないからあまり言わないようにしていたけど、勝負は２回なんだ。１回目の受験（前期）の経験をどう活かすか、今日から前期合格発表までの一週間、不合格になったと思って、気持ちを切らさないようしないとね。

  2011.02.16

• 試験当日に朝に言えることは・・・

  今日という一日を大切にすること。一生ずっと記憶に残る日にすること。空を見て、空気を感じて、呼吸するかすかな音、高鳴る鼓動、周囲の学生たちの表情、駅の外の景色、そのすべてを視界の奥底に留めてきてね。みんなが書いてくれた寄せ書きドリンク。仲間の気持ちごと、グイっと呑み込んで、さあ！行ってこい！

  2011.02.16

• 雪の降りつもる夜に。

  ついに県立入試まで残すところ約30時間。昨年を経験しているだけに、かなり倍率には慣れた感じの生徒たち。新聞で倍率が発表されても、志願先変更で微妙に倍率が変わっても、生徒たちはどこ吹く風。「要は点をしっかり取ればいいだけだから」なんて、さらっと言われると「そうだね」としか返せません（笑）。倍率が低かった頃のように、1.20倍が1.30倍になったら大騒ぎだろうけど、2.10倍が2.20倍になってもあまり気にならないんでしょうね。今年も、ウィルの生徒たちのほとんどが、倍率二倍（二人に一人が不合格）の人気校を受験。う～ん・・・僕はまだまだ慣れませんね志望校を学力より下げて受験するなら別として、妥当なレベルの高校を受験するなら、半分が落ちて当然という埼玉県入試。数字上は合格率50％以下の入試で、如何にその合格率を上げるか。県内のすべての塾、すべての生徒たちが今、必死に頑張っているわけです。シビアですね、首都圏は。僕の故郷、北海道（札幌を除く）では考えられません。全国の中学生はぜひこの現状をしっかりと認識してほしい。都会の中学生は修羅場くぐってるぞ！さて、そんな日々の中、今日は大雪。雪を年に数回しか見ない１５歳にとって、５センチ積もればそこは別世界。「雪合戦ができるのは今しかない！明日にはなくなってるかもしれない！」そう叫んでは、勉強そっちのけで大はしゃぎ。「もう子どもじゃないんだから騒ぐな！近所迷惑だぞ」そう制して、冷静さを取り戻させました（ごめんね）。でも、いい息抜きになったかな。今年の県立（第一）志望者は、私立組が多かっただけに、わずかに16名。川越女子　1名　市立浦和　2名　蕨　　　　1名　所沢北　　2名　和光国際【外語】　1名　川口北　1名　松山【理数】　1名　所沢　2名　浦和南　1名　朝霞　2名　朝霞西　1名　所沢中央　1名　なんとか一人でも多く前期で合格させたい。そのためには鬼にでもなる。うちの生徒だけは大丈夫なんじゃないか、こんなに頑張っているんだし。そんな甘い考えは昨年で捨てました。２倍はそんなに甘くない。最後の最後まで締めます！そして、終わったらすぐに後期入試の準備。

  2011.02.14

• 県立組14名

  塾内で行われた県立合格判定テスト。厳しい結果となった生徒は4名。残り15日間。今年も平均偏差値60を超えた11期生の志望校は高い（偏差値も倍率も）できることをやる。修正すべき点をあぶり出し、そこを修正するためにやるべきことをやる。冷静に、そして具体的に動く。がむしゃらの時期ではないよ。

  2011.01.31

• 私立推薦入試が終わって。。。

  ご無沙汰しております。とりあえず私立推薦が終わって、ひと段落。まだまだ私立一般、県立前期、国立一般と、気は休まりませんが、まずはひとつ終えて一息、という感じです。それにしても、こうやってブログの更新に意識を向けられるのはいつ振りでしょうか。こんなに更新していないのに見に来てくださる方々、僕の体調でも悪いのかと心配してくれる方々、そんな方々がいてくださることに正直なところ驚きで・・・いつもいつも本当にありがとうございます。では、なぜ今年はこんなにも更新していないのか、いろいろとあらぬ想像をされても困りますのでご説明させてください。あ、別に知りたかないよ、という方は無視してくださいね(笑)。今年度は前のブログでも書きましたが、国内や海外の大学での講義を筆頭にいろいろ動いてみた、ということも確かにありますが、何より一番は、ウィルの体制を今一度見直す段階に来たと、僕が感じ、そして模索し始めたことにあります。ウィルは県立高校受験に特化した授業内容、システムで指示を得てきた塾だと勝手に思っています。平均で2倍を超える県立高校入試に高い合格率を出してきた、しかも偏差値上位高校に多くの生徒を合格させてきた、だからこそ、ウィルは多くの方々に支持されてきたんだと。しかしながらここ数年、生徒の学力層が上がるにつれて県立志望者が減少。ついに今年は、半分しか県立を第一志望にしていません。ウィルの生徒たちは小学生からの持ち上がりです。まだ小さい頃から、ずっといっしょに歩んできた、性格も夢も何もかもすべて知っている大事な生徒たち。そんな大事な大事な生徒本人が私立に行きたいと言うのなら、県立専門とか関係ない、そうりゃあもう全力でサポートしますよ！ちなみに、生徒たちはどんな私立高校へと志望を変えるのか。県立以外を志望する生徒たちの第一志望校を挙げると。。。〔私立〕豊島岡女子　１名慶応義塾志木　１名中央大学付属　２名明治大学付属中野　１名明治大学付属中野八王子　１名日本大学鶴ヶ丘　２名川越東　１名星野女子〔特進〕　１名武南〔選抜〕　１名〔国立〕筑波大学付属坂戸　３名東京高等専門学校　１名なんと、今年は２８人中１５名が県立以外を第一志望。もちろん、例年どおり川越や浦和といった県内最難関校を志望する生徒もいますが、なんというか・・・ちょっとした違和感が僕の中に浮かび上がってきたのです。長く支持されてきた『県立に特化したカリキュラム』ここ東所沢教室の生徒や保護者に限ってはもっと別のものが求められ始めているのではないか。通知表もほぼ関係なく、教科書外の内容が大半、特別な指導が必要な最難関の私立高校、教科書内をいかに完璧に理解しているかを問う県立高校とではそもそも指導方法は大きく異なります。３年一貫で教えて、県立も私立も関係なく、最難関高校に進学していく、ウィルはそういった段階に入っているのかもしれない。そのためにはどういった仕組みがいいのか、何をどの段階でどう指導すればいいのか、学び、調べ、聞き、４年前にウィルの形を作ったあの時のように、さらなる飛躍を求めて、よりすばらしい学び舎へ。「カタチ」はほぼでき上がりました。来年度、新たなる姿をお見せできると思います。さあ！その前に、なによりは全員の合格！

