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2007.01.26

ヨイトマケの唄

(4)

テーマ：ママの気持ち(580)

カテゴリ：こころとからだ

この間、テレビで美輪明宏のヨイトマケの唄を聴きました。
オーラの泉を毎週ＨＤＤに録画して見ているので
一度聴いてみたいと思っていました。

美輪さんが歌う前に槇原敬之さんやサザンの桑田佳祐さんなど
数多くのミュージシャン達がカバーしている歌を聴いて
幼い頃、聴いたことがあるような懐かしさを覚えました。

よく母がラジオを聴きながら家の仕事をしていたので
その傍らで遊びながら聴いていたのかもしれない。
それで聴いた覚えがあるのかもしれないと思いました。

美輪さんの歌を聞き終わった後、
なんとも表現出来ない気持ちになりました。
でも、涙は出なかった。

ただ、ただ歌詞を何度も頭の中で繰り返しました。

私が高校生の頃、今よりずっと雪が積もりました。
毎晩、膝丈くらいまで雪が積もります。
夜から降り続いた雪は翌日朝までずっと降り続くこともありました。
私が朝、６時半バスに乗るために
母は毎朝５時頃に起きて部屋を暖め、その頃は薪ストーブでした。

（その頃は汽車通と呼んでいました。）
汽車の中で食べる私のおにぎりを準備した後、
まだ薄暗い中、シャベルを持って外に出て時には雪が降る中も
大きい通りまで私の為に除雪してくれた。

そんな母の姿を思い出したら涙がこぼれたました。

一時、私は母に愛されてない。
愛情が足りないと母を責めました。

そうじゃない、私は忘れていました。
母から大きな愛をもらっていたんだと…。

今はポッポがわかってくれないこの母の気持ち。
いつかは母になるでしょう。
その時、わかってくれればいい。

ポッポを産んだ時、ぐにゃぐにゃする赤ちゃんを抱っこして
この子は私がいないと死んでしまうんだと思いました。
そしてポッポは私を愛してくれた。
こんなに愛してくれたことはないくらい愛してくれた。

今は生意気な言葉で母を傷つけるけどね(→←)

私も母をどんなにか傷つけたと思う。
でも、あの姿を思い出して
ポッポを産んだあの日のことを思い出して
初心にかえろう。

母さん長生きしてね～。

１昨年頑張り過ぎから体調を崩して４ヶ月程実家で静養していましたが
昨年の今日１月２６日に自宅に戻り、私の再出発したの日なので
こういう話題のブログを書いてみました。