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テーマ:ペットの死(565)
カテゴリ:ユキちゃん
ユキちゃんが天使になって、6ヶ月になりました。 もうユキちゃんのいない生活のリズムには慣れましたが、 いまだに、ユキちゃんを想わないことはありませんし、 逆にその愛おしさは募っています。 あの子がここにいたときは、その心身の健康のためにすることがたくさんありました。 朝夕、2~4時間くらいはユキちゃんのお散歩タイムに使いました。 シャンプーは、アレルギー性皮膚炎が少しでも良くなるように、1週間に1.2度から夏は毎日していたこともありました。(脂漏性の傾向があったので、獣医さんの殺菌剤入りの専用のシャンプーを使っていました) そのシャンプーとは別に、朝夕のお散歩から帰宅すると、ざっと水洗いもしていました。 ユキちゃんはゴールデン・レトリバーでしたが、長毛の上、カールしていたので(カールしている子はあまりいません)皮膚の状態がわかりにくく、発見が遅れると状態が悪くなってしまうので、皮膚の状態のチェックもこまめにしなければなりませんでした。 食餌も、いろいろと調べて獣医さんにも相談しながら、いろいろな変遷をたどりましたが、最終的には、手作り(生の馬肉+無農薬米+有機野菜+サプリ数種)、とアレルギー専用ドライフードにし、おやつも厳選していました。 そのために食材やフードやおやつの注文や、手作りにも手間や時間をかけました。 それでも、次々といろんな症状が出て、1年目は獣医さん通いをしない月はひと月しかなかったというくらい、3年余りのうちに手術も(その術後は驚くほど心身の回復が悪かったです。たくさんの動物を診て来られた獣医さんも、こんなに皮膚の弱い子は初めて~とおっしゃるほどでした。)2回しました(亡くなった翌月にもその予定がありました)し、よく通院していました。 あの子の身体や心にいいかもしれないというものはあらゆることを試しました。試しすぎてどれが効いているのかわからないようなこともありました。 とにかく、私の生活の中では、ユキちゃんが心身ともに元気になって、幸せになることに勝る優先順位はありませんでした。
そんなユキちゃんがいなくなってしまったので、私の一番の仕事はなくなってしまいました。 それでも、初めのうちは祭壇のお花のお水を替えたり写真を整理したりなど、ユキちゃん関連の事が少なくなかったのですが、それもだんだんなくなりました。 亡くなって間もない頃は、ユキちゃんの死を受け取るためのヒントをもらえるようなことに時間を使っていました。「千の風になって」(本、TV番組、CDなど)や「星の王子さま」(本、TV番組、ミュージアムなど)「ひかりの世界」(本)「スピリチュアル幸運百科」(本)、「般若心経」などを何度も読んだり、法話を聴きに行ったりなどして過ごしていました。 ユキちゃんがご縁をつないでくれた方々との交流も意識してしていました。 ユキちゃんのお骨を納める寄せ植えも作りました。
3/7(ブルーデージー・イングリッシュデージー・バコバ・サイネリア) →4/12(ブルーデージー・イングリッシュデージー・バコバ・ビオラ)
そんなことをしながら、もう半年が過ぎ、ユキちゃんのために使う手間や時間はほとんどなくなりました。
ユキちゃんは、本当に手がかかる子でしたから、生きているうちは私がユキちゃんをお世話しているというような気がしていました。 犬仲間の方々には、「wind・joyさんしかできないわ」「あんなに可愛がってもらったから~」などとおっしゃっていただけました。 ユキちゃんの面倒を手抜きしないでできたのは、先代犬JOYの存在もあります。あの子が思ったより早く病死したので、その分をユキちゃんにしてあげようと思ったからでもあります。 また、ユキちゃんの悲しい生い立ちもありました。 ユキちゃんは、劣悪なペットショップで子犬のときから1年半もの間狭いケージでたぶん食餌も満足にもらえず、お日様の光も浴びず、ましてやお散歩などはしたこともなく過ごして来たのでした。保護団体の方が救い出してくださった時には歩けなかったようでした。 その後、一時預かりのお宅では大事にしていただいて、その間、体重も増え、歩くこともできる(変な歩き方ではありましたが)ようになっていましたが、我が家に来た時でも、まだ痩せて脚も湾曲し、悲哀に満ちた眼をしていました。 そういう子だったので、とにかく幸せにしてあげたいという気持ちで一生懸命に育てて来ました。 お陰で体格も良くなり、体力的にも精神的にも強くなりました。獣医さんにも犬仲間の方々にも「あんなに変わった子は見たことがない」というようにおっしゃっていただけるようになりました。
でも、ユキちゃんが亡くなってから、実は私がユキちゃんに支えてもらっていたように感じました。 その思いは、日に日に強くなっていって、今はとてもユキちゃんに感謝することばかりです。ほんとうにあの子は、私のために私のもとにやってきてくれたのではないかと思っています。 ユキちゃんが私の目の前であっという間に天使になってしまったことで、私はあの時以来、明日のことどころか、1時間先にことも1分先のこともわからないと実感として感じています。 今を大事にし、したいことは先延ばしにしないで、会いたい人に会い、行きたいところには行くように心がけています。 この半年、ユキちゃんがいなくなって空いた時間を使って、いろんな方にお会いしたり、出かけたりしていました。(当初は、寂しいのでそうしていたようなところがありましたが) でも、ブログは生前のように書けないまま過ぎてしまいました。 こんな状況の中でたまに書いたものも読んでくださり、コメントをくださる皆様にはたいへん感謝しています。ありがとうございます。 今日の半年目をきっかけにこれからはもっとこまめに更新していきたいと思っています。ユキちゃんがくれた時間ですから、有効に使いたいと思います。 またよろしくお願いいたします。 (実は、こんなふうに公表して自分に責任を持たせようとしているところがあります。)
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