  2011.01.23

• 

  今年もありがとうございました！

  先ほど、実家の北海道に着きました。かなり寒い詳しくは後日書きたいと思っていますが、今年はホントに忙しい日々でした。いろいろ勉強し直さないといけないことがあったり、予想外のことがあったりと、自らの成長を実感できる、この感覚と同時に、見込みよりできない自分の力にヤキモキする、そんな１年だったように思います。 また、内だけではなく外に飛び出した１年でもありました。日本大学とタイの大学で講義をする、そんな物凄い経験ができました。いや、これはホントに大きかった！明らかに自分の枠が広がったと思いますし、この経験はそのまま目の前の生徒たちに伝えられて、影響を与えられた生徒もいましたから。 さて、この仕事、年度が終わりが一区切り。まだまだ気を抜いてはいけない、入試の結果が出てやっと締めくくれるわけですが、しばし北海道の雄大な景色と食べ物に癒されたいと思います。今年もありがとうございました。来年が皆様にとってすばらしい年でありますように！

  2010.12.31

• 全国高校ランキング

  ご無沙汰しております。毎日の習慣となってしまえば簡単なモノも、時折となるとなかなか億劫になるものでしばらくぶりということで、ちょっと役に立ちそうな情報をひとつ。先日、週刊ダイヤモンドという雑誌に載っていました「全国高校ランキング」。一人で100校だって合格できる私立大学よりも、一人１校しか合格できない国公立大学。しかもその中でも難関国立大学の合格人数に、早慶上智などの最難関私大の合格人数を加えた数値でランキングされたものですから、その高校の本当の進学力をより表していると言えると思います。今後の高校選びの参考になればうれしいです。※高校入試を行っていない完全中高一貫校には打消線を引いてあります。それにしても、都内には一貫校が目立ちますねぇ。。。余計なお世話ですが、中学入試熱が激下がりしてきている昨今、今後ヘンな競争に子どもたちを巻き込まなければいいのですが。〔埼玉県　トップ20〕1位　県立　浦和高校2位　県立　川越高校3位　私立　栄東高校4位　県立　大宮高校5位　県立　春日部高校6位　県立　熊谷高校7位　県立　浦和第一女子高校　8位　私立　浦和明の星女子高校9位　市立　浦和高校10位　県立　川越女子高校11位　私立　開智高校12位　県立　越谷北高校13位　私立　城北埼玉高校14位　県立　不動岡高校15位　私立　西武文理高校16位　県立　熊谷西高校17位　私立　城西川越高校18位　県立　蕨高校19位　私立　川越東高校20位　県立　熊谷女子高校〔東京都　トップ50〕1位　国立　筑波大学駒場高校　2位　私立　開成高校3位　私立　桜蔭高校4位　私立　駒場東邦高校5位　私立　麻布高校6位　私立　海城高校7位　国立　東京学芸大学附属高校8位　都立　日比谷高校9位　私立　女子学院高校10位　私立　武蔵高校11位　都立　西高校12位　都立　八王子東高校13位　都立　国立高校14位　国立　筑波大学付属高校15位　私立　桐朋高校16位　私立　豊島岡女子高校17位　国立　お茶の水女子大付属高校18位　私立　穎明館高校19位　私立　城北高校20位　私立　巣鴨高校21位　都立　戸山高校22位　私立　渋谷教育学園渋谷高校23位　私立　攻玉社高校24位　私立　世田谷学園高校25位　私立　雙葉高校26位　国立　東京工業大付属高校27位　都立　小石川高校28位　都立　両国高校29位　都立　青山高校30位　私立　鴎友学園女子高校31位　私立　本郷高校32位　私立　暁星高等学校33位　私立　晃華学園高校34位　私立　芝高校35位　都立　立川高校36位　私立　吉祥女子高校37位　私立　白百合学園高校38位　都立　国分寺高校39位　都立　武蔵高校40位　私立　頌栄女子学院高校41位　私立　光塩女子学院高校42位　私立　早稲田高校43位　私立　帝京大学高校44位　私立　田園調布学園高校45位　私立　國學院久我山高校46位　私立　大妻高校47位　都立　新宿高校48位　私立　普連土学園高校49位　国立　東京大学教育学部付属高校50位　私立　高輪高校

  2010.11.22

• 所沢の塾で一番！・・・の椅子(笑)。

  11年前･･･まだ24歳の頃｡なけなしのお金で立ち上げた東所沢教室｡基本的には立ち上げからそのままで､そこにずっといる僕にとっては､なんの違和感もなく･･･｡それが昨年くらいからかな､新所沢教室に配属の講師陣から､こんなことを言われる｡｢東所沢教室の椅子はちょっと酷すぎませんか？｣ちなみに普通のﾊﾟｲﾌﾟ椅子｡ただ･･･お金なんかなかったから､当時､中古のやつを購入したもの｡そうか､それから11年たってるんだなぁ｡う～ん･･･でも､そんなに酷いかな？東所沢教室配属の教え子出身講師に聞いてみると､｢いや､別に普通じゃないですか？新所沢が綺麗なんですよ｣そんな気もする｡でもね､ちょっと考えてみた｡東所沢教室のﾊｰﾄﾞ面なんてどうせ箱が古いのだからと､あまり気にして来なかったけれど､生徒のことを考えると最善をとるべき｡｢環境＝人（先生･生徒）｣だと無意識に思っていた。いやいや｢環境｣はそれだけじゃない｡考え始めると､どんどん思いが湧き上がってくる｡少しでもいい環境で学ばせてあげたい！ということで､椅子を買いました｡しかも､かなり奮発して(笑)｡なんと一脚20,700円のと19,800円の椅子｡ｿﾌｧみたいなやつと､背もたれつきのｸﾙｸﾙ回る､立派な椅子｡だって､少しでもｽﾄﾚｽなくゆったりと学んでほしいから｡それに､どうせ買うんだったら､うちの塾の椅子は間違いなく所沢の塾の中で一番だよって、生徒たちに誇ってもらいたいし｡そんなわけで､椅子が届いたのがつい先日｡椅子が全部変わっているのを見たときの､小学生のあのはしゃぎ様｡｢社長になったみたい！｣いやいや､ﾎﾝﾄ､買ってよかった！ただ･･･あの椅子でｸﾙｸﾙ回って怪我でもしないかってことだけが心配｡

  2010.10.22

• やっぱり無知は盲目・・・なんだね。

  「テレビや新聞から流れる情報に偏りがあるのは当然のこと。」ある人に言われてみて納得。だって、タダ（もしくはタダ同然）で手に入れられる情報なのだから。多額のお金を出してくれているスポンサーの意に即した情報だけを流すことは、むしろ当然なことであって、それを疑いなく信じてしまう国民性に問題アリでしょう、と。うん、バカでした(笑)。ちゃんと視聴者の側を向いている（＝視聴料を取る）放送を見るために、スカパーに入ろうと思っています。

