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自宅で飲むワインとスコッチ

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May 28, 2006
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ドメーヌ ルロワ ヴォーヌ・ロマネ2004(楽天での検索結果へリンクしています)


運良く試す機会がありました。試飲結果は後半に。

コアなブルファンの方々は既にご存知ドメーヌ・ルロワの2004ヴィンテージ。様々な憶測が飛び交う、前代未聞の事態となっています。


----- ここから引用 -----

2004年のドメーヌ・ルロワ・赤ワインはヒョウとウドンコ病などの被害で難しい作柄となり、ドメーヌ・ルロワは、最終的にグランクリュ(特級)、プルミエクリュ(1級)の全畑を格下げする決断をし、白のグラン・クリュ(特級)、コルトン・シャルルマーニュを除いて、すべて村名、ブルゴーニュ・ルージュとして今回リリースされました。

----- ここまで引用 -----


つまりこのヴォーヌ・ロマネ2004は、サンヴィヴァン、リシュブール、ボーモン、ジュヌヴリエールの混醸という事になります。その真意はいかに?ワインは語ってくれるでしょうか。


試飲の結果を記載いたします。


まず驚いたのが、外観。


既にややオレンジがかった色調。紫色は見て取れません。
そして、かなり濁っています。色も薄いです。


次にもっと驚いたのは、香りをひと嗅ぎして感じた、ハッキリとしたビオ香!漬物系です。決して嫌味ではありませんでしたが前面に出ていたので驚きました。背後にキレイな果実香。ドライフルーツ系。全体に柔らかい。線が細い。クミンぽい熟成香も感じます。全体的に調和。

若いんだか熟成してるんだか解らない感じでした。


口に含むと、アタックは柔らかい、というより消えてしまう感じと言えばいいのでしょうか。もしくはアタックが無い?口内でもヒネ香。中盤に甘みと果実味がググーっと押し寄せて来て、スッと消えてしまう。酸とタンニンの刺激は全く感じられません。優しい。優しい。


あの圧倒的なブドウのパワー感は感じられませんでした。
マダムの判断の理由を、ワインを飲んだ事によって「少し」解った気がしました。


否定的な文章となったような感じですが、価格と、ルロワのワインである事を抜きにすれば、純粋にものすごく美味しいワイン!でありました。感激しました。
ただ、ルロワに期待する「何か」はこのボトルには・・・


ドメーヌ・ルロワのACブル2004がこのような味わいだとして、個人的には1万円なら大アリかと思います。
既に飲み頃の絶頂のようにも感じましたが、こういった一見優しい味わいのビオ系ワインで十数年以上熟成するものもありますし、熟成能力は全く見当が付きません。


ルロワファンの方、またビオ系ファンの方が飲まれたら、どういった感想を抱くのかとても興味があります。





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Last updated  May 29, 2006 02:04:49 PM
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