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テーマ:恋愛について(2606)
カテゴリ:失恋について
ふられた日のこと。
私は彼女の心が離れていくのが嫌で、かなりまめにメールしていた。 ふられる前の日(金曜)、彼女は仕事仲間と飲み会に行っていた。 彼女は飲むのが好きで、また歌うのも好きなのでほっておくと帰りが3時、4時になってしまう。 私はその時間になれば周りの男たちはどのように思うかはわかっている。 「遅くまでいる=誘われてもいいわよサイン」と受け取られてもしかたない、と。 彼女は「私はそんなつもりないんだからいいじゃん。だいじょうぶよ。」と言う。 しかし、それでも私は門限1時を提案し、彼女もしぶしぶOKしていた。 しかしその日はいつまでたってもメールは来なくて、「一緒に飲んでいたという女友達が酔って吐いたため自宅まで送って遅くなったためメールできなかった」、とのことだった。 次の日は土曜で昼、半ドンの仕事が終わると私はすぐにメールした。 しかし、全然反応はない。 「昨日他の男と泊まってのんびりしているかもしれない。」 カーッと血が昇った私はWebメールの送信ボタンを思いっきり連打した。 Webメールは送信前に例えば10回連打すると10通連続して同じメールが送られつづける。さすがに反応があった。 私「すぐそっちにいっていい?」 彼女「え、今から友達のところに行くから。」 私は「ちょっとでいいから行くよ。」と言うが早いがすぐに職場から飛び出した。 もちろん現場を確認するためだ。その間20分ほどで、微妙な時間なのだが。 着いてチャイムを鳴らすが反応は鈍い。やっとドアが開いたが、何とドアにガードがかかっている(くわっ、何じゃいこりゃー)。 いままでガードがかかっていたことはなかった。 私「何これ?」 彼女「何しに来たの?今から出るんだから時間ないよ。」 私「とにかく開けてくれよ。何なのこれ?」 しぶしぶ開けた彼女を押しのけ中に入ったが、当然誰もいない。 もしかしたらどこかに隠れていたかもしれないが、私はしっかり血が昇っていて冷静な判断はできなかった。 彼女「もう帰ってよ。今から出かけるって言ったでしょ。それに、アレ何?あのメールのせいで友達と連絡とれないんだから。」 さっき私が連打したメールの着信音が延々と響いていた。頭に来ていたのでかなり連打したのだ。 彼女の目は敵意と憎悪に満ちていた。今までそんな目をつきあっていた相手から向けられたことはなかった。私は何か捨て台詞を吐いて出たと思うが、何を言ったか覚えていない。 後で知ったがメールは延々夜まで鳴っていたとのこと。 結局、その日失恋が決定した。 ま、ふられるよなあ、あははは(やはり無様としかいいようがない)。 Webメールの送信ボタン連打は効果はあるが・・・、しないほうがいい。 (そういうこと?) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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