  2010.10.21

• 悲しいことを知ってしまいました。

  今日、悲しいことを知りました。それは、日本にも報道規制があったということです。これは、CNNのサイトにあったニュースです。尖閣諸島問題めぐり東京などで反中デモ　（2010.10.03 Sun）尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件をめぐり、日本では東京など７都市で２日、中国に対する抗議デモが行われた。参加者らは日の丸を掲げ、「中国の領海侵犯を許さない」などと主張した。デモを主催した田母神俊雄・元航空幕僚長は、尖閣諸島は日本固有の領土だとの立場から、日本が防衛しなければ中国はこれを取り上げる行動に出ると述べ、中国側を非難した。デモに参加したある男子学生は中国への強い怒りを示し、衝突で破損した日本の巡視船の修理費用は中国側が支払うべきだと語った。一方、５５歳の女性参加者は、中国よりも日本政府の「弱腰」外交を批判したいと話し、「私たちは国としての誇りを取り戻すべきだ」と主張した。事件では、日本が逮捕した中国人船長を釈放したが、中国側は日本に謝罪と補償を要求。日本側はこれを拒否している。日中関係の悪化は政府間外交や民間交流、観光の分野にも及んでいる。※画像はここに多く掲載されています。ちなみに、CNNとはアメリカ合衆国のニュース専門放送局。残念ながら、日本ではこのような報道は一切ありませんでした。情けない。中国には報道の自由がない、言論の自由がないだのバカにしていたじゃないか。それにしても、全国７都市で、数千人規模で行われていたデモ。これを国内に広まってはいけないと思う人たちがいて、しかも、その人たちは国内の全報道局を抑えるほどの力を持っている。政治家のはずがない。・・・いったい、誰が、何のために？しれにしても、こういった気概ある若者が日本にもいるということが救い。デモが正しいとか、正しくないとか、そんなレベルじゃない。自分の主義主張を伝えたい！じっとしていられない！そんな熱い若者がたくさんいる社会こそが健全だと思う。若者に勢いのない社会に明るい未来なんてあるはずがない。

  2010.10.03

• 

  タイの大学での経験

  先週は、担当しているクラスのすべてでタイの話をしました。タイで撮った写真や白地図、気候区分、一人当たりGDPのランキングなどを使って、文化の違い、世界語としての英語の役割、タイからみる日本の姿、時間のあるクラスでは円高、貿易の話まで・・・。そして、タイの大学生たちに書いてもらった手紙（in 日本語）を見せて、第二言語習得過程の状態を客観視させたり、そんな内容です。２０％くらいの生徒には、意味ある「記憶」になればいい、そんな風に思って、熱を込めて伝えました。さて、タイのお話。書けばいくらでも書ける、それほどに価値ある時間でした。 日本に帰国して、５人の学生とメールのやり取りをしています。大学側からは、今後も継続していきたいとのお言葉も頂きました。まだまだ小さな縁ですが、将来的には、うちの教え子たちも含めた大きな縁になれたら・・・そんな風に思っています。最後に、このような機会を作り、手はずを整えてくれた親友と、それを受け入れてくれた大学、学科長、先生の皆さま。そして、突然の出張授業を真剣に聞いてくれた約200名の学生みんなに、心から感謝します。

  2010.09.24

• タイのお話の前に。。。

  北辰テストの結果を公表したいと思います。教え子たちのがんばりを書き記していかないとね。ちなみにウィルの目指す『平均偏差値』についてはこちらから。11期生28名　9月の北辰結果国語　ss60.9数学　ss59.9英語　ss60.4３科　ss61.3５科　ss59.9県内上位３％未満を表すss７０（『前進』掲載）は２名。県内７％未満を表すss６５～６９は６名。県内１６％未満を表すss６０～６４は１２名。ss５５を下回ってしまった生徒は５名で、平均点である偏差値５０を下回るような生徒が残念ながら１名。全体としては、偏差値６０以上が２８名中２０名（大半が６０以上）、川越・川女クラスの生徒が８名と、まずまずの結果だったように思う。ただ一人、平均点以下を出してしまったことを除けば。。。今年も志望校はかなり高め。つきなみだけれど、結果よりも過程を大事に、高校へ進学してからも伸び続ける真の学力を大事にしてきたけれど、今年は結果を、川越・川女以上に３分の１をひとつの目標にして、彼らの希望を一人でも多くかなえるために全力を尽くします。

  2010.09.16

• 無事帰国

  タイから戻って参りました！いっぱいの経験、いっぱいのネタをもって明日からこの経験をいっぱい生徒たちに伝えていきたいと思います。とりあえず・・・寝ます(笑)。詳しい話はまた明日ということで。。。

  2010.09.15

• 中高生の心に着火！

  gooランキングにこんなのが。以下、引用。人生をやり直せるとしたらいつから？ * 中学校 * 高校 * 小学校低学年 * 生まれたとき * 小学校高学年 「あの時こうしていれば……」と後悔すること、誰しも一度はあるのでは。心理学では「やってしまったこと」に対する後悔よりも「やらなかったこと」への後悔の方がより長く心に残ると言われていますが、もしタイムマシンがあったらいつからやり直してみたい？１位には《中学校》が、２位には《高校》がランク・イン。以前にgooランキングで行った「過去に戻ってやりなおしたいこと」に関する調査で１位に選ばれたのは「勉強」でした。ということは？中高生は、まさにその「戻りたい」時期にいる最高にうらやましい、最高に価値ある立場にいるんですね。どう？これを読んでどう感じる？もし今、キミが大人からタイムマシーンで戻って来れた、そんな存在だとしたら？ちなみに、僕は戻るなら「高校生」で、過去に戻ってやりなおしたいことは「勉強」です

  2010.09.01

• 8月が終わった！

  連日の夏期講習も終了。100問テストも無事終わって、ほぼ徹夜のまま保護者会の準備。今日は、整体に行って鍼を打ってきました。保護者会の最中に首に激痛が走り、今も体を動かすのに一苦労。なんとかもってよかったまずは、卒塾生のみんなにお礼。100問テストの日、今年もみんな集まってくれてありがとう！もう食べきれないほどの贈り物。代ゼミの講師もびっくり（古いか）の、その量に、後輩たちもびっくりしてたよ。こういうのって、いいね。毎年、本当に幸せな気持ちになります。オレも、みんなの気持ちをしっかりと伝えて、「社中協力」を育てていくからね。さて！９月だ！今年の11期生の偏差値、どうなるか！めちゃくちゃ楽しみ！

  2010.08.31

• 今度は、タイの大学で教壇に立ちます！

  今年は、こんな機会が巡ってきますね。本当にありがたいことです。実は、数か月前から決まっていたことではありますが、9月半ばに、タイへ行ってまいります。タイの私立大学御三家と言われる３校（グルングテープ大学・ホーガーンカータイ大学・アサンプション大学）の中のひとつ、ホーガーンカータイ大学でビジネスのクラス（４年生）を２クラス、コミュニケーションのクラス（３年生）を３クラス、受け持ちます。６月には日本大学、９月にはタイの大学と、「最高学府の教壇」に立つという貴重な体験をいただける機会に巡り合えるなんて、最高にうれしいです。ただ・・・日本の恥にならないようにしないといけませんね(苦笑)授業だけ、成績を上げるだけじゃ、子どもたちに、生きる原動力、「パワー」を与えられない。この仕事のすばらしさを活かしきれない！生徒たちに「楽しんでる大人の背中」を見せないと。口だけじゃなく、後ろ姿で「人生って超楽しいんだぜ！」って、動けば何でも叶うんだって、おもしろいことはそこらじゅうに転がってるんだって、生きる幸せをできる限り伝えたい！燃える話、いっぱい集めてくるからね！

