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2014年05月22日
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雫と遠峰は、第十二の使徒に込められた豊多香の真意を語り合う。


第十二の使徒編 第42話



思い切り語り合っています。
作者の脳内理論を、順序良く解りやすく説明してくれるのかと思ったら、やっぱり…
重要な橋渡しの部分は、いきなり論理が飛びます。

ディケムの'75を雫が、'76を遠峰が表現して見せても、内容は全く同じ。
そこから得られた結論は、豊多香はこの2本がここに揃うことを予期していた。
(なんで?)

'75の意味を考える
「人生とは生と死という二つの永遠の間の一瞬の煌き」というトーマス・カーライルの言葉を引用。

'76の意味を考える
真逆だな同一でありながら真逆という雫の言葉。
('75は生の中間で'76は生前か死後って事?)

そこでいきなり
「神咲豊多香の人生とはどんなものだったんだろう」という遠峰の話題転換
(強引だな)

ワインの中に自分の人生の答えを探していた という遠峰の見解
「十二番目の使徒」は豊多香の「魂」 という雫
そしてそれを継承する者があるとすれば…
「俺とあんたしかいない」
(小学校の卒業生答辞だな)

そう考えると'75は豊多香の完結した人生を表現していた という遠峰
(あれ? 豊多香は自分の人生を終わったとは思っていないっていうロベールの台詞は何だったの?)

だったら「神の雫」とはなんなんだ? という雫
(これまた唐突で強引だな)

しかし、結論は出ない。
最後は、一緒に一生懸命がんばろうね… って感じ。

それを尻目に、ジャイエのリシュブールを飲むロベールと仄香。
(ロベール復活! 病死の伏線は効力がないというか、その場の都合で引っ張りだすのか…)


という内容でした。

う~ん、結局の所、何度も言っているように、語り手は作者一人なんですよね。
雫も遠峰も割り当てられた台詞を言っていますが、それを語っている時に、各々の「人」は存在していません。
「雫だったらこんな考え方をするだろう」ではなく「雫だったらこんなしゃべり方だろう」って感じで、上っ面だけ他人の言葉にしている感じです。
そして、他人の言葉風に仕立てられた作者のありがたいお言葉を、雫と遠峰が交互に述べていく。
担任の先生が考えた台詞を、割り当てられた順番にキチンと並べていく、小学生の劇のようにね。


折角2人組の作者なんだから、両者でチェックすればもっと深みもでるでしょうに…
まぁ、今さら言っても仕方ないか…
2人組のメリットは、どちらの名前の領収書でも経費で落とせることか。(爆



最後に、ジャイエのリシュブールは「神の雫」じゃないと、私は予想しています。(笑
すでに他界された人ですし、値段も高騰しきっていますし、玉も少ないでしょうから「神の雫」を冠するにはふさわしいとは感じますが。
それにしても、凄い高騰ですね。
連載開始時(十年前)にジャイエのワインは20万も出せば入手可能だった(リシュブールはもう少し高かった?)のに、今や桁が一つ上がっています。



次号は5月29日発売です。



今週登場したワインは。

● シャトー・ディケム

● リシュブール アンリ・ジャイエ





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最終更新日  2014年05月22日 10時44分47秒
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