鼓動と鶴田真由が「自然の叡智」に触れる旅
今年、愛知万博「愛・地球博」が、「自然の叡智」をテーマにして、愛知県で行なわれるのは、ご存知ですか?物凄く期待をしています。イベント好きだからというよりテーマがいいから。昨年は浜名湖花博があり、それもそれなりに楽しみにしていたけど、それをはるかに上回る期待があります。で、TVの話。昨日、鼓動と鶴田真由が、アイルランド→フランス→スペインを旅して、ヨーロッパの人がまさに「自然とともに生きる」様子を紹介していた。単純に綺麗なところを回っていたことに羨ましさを感じた。それで、さらに内容が良かった。例えば、フランスでワインを作っているおじさんが、「私はワインを作っているんじゃない。幸せを作っているんだ。」って言っていた。感動的な言葉だったな。確かに自分も仕事をしている時、お金を貰うことよりも「ありがとう。助かったよ。」というような言葉がうれしい。そんなことなんだと思う。そして、スペインのアンダルシア地方で、鼓動(和の音楽)とフラメンコの融合がステージで繰り広げられた。フラメンコは5拍子、12拍子で、日本人には馴染みの薄いリズムだ。アントニオというダンサーと鼓動の笛・太鼓を合わせるが、理解し合うのに苦労しているようだった。しかし、ステージは大成功!和太鼓が鳴った瞬間、会場が静まりかった。まさにこの瞬間、日本の音色を受け入れようとしていたんだね。そして、ステージ後も和太鼓を使ってストリートライブが行なわれた。このあたりも海外らしい光景だったな。で、やっぱり思うこと。最近は、ハワイアンブームだったり海外文化に注目が集まる。フラメンコにしろ、フラにしろ、自然と向き合う伝統的なものは確かにいい。でも日本にもいいものがあるじゃないですか。それを「愛・地球博」でみんなが気づくといいと思う。綺麗な展示が見たいというようなことではなく、日本の文化を大事にする心を子供とかに持って欲しいから期待が膨らんでいるんです。