  2010.08.26

• 気づけば大きい宝物

  今年の6月に、依頼されて日本大学商学部で講義をしてきたのですが、それをきっかけに、ひとつ、また「縁」ができました。僕のあのグダグダな講義に影響を受けてくれたという二人の2年生。一通のメールが僕へと届き、今日会ってきました。本当にありがたいことです。彼らの成功を心から願うことはもとより、僕でよければ全力で支援してあげたいと思います。ウィルの最大の特徴でもある「縁」。若い頃であればあるほど、さらに価値ある宝物。彼らのような志ある若者に出会えて、僕もいっぱいの幸せをもらいました。ありがとう！

  2010.08.23

• 伝統の100問テスト

  今年は28日です。　※昨年の様子毎年、応援に来てくれる卒塾生たち。今年もこの時期になると、こちらからは何も連絡していないのに、メールで連絡をくれる。「今年の100問テストはいつですか？」本当にありがとう。後輩たちは、そういうことをしてくれたキミたちのことを忘れない。こうやって繋がっていくんだね。

  2010.08.20

• 理科の実験。。。

  講習の授業後、うちの理科担当講師発案『理科の実験』を、中３自由参加で行なっている。※今、となりの教室で進行中炭酸水素ナトリウムにクエン酸を混ぜて・・・とか、いろいろ化学式がホワイトボードに書き込まれているのが見える。３コマの授業後で疲れてるだろうに、ほぼ全員が参加。みんな真剣に聞き入っては、興奮して混ぜ混ぜしたり、笑い声が響いたり。「不思議が目に見えてわかる」実験は、知りたい、発見したい、という人間の根源的な欲求をダイレクトに刺激するんだろうな。いつもは斜に構えた女の子も、めっちゃ笑顔だ。聞くところによると、学校では授業時間の縮減により、実験の機会が削られているという。顕微鏡をほとんど触ったことのない生徒がいるなんてびっくり。理科っていいな。なんだか微笑ましい。

  2010.08.19

• 一皮剥けた気が！

  昨日は、前職でお世話になった先輩、佐々木先生と宅飲み。宅飲みなんて、学生の時以来久しぶり(笑)。いろいろと話をする中で、ひとつ大事なことに気づけました。なぜ、うちの生徒たちの学力（偏差値）が高いのか。時間講師を多く採用する体制に変えれば、下がりそうなものなのに、なぜ維持できているのか？これは、今までも多くの塾関係者に聞かれてきたことなので、いつもどおりに、こう答えました。『なにも学力に限りませんが、意識ってとても大事ですよね。「できる」「なれる」と思えるか、思わせられるかが大きいじゃないですか。うちは、生徒にそう思わせるための方法を作ってきましたから、それさえしっかり伝わっていれば、授業は普通で十分なんです。』これは僕がたくさんの私学を見てきて確信したこと。授業レベルが高い先生のいる高校が、必ずしも高い進学実績を出せているわけじゃなかった。さらに、同じ学力レベルの生徒を集めている学校同士でも、3年後の結果には大きな違いが出るのはなぜか？それに対する僕の出した結論が伝統。要は「この学校の生徒であればこのくらいはやれる」という先生・生徒・保護者の合意、暗黙の了解。これがあるかないかですべてが決まる（と僕は思っている）ので、この空気を作ることにもっとも力を注いでいる。・・・と、まぁ、ここまでは僕が今まで幾度となく書いてきたことですね。こんなやりとりの後も、本当にいろんな話をして、最後寝る前です、僕が佐々木先生にこう質問を投げかけました。「全体の3％に当たる偏差値70を、学年で毎年15％くらいまで出せて、それが維持できてるのは成功といえば成功なんですけど、言いかえればそれ以上増えずに停滞してしまっているわけで。。。どうやったら、もっと生徒の学力を上げられると思いますか？先生ならどうしますか？」これに対する先生の答えに、ハッとしました。「今年のうちの生徒たちなら、川越レベルに10人は受かるって、そういう風に空気を作っていけばいいんじゃない？だって、それがウィルの特長であって、成功してきた理由なんでしょ。」そうか、そうだ。そうだった！何をやってんだ、ですよね。自分たちの教育理念における最大の武器、特長を忘れてしまっていました。そっか・・・「確信」すればいいんだ。インプットだけに偏り、自分の中であ～でもない、こ～でもないと、煮詰まっていた1年間でしたけど、アウトプットの重要性を改めて認識。そうだ、そうか。う～ん・・・なんかワクワクしてきました！！

  2010.08.12

• ただの日記

  「誰になんと言われようと、自分の信じる道、信念を貫き通す」羅針盤にとなる立場に立てばわかることだけど、これって想像以上に難しい。最近は、高く評価（期待）してくださっているからか、いろいろな人がいろいろなことを言ってくれる。中には、誰が流したのか、単なる噂でしかないものや、時には、はっきりと違うと言えることもあるけれど、そんなラクな意見はそう多くはなくて、どれも一理あるようなこと。保護者の方だって、子供を育てている「教育者」だ。僕らとの違いは触れてきた子どもの数というだけで、思う気持ちは最高レベル。だれにも負けやしない。そのご意見がそんなに的外れなはずもない。「確かになぁ・・・でも、そうするとコレが立たないよなぁ。」そもそも、絶対にこのやり方が正しい！なんて、教育という仕事だもの、人の人生に直接触れる仕事だもの、たとえ、今どんなに強い信念があったとしても、固められるもんじゃないのだろう。いつも「より良い」を考えて、できる限り遠くを見つつ、修正していく。目の前の子どもたちが大人になったときの「しあわせのカタチ」を想像して、1分1分を真剣に向き合っていく中で培う、それしかないと思う。

