カテゴリ:コミック 「神の雫」
遠峰先行で始まった「第十二の使徒」決戦。 遠峰が選んだ候補は… 第十二の使徒編 第38話 遠峰先行って事で始められた「第十二の使徒」決戦。 決戦が始まると、毎度毎度感じるのですが… 豊多香が書いた記述とは、全く違うワイン表現が始まるのですね。 参列者、まぁ、大体はみやびの感想が挟み込まれるのですが、似ても似つかない豊多香の記述と、遠峰もしくは雫の表現を比較して、毎回毎回、「そっくり」とか「凄い」なんて言葉で絶賛するわけです。 (とにかく自分を褒め称えないと気が済まないのが作者の特徴です:笑) ところが私のような素人目には、どう読んでも全く別物のワイン表現(妄想)な訳で… この場を読む度に、豊多香の表現から、確固たる根拠を持って使徒を選ぶことは不可能と実感する訳です。 そして、いよいよ遠峰が選んだ使徒が明かされました。 先々週ここでコメントいただいたJodaさん、通りすがりAさんの合わせ技が遠峰の選んだワイン。 「シャトー・ディケム」と言えそうです。 ワインの長熟→糖度、デザート→人生の余韻、という縛りで来ました。 もちろん、豊多香の記述、特にワインの特徴を示すキーワードを象徴的に表すワインとは到底思えません。(苦笑 ワインを示された後で、豊多香の記述を見たとしても、雰囲気程度で、もっとその特徴を派手に持っているワインは他にも沢山ありそうだというのが、正直な感想。 例えるなら、ジグゾーパズルのコマをハメてみたものの、「色はあってるけど、ちょっと無理やりハメてないか? ほらコマがナナメになってるじゃん」ってな感じ。(笑 ここまで来て初めて言います。 私の中で、過去に選ばれた「使徒」、コマがキチンと収まったのは、第一(レザムルーズ)のみなんです。(畑名までは合致、作り手はどうでも良いってレベルですが) 第二(パルメ)ではすでに隙間を感じ。 第三(シャトーヌフ)で全体の印象だけの合致へ落ちました。 それ以降は、コマを無理やりねじ込まれた違和感ばかりが残る結果となり、その低レベルでの納得も、第六(バローロ)第七(シネ・クア・ノン)がピーク、それ以降は「ゴリ押し」と言う印象しかありません。 あ、第十(グラン・エシェゾー)で少し盛り返しましたが、たぶん、作者が大好きなブルゴーニュだから、こだわりがコチラにも響いた「だけ」なのかもしれません。 ゴチャゴチャ書いていますが、結局のところ、全く納得がいかない って事です。(笑 最後に… 遠峰の選んだディケムは、たぶん間違いです。(爆 だって、雫、ディケム'90を飲んでますから。 「使徒」探しの暗黙のルール(確か作者がどこかのインタビューで答えていた)まで崩すなら話は別ですが。(笑 あ、雫も間違えるのか!? それで、クリス、ローラン参戦への道筋が… と思いましたが、別に雫が勝ってイーブンとなったから… って言うんでも同じようなレベルのゴリ押しですね。(爆 第十二の使徒、今回までのまとめ。 雫側 ボルドー産ではない。 今週は意外性を演出するために全工程極秘事項。 偶然吉岡氏がコレクションしていたワインが第十二の使徒だ。 遠峰側 シャトー・ディケム 1975 次号は4月17日発売です。 今週登場したワインは。 ● シャトー・ディケム お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年04月10日 09時55分27秒
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