  2010.08.09

• 切実な悩みです。。。

  講習の前半が昨日をもって終わりました。しばらくの休みの後、16日から後半が始まります。さて、最近の悩み事。。。多分、塾をやられている方々であれば少なからず共感いただけるんじゃないかと。それは、講習受講のススメについて。講習は平常授業とは別料金となりますよね。一教科あたり週に1回（月4回）の平常授業料に比べると、講習は月にその4倍の日数になりますから、おのずとその費用もかなり高額になってしまいます。これ以下では人件費すら下回りかねないギリギリの費用だと自分で算出したのだからよくわかっています。でも、一方で僕の消費者的価値観に照らし合わせるとやっぱり「高額だよなぁ」なんて思ってしまうものです。「いやいや、それに見合う、それ以上のモノを提供すればいいんだよ」勤めていたときには、上司によく言われたものです。理屈ではわかるんですが・・・でも・・・。あの頃の気持ちが根強いもので、自分で作ったこの塾では講習は完全に保護者の方の判断にお任せ。何にも連絡せず、受講したいと言ってくださった方だけに、メチャクチャ感謝の気持ちを込めて講習をやる。そういうように決めました。※中3以外は、ですけど。そうやってやってきた10年間なんですが、最近はどうもこれが正しいのかどうか疑問になってきました。任意にしていますので、こちらからは何の勧誘もしない。とはいえ、僕らとしては、受講した方がいいなと思う生徒はもちろんいます。でも、受講の申し込みがなければ1ヶ月半全部遊んじゃいますよね。そうして、休み明け。その生徒の学力は案の定、とんでもない状態になってます。僕らとしては「あちゃぁ・・・」という感じなのですが、そこは毎年の予想どおり、そこからまた積み上げて行く準備はしてあります。それに、これは僕個人の感覚なのですが、失敗は、失敗のままに終わらせなければ「経験」です。長期休みを計画的に過ごす方法を、そういった失敗体験から教えられたりもします。長い休みを思いっきり遊ぶという経験から学んでいるものも絶対に多いでしょう。仮に学力が下がってしまったとしても、それはその後で取り戻せばいいわけで、確かにマイナスはマイナスかもしれませんが、大きな枠で見れば、必ずしもマイナスばかりじゃない。講習を受講しないということは、夏休み期間に塾はないわけですから、こういった、僕と同じような教育観なんだと、そう思っていたんです。でも、そうではないご家庭もおありなんですね。「塾に任せてあるのだから、学力面はすべて責任を持ってもらいたい。」講習や理科社会を受講されていない方から、こういうようなことを言われてしまうことが、ここ数年のことですが、数件ありました。そのお考えをよくうかがってみましたところ、講習（または理科社会）が必要なら、必要と言ってくれれば受講するものを、何も言わないのは不親切ということでした。言われてみれば、そうかもしれません。僕らは、特に学習面の指導を任されているわけです。学習面については保護者の方よりも詳しい。だから、教えてもらいたい。確かに・・・目からウロコでした。費用が高い、だから勧めるなんてできない。塾長の僕が言ったら、どうしたって圧力になってしまうだろう。こういうことは、ご家庭に委ねるべき、は不味かったかもしれません。そこで、今夏。何人かの生徒に講習の受講を勧めてみたのですが・・・やっぱりお母さん方の表情がビミョーな笑顔。そりゃそうですよね、金額高いもん。あぁあああ、もう！どうしたらいいんだろうか。

  2010.08.07

• 書きなぐりですいません。

  夏期講習が昨日から始まりました。授業前に、返却されていた北辰の第3回に目を通しましたが、例年と同様、長文読解にまだ手をつけづ、土台づくり中にもかかわらずちょっと良すぎる数値。。。土台がしっかりして、確実に育てられているな、という喜び半分、読解をマズイやり方（たとえば返り読み）で中途半端な成功体験を得られると修正するのに時間がかかる、ということは「突き抜ける」のに苦労するかもな、なんて贅沢な不安も半分あったりします。さて、講習の話はさておき・・・この事件。大阪・西区の２幼児死体遺棄事件親になったことのない僕です。言いたいことはメチャクチャある、けれど、知らない世界のことをネットで言うような行為はしたくない。ですから、そういったケースが近くにある（かもしれない）人として、書きたいと思います。これなら、みんな当てはまりますもんね。10年くらい前でしょうか、昔住んでいたアパートの話です。塾の仕事を始めたばかりの頃、帰りはいつも午前1時を回りました。にもかかわらず、毎晩子どもの泣き声がするのです。泣き声だけではありません。母親の怒鳴り声、激しい物音・・・時折、男性の声も混じる日もあって、そんな夜はさらに激しかったです。「子どもって、いくつくらいなのだろう？」そんな風に思って気にはしてたのですが、具体的には何もしませんでした。そんなある日、アパートの部屋に入っていく母子が目に入りました。その子は、幼稚園に入るか、その前くらいのホント小さな子・・・。「あの年齢で毎晩深夜1時はそれだけで問題だろ！」その後、また同じように怒鳴り声と泣き声があった次の日に、児童相談所に連絡をしました。もちろん、初めての経験。これが虐待なのか、しつけの範囲かもしれない、そりゃ人の家の事情ですからわかりません。児童相談所もどういうような対応をしてくれるのか、不安もありました。はい、突然ですが時間がないので結論です。児童相談所は素晴らしい対応をしてくれました。もちろんこちらの個人情報は完全に守ってくれます。その対象となった家にも言ってくれて、いろいろ相談にのってくれたそうです。相談所の方から、簡単な事後報告とお礼をいただきました。その後、その家からはそういった、深夜に子どもを起こすことも、泣き声もなくなりました。もう行かなければなりませんので、乱文そのままで更新しますが、言いたいことは、児童相談所は告げ口なんかじゃない。そのご家庭を助けることになるかもしれない。子どもを守ることができるかもしれない。少なくとも、連絡したあなたが特定されることはないのですから、もし何かちょっとでもオカシイなと思ったら一報入れてみては。僕の実体験です。追伸ホント、自分の書いた記事を見返さないでの更新は怖いですが、どうかご勘弁を。では、行ってきます。

  2010.08.02

• ちょ～楽しい！

  気が付いたら、もうこんな時間。午前８時から、途中の食事＆お風呂休憩を抜いておよそ・・・何時間だ？ずっと地理の勉強に夢中になっていた。地理の免許は一応持ってはいるものの、たいして大学でやってない。歴史の免許を取ったらついてきた、そんな感じ。高校でも地理はやっていないから、今まで本格的にやってきていないのに教えてしまっている。「中学生レベルじゃ問題ないくらいには知っているんですからそんなに気にしなくてもいいんじゃないですか。」そう言われたって、自分にウソはつけない。他の科目に比べあきらかに拙い、そんな感覚がいつもイヤだった。※今まで社会の授業を担当していなかったので、どうしても後回しになってしまっていた。しかし、今年は違う。今年の社会担当は僕なのだ。そこでこの講習前準備期間、かなりの時間を費やした。大学受験参考書や専門書を読み進めては、ネットで検索。新たな情報はその都度、そこに書き込んでいく。そんな極めてオーソドックスなやり方なのに、楽しいったらありゃしない。高校時代、勉強をおもしろいなんて思ったことはほとんどない。大学では、授業によってはハマったけど、でも他のことの方が相対的におもしろかった。でも、今は違う。自分でも驚くくらいに違う。「おお！そういうことか！」の感覚がメチャクチャ楽しい！以前、ある教育者の方がこんなようなことをおっしゃっていた。『学びは本来最高の娯楽なんですよ。ただ、そこに「やらなきゃいけない」という感情が入ると途端に変わってしまうんだね。』『知るってことは自分が新しい世界へと踏み込むってこと。これ以上のない快感ですよ。でも、そこに他人との競争、そしてそれに伴う評価が加わったら、快感なんて感じられるはずがない。』今、まさに実感中。いやあ、楽しい！

  2010.07.29

• 教育学って・・・

  「教育は科学であってはなりません。それは芸術でなければならないのです。」有名な言葉ですが、学べば学ぶほどに教育学における「科学」の軽視を感じてしまいます。大学で学ぶ「教育学」にどれほど実用性があるのだろうか。あそこに「科学」はあったんだろうか。※僕のレベルが低すぎてわからなかった可能性もある。少なくとも、教員採用試験に「科学」はないよね。

  2010.07.27

• どうでもいい話です。

  夏期講習前の準備期間。昨日は健康診断へ行って、それからずっと「地理」のカリキュラムづくり。もう暑くてイヤそんなこんなで、ふと思ったこと。人が持つ判断基準、「ものさし」は人それぞれで違う。人の快・不快は、人それぞれの「ものさし」で測って感じるもの。とするなら、理想とされる『他人に優しく、自分に厳しい』は、実はあまり良くないことなのではないか。だって、ストレス溜まる(笑)。自分に厳しいということは、厳しい「ものさし」を作るということだから、たとえ、『他人には別のものさしで』と意識したとしても、その厳しい「ものさし」が心の中にある以上、どうしたってストレスは感じるだろう。『他人には別のものさしで』と思っている時点で少なからずストレスだろうということ。とすれば、一番いいのはなんだろうか。『自分に厳しく、他人にも厳しい』『自分に優しく、他人にも優しい』とりあえず、『自分に優しく、他人に厳しい』でないことは間違いない。以上、どうでもいいブログでした。

  2010.07.27

• ～っしょ。

  NHKの番組を見てびっくり！！「～っしょ」って、北海道が起源だそうな。北海道が起源って、そもそも「～っしょ」が北海道弁だってことを知らなかった(笑)。他にも・・・「なまずし」って標準語じゃなかったんですね。明海大学の教授の話では、北海道、東京、神奈川、京都、大阪は自分の言葉に誇りがあるのだそうだ。東京、神奈川、京都、大阪はともかく、北海道は違うと思うけど。単純に方言だとすら気づいていないだけのような。と思って、北海道出身、上京して15年。北海道弁なんてほとんどないと信じて疑わない僕がこれを機にちょっと調べてみました。そうしたらびっくりいっぱい！え！？　「とうきび」って言わないの？え！？　「ほろってあげる」って言わないの？え！？　「よっかかる」って言わないの？え！？　「いたましい」って言わないの？え！？　「したっけ」って言わないの？ザンギとか、サビオとか、ハイヤーとか、コワいとか、シバれるとか、バクるとかはさすがに知ってましたけど、まさかこんな言葉まで。。。コワいなぁ、自分が気づいてないんですもん。ちなみに、もっとも自分の方言が嫌いな県はぶっちぎりで「茨城」でした。

  2010.07.14

• 子どもに言ってはいけないこと。

  久しぶりに更新して、しかもそのタイトルが「子どもに言ってはいけないこと」。『目からウロコ』的なことを期待した方、すいません。至極当たり前のことを書きます。学校の先生の悪口を子どもに言ってはいけません。よっぽどその先生がひどいときは別ですよ。本当によっぽどのことであれば、僕も「それはキミの方が正しいとオレは思う」と言って、生徒の擁護をすることがあります。でも、基本的にマイナスですよね。だって、親が評価しない人の言葉、指導を子どもが聞くとは思えないですもん。それ以降の期間、その先生の授業すべてが子どもにとって「無」になってしまうわけですから。すべての先生がすばらしければいいのですが、そんなはずもない。でも、逆を言えば、すべての先生がよくないこともない。どんな人からも、良いところ見つけてそこから学ぶ。二極論的な思考で人を評価しない、切り捨てないように教えていきたいですよね。～　まとめ　～自分の子を預けている教師をバカにしたら、自分の子が苦しむ。自分を預けている政治家をバカにしたら、自分が苦しむ。参院選投票に行く前なので、ちょこっと政治にかけてみました(笑)。

  2010.07.11

• 平成２４年度入試について　～現在の中学2年生の保護者の方へ

  埼玉県公立高等学校入学者選抜方法改善協議会の報告が、 ６月１７日に出ていましたので（一部）転載します。　本文はコチラ１　前期募集、後期募集の複数の受検機会の見直しについて　　新しい制度で初めて実施した平成２２年度入学者選抜においては、平成１８年度の埼玉県公立高等学校入学者選抜方法改善協議会報告を踏まえ、受検生の不安に配慮し、前期及び後期募集として２回の受検機会を設定した。しかし、中学校及び高等学校における教育活動の日程の確保や、募集人員を前期と後期に分けることにより、１回の募集であれば合格する受検生を前期で不合格としなければならない現状など、一層の改善を図る必要がある。このため、平成２４年度入学者選抜から、全員が５教科の学力検査を受検する１回の募集とすることが望ましい。２　平成２４年度入学者選抜の日程について中学校及び高等学校において、授業時数を可能な限り確保し、学習指導を充実させる観点から、入学者選抜（学力検査、実技検査、面接）の時期は、３月上旬以降、できるだけ遅い時期とすることが望ましい。日程の決定に当たっては、中学校及び高等学校の教育活動への影響、他の都道府県の入学者選抜の状況などに充分留意する必要がある。また、県教育委員会が私立高等学校との調整に努めることが必要である。

  2010.06.23

• 日本大学商学部で講義をしてきました。

  今、祖師ヶ谷大蔵駅からの帰り道。日本大学商学部で講義をしてきました。はぁ、あんまり巧くしゃべれなかった。やはり大学ってのは最高学府なわけで、その教壇は甘くはなかったですね。とんでもなく大きな校舎、綺麗な教室、大学生の澄んだ瞳、迸る情熱に圧倒され、３限にあたる90分をしどろもどろ。一つでも多くイイコトを話そうといっぱいいっぱいで、話し方まで意識が回らない。 新人講師だった頃の気持ちを思い出しました(苦笑)。でも、メチャクチャ楽しかったです。日本大学商学部のみなさん、ありがとうございました。この縁、僕は忘れません。いつか繋がっていくことを願っています。

  2010.06.09

• 反省

  猛烈に反省しています。11期生となる、今年の中学３年生。学力差がないことが特徴。そこで、今年は普通クラスも例年の選抜クラスに行う量を課してきた。しかし・・・なぜか、普通クラスどころか、選抜クラスさえも、例年と同じ内容をこなせていない。それでも、「これは今までの生徒たちもこなしてきた量なんだよ」と、これにキミらが合わせて当然というペースで２ヶ月やってきた。もちろん、例年どおりにこなせる生徒もいる。でも、そんな生徒は選抜で４割、普通では２割。そんな状況の中、ある保護者の方からご指摘を受けた。例年通りにやってきた、こなせてきた内容なので、正直なところ、そのご指摘はすぐには受け入れられなかった。しかし、そのおかげで、立ち止まることができた。生徒の状況は、例年同じとは限らない。たとえば今年は、学校の宿題がいつもより多く出ているのかもしれない。部活が強くて練習が激しいのかもしれない。そもそも、こなせる生徒が少ない状況を、なぜもっと深く考えなかったのか、そのことが問題だ。昔ならすぐに気付いていたはず。今回ばかりは経験がジャマをした。例年こなせている、その内容をこなせられないのは、生徒の意識が例年よりも育っていないからだ、早いうちに生徒の意識を育てなければ、と決めつけ、思い込んでしまっていた。違うだろう、勝手に決め付けるな。生徒の大半がこなせていないのだ。今年の生徒たちだけが約束事を守れない、意識が育っていなんてことの方が可能性は低い。他にきっと理由がある。なぜにその理由をもっと探らなかったんだ。感覚が、鈍くなっている。生徒は毎年同じじゃない。今目の前の生徒にもっと敏感にならないとダメだ。すぐに改めなければいけない。来週、みんなの前であやまろうと思う。ご指摘してくださいました方、本当にありがとうございました。そして、中３の保護者の皆様、ご心配をおかけしました。今後、内容を再構成いたします。

  2010.05.29

• 都市伝説

  口コミ、特に女性の口コミは、どんどん伝わって広がっていくので、情報元がどこだかわからなくなってしまう。それゆえに、信憑性が乏しいケースも多々あるというお話。ある保護者の方が、「東海大菅生の野球部はとんでもない練習量で、登下校時に駅から学校で走らされるみたいですよ」とおっしゃられました。え？！東海大菅生から駅ってかなりの距離がありますよ！にわかには信じられなかったものの、東海大菅生といえば全国レベルの実力校。あるかもしれないなと、聞いたときは思っていました。でも今日、６年ぶりくらいに東海大菅生に行ってみたのですが、（※担当者が異なり僕が言ったのは６年ぶりということ。ウィルはほぼすべての高校へ毎回お話をうかがいに行かせてもらっています）これはない！と確信。なんてったってものすごく遠い！タクシーの運転手の方に聞いたところ、歩いたら１時間はゆうにかかるのではと言う。それでも一応、菅生高校の先生に聞いてはみましたよ。その答えは、「ありえません！車通りも激しいですし、危ないですよ！」・・・ですよね(笑)。そして、もうひとつ。埼玉県が誇るサッカーの名門、市立浦和高校。にもかかわらず学力レベルも高く、偏差値で７０近くは必要。そんな学校ゆえか、ある保護者の方がこうおっしゃられた。「市立浦和は、サッカーが県選抜以上ならほぼ合格なんですよね。ただ、そういった生徒は学力が付いていけないので、サッカー部クラスが編成されると聞きました。」これはさすがにないだろう、と即座に思いました。だって、公立ですもん。でも、一応は聞いてみようと、市立浦和に行っている教え子に連絡。その答えは、「あるわけないじゃないですか！(笑)」・・・うん、そうだと思った。そういえば、かれこれ４年ほど前。ある塾が、ウィルの噂を流していたことがありました。ご丁寧に紙に書いてまで、自塾の生徒、保護者だったのかな？に配っていたので、それが僕の下に回ってきたのです。その噂はこうでした。「ウィルは授業後にすぐ先生たちが帰ってしまって、生徒たちは質問する間もない」・・・ウィルの生徒はきっと大爆笑でしょうね。

  2010.05.28

• 補足

  この前の前のブログに補足。政治についてちょっと書きましたが、あの記事の裏には、実際の政治、選挙の現場に行って見知ってきた経験を裏付けにしています。書籍やメディアを通じてだけの感想ではありません。現行の学習指導要領には、人間としての在り方生き方についての自覚を育て、民主的、平和的な国家・社会の有為な形成者として必要な公民としての資質を養うとあります。『民主的かつ平和的な社会の形成者』に育てるためには具体的な政治の仕組み、政治への参加の方法はもとより、そもそも、参加しなければならない、参加することが当たり前なんだ、という民主主義社会の概念を、しっかりと植え付けることが必要。これが、現実にはまったくできていない、育てられていないことが、このような政治の問題が起こっている最大の要因ではないか。というような趣旨を、ある大学の政治学者の方が書かれていたのを読んで、衝撃を受けたのが、数年前。なぜって、その当時の僕にはそういった意識が育っていなかったから。いや、僕だけじゃない、大学で政治学を学ぶ学生であっても、聞いてみるとまったく知らない。仕組みやルールはよく知っている。でも、その価値は知らない、という人が大半なのではないだろうか。価値がわからないものに本気になんてなれない。誰が悪い？それは子どもたちに「社会科」を教えている者たちではないか？そこで、子どもたちに、本当の社会を伝えられる人にならなければ！と、とにかく現場に行って触れることにしたのが去年。４つの選挙を実際に体感し、20名以上のたくさんの政治家の方々にお話を聞くことができました。社会科の先生、少なくとも公民を教える先生には、是非行ってもらいたい。よかったですよ！現場じゃなきゃわからないことがたくさんありました。少し話がずれそうなのでこの辺りで・・・。おやすみなさい。

  2010.05.24

• ある人からの質問とその答え。

  質問「学校の定期テストの点数を上げることを目的とするか、模試の偏差値を上げることを目的とするか、どちらを主にしてやっていらっしゃいますか？」答え「目的は、生徒が将来大人になったときに、いわゆる「仕事がデキル」人になる、そのためにどういうことができなきゃダメか、で考えています。」

  2010.05.24

• ちょっとした話。

  しばらくぶりの更新ですね。突然ですが政治の話を一つ(笑)。先日、元教え子でもある講師の一人に質問されました。「今度の参院選、どこに入れるのがいいんでしょう？」今年から選挙権を得る教え子たちにも似たようなことを聞かれます。もちろん、政治信念な思想に沿うような政党に投票する、というのが筋であることは言うまでもないこと。しかし、僕もそうでしたが２０歳くらいだと、そういった思想ができるはずもないわけで。。。ただ一つ、こうは答えるようにしています。「大人よりも先に、子どもから悪くなることがないように、政治家から悪くなることはないし、頼りなくなるはずもない。政治家を育てるのは有権者だからね。政治家は当選する、しないで人生が天と地ほどに変わるんだよ。その覚悟、リスクを背負って出馬しているんだ。だからこそ、当選するために、有権者がどういう人に投票するか、どう発言したら票を入れてくれるのか、有利になるのか、今までの選挙結果を徹底的に分析して行動するんだね。もし政党が公約を守ってくれないとしたら、それは、公約を守れないことよりも、かっこいい公約を掲げる方がプラスが多い、そんな選挙結果が出ているから。公約を守らない政党は次回の選挙で大敗することが間違いないのなら、すべての政党は約束を守るようになるし、守れないことは言わなくなる。守れる範囲内で最大にかっこいいことを掲げられるよう、よく勉強するようになる。『昨年の衆院選当時は、海兵隊が抑止力として沖縄に存在しなければならないとは思っていなかった。学べば学ぶほど（海兵隊の各部隊が）連携し抑止力を維持していることが分かった』などと発言するような政治家はいなくなる。そういったことを意識して、投票に行くといんじゃないかなと思うよ。」ちゃんと勉強して、素晴らしいことを実行する、掲げるより、田村亮子さんのように、人気がある人を担ぎ出した方が選挙戦が有利になる・・・そんな結果を示してきた有権者の意識が問題なんです。

  2010.05.23

• あしたをつかめ～平成若者仕事図鑑～

  GWで完全にoffにしていましたが、今まさにNHKで放送されている番組『あしたをつかめ～平成若者仕事図鑑～』に感銘！今まではどんな業種を取り扱ったのだろう、とネット検索してみたところ、その数、なんと！ 237様々な職種が、なり方や収入に至るまで詳しく解説されています。世の中が多様化するにつれて、イメージしにくくなった「しごと」。自分の周囲の人からの口伝えから決めることが多かった「かつて」にと比べると、情報に溢れ、選択肢が広がるだけに選ぶ根拠が必要になっている「いま」。このようなツールを早くから見せておくことは意味がある、だからこそ『１３歳のハローワーク』のような本がベストセラーになっているのでしょう。学生諸君！ 情報は力だよ

  2010.05.04

• 井上ひさし氏の言葉

  『むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、ゆかいなことをいっそうゆかいに』これは、先日亡くなられた作家、井上ひさし氏の名言。今日の授業の後で、ふと頭に思い起こされました。「難しいことを易しく」、これは塾講師なら当たり前のこと。でも、「易しいことを深く」や「深いことをおもしろく」はなかなかに難しい。日々心がけているだけに、もちろん上達はしているけれど、上達すればまたさらに「もっとこうしたら」というアイデアが出てくる。これだから仕事っておもしろいのだろう、と思った深夜４時。さて、寝ます。「ひょっこりひょうたん島」の井上ひさしさん死去4月11日2時17分配信

  2010.04.21

• 石川遼くんのお父さんの言葉

  一昨日、日本生命の炎の営業マン（日生のトップ営業マン）の方に招待していただき、ゴルフのあの石川遼選手のお父さんの講演に行ってきました。石川遼選手ならいざしらず、そのお父さんがどんな話をするのだろう。皆さんもきっとそう思われるのではないでしょうか。お父さんも、聴衆のそういった感覚を見抜かれていたのだと思います。「私は、遼の父親ですが、私は教育の専門家でもありませんし、３人の子どもしか育てていませんので、経験も多いわけではありません。ただ、自分の育てた子どもが特別な存在になった、その遼はどのようにして育てたかをお話しするだけです。」そのような切り出しで話された、父勝美氏の子育て。ありきたりのものや、それは例外だろうというものも多かったですが、数百人の子どもたちを客観的に見てきた僕自身の感覚と一致する部分を列挙してみました。自分のメモとしてももちろん、誰かの参考になるかもしれません。どうぞお読みください。・失敗を他人のせいにしたり、他の何かのせいにする人間に先はない。それは厳しく言ってきた。失敗はすべて自分のせい、そこから学べと。だから、遼は昔から、人のせいにしたり、環境のせいにしたり、道具のせいにすることはないです。ゴルフクラブも参考書も、職場も塾も、世の中にあるってことは、それを活かせている人がいるということなのだから、自分を変えようともせずに人にせいにしてコロコロ変える人に未来などない。・目標はマスターズ優勝なのであれば、そこに向かって進む。それまでのこと、たとえば勝敗や結果などは二の次。そのすべてが目標へ向かうまでの糧になる。だから、彼は賞金王獲得競争の時も、遼はいい意味でどうでもいいと思っていた。マスターズで勝つためには、ここは狙わなければならないと思うから、安全に刻んでいけば間違いなく逃げ切れる戦いも挑んだ（試した）。年間賞金王になったのは、その賭けがたまたまうまくいったケースが多かっただけ。あの子にとってはプロになる前から国内の大会は通過点ですから。・信用金庫の支店長を務めてきて、強く言えることは、「自分だけうまく行けば…」という考えはいけない。それはありえない。みんながうまくいくようにと考えないと、一時的ならまだしも、長期的には自分もうまくいかなくなる。だから、どんな状況でもファンを考えて話しなさい。マスコミの方々がいるから、ファンの方々がいるから遼はプロでいられるんだ。ファンがいなくなれば、スポンサーもつかなくなって、結果的に遼はゴルフで食っていけなくなる。大好きなゴルフの人気が落ちてしまう。遼はプロなのだから、自分のことは二の次、ファンの方々に喜ばれることを最優先にしなさい。・夢を実現させる力はどうつけたのか、その答えは分かりませんが、父親として息子の夢の実現を、本気で手助けしたことが関係あるのかもしれません。たとえば、遼が二歳くらいのときに、ふとトラックの運転手になりたいと言ったんです。だから、僕は信金の支店長というコネを使って、運送会社の社長にお願いして、息子をトラックに乗せてもいました。それからも、遼がケーキ屋さんになりたいと言われれば、お願いして職場を見学させてもらいましたし、他にも税理士とか・・・とにかくいろいろ、遼が「○○になりたい」と言おうものなら喜んで連れて行きました。それが何になったか、それはわかりませんが、少なくとも、父が懸命に愛してくれている、自分を信じて応援してくれているということは、伝わったのではないでしょうか。・本気、とにかく本気、懸命にやる。その時の全力でやらなければ本当の喜び、本当の悲しみは得られない。仮に失敗してもいいんです。人生は長いんですから。死ぬわけじゃない。そこに向かって全力を尽くした、精一杯やった。でもダメだった、じゃないと本気で泣けないものです。だから、遼はメチャクチャ練習しますね。親が引くくらいやります。練習が終わって、家に帰ってきて食事を済ませたら、休む間もなく毎日１時間は走りに行きます。とにかく毎日、必死に努力しています。・とにかく本は読ませました。いろいろな人の生き様を本を通して伝えました。また、本は登場人物や情景を思い描けなければ読めません。これは漫画やテレビでは育たないんです。遼の特徴に、感情が豊かであることがあると思います。とにかく親の私が「なんでこんなことに」と思うような当たり前のことでも、感動しますし、喜びますし、悲しみますし、怒るんです。そういった豊かな感性は間違いなく本、しかも小説ではぐくまれたと思います。また、遼は大人の話をよく聞きます。本と同じように、他の人の話、経験がどれだけ貴重なものなのかを知っているのだと思います。・お金を与えるんではなく、お金の得る方法を教える。やってあげたものは感謝しないですし、減る一方でしょう。増やし方を教えてあげないと子どもは絶対に幸せだと感じないですよ。・夢は言わなくなるまでは応援する。プロになるとか、マスターズとか、そんなの信じてなかったですよ。でも、いつか本人が気づくまでは応援してあげようというのは妻と決めてました。・生き方の指導はしてるが、技術面は口出ししない。ゴルフの専門家、コーチがいるんですから口出しはしません。親として、一人の人間として、生き方は伝えますが、それ以外のことは一切口出ししません。・遼がゴルフにのめり込んでいったきっかけは、自分が接待のために始めたゴルフ、その打ちっぱなしに遼を連れていったとき、遼が自分にもやらせてというものですから、やらせてみたら、たまたま一回目がきれいに当たった、これがきっかけ。何がきっかけになるかわからない。でも、やらせてみないとみつからない。・夫婦互いの信頼があってこそ。どんなことも、見方、言い方で変わってしまう。たとえば、私が仕事の接待で夜遅くにお酒飲んで帰宅する日が続いたときに、「お父さんは、帰ってきたいのに、みんなのために遅くまで仕事でお酒を飲んでいるの」と妻が言ってくれれば、子どもは父を大切に思う。夫婦互いに信頼し合っていることが子どもの成長に大きな影響を与える。

  2010.04.20

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