|
カテゴリ:小説
封印
修一(しゅういち)が、月読(つくよみ)の窓として覚醒した。 素戔嗚(すさのお)の兄でもある月読は、大輔(だいすけ)と大樹(だいき)を大道寺(だいどうじ)家から、マンションの一室に持ち帰る。 目覚めた大輔は、竜憲(りょうけん)が長い眠りから戻ってきたことを知る。が、竜憲に性的な衝動を感じたことを修一に詰られ、素戔嗚が自分から消えたことに気づく。 男神(おがみ)がどこかへ封印されたことを知る竜憲と大輔。 目指すは弓削(ゆげ)の待つ、鎌倉大道寺家!! 姉崎探偵事務所シリーズ第17弾。 裏表紙のあらすじで、ほとんどストーリー説明しちゃってる。 まんまの内容でした。 やっぱり修一は月読でした、鴻さんとはまた違ったかんじの窓みたい。 修一としての人格もちゃんとあるけど、いずれなくなるってことなのか、今だけ月読が体を使ってるかんじなのか。 そのへんは、謎のままかもね。 読み終わって、 いまさら? やっとか っていうのが正直な感想。 いまさらってのは、大輔が竜憲に対しての恋愛感情みたいなのを言い出したこと。 素戔嗚が性的な衝動とかを感じないようにしてたって、ここにきて、BLな方向へ行っちゃうのか?とちょっと驚き。 ずーっと昔に、作者がインタビューで、大輔と竜憲がいわゆる恋人同士になっちゃうと、2人は死んでしまうっていうことを言ってたのは、こういうことだったのかーって。 やっとっていうのは、次回最終回ってこと。 このところずーっと終わりが近いってかんじだったので、ようやく完結。 にしても、相変わらずすごいところで続いてる。 最後はオールスターってことは、沙弥子も出てきそう。 いまさら帯の色が変わるようなことはないだろうけど、最後は一応ハッピーエンドで終わって欲しいな。 一度死んでるから、もう死亡ENDはないと思うんだけど、ここまできちゃうとわかんない。 このペースだと、今年中に次が出るかな? なんか変則的になっちゃった気がするので予想はできないけど、なるべく早く読みたい。 ホワイトハートはファンタジー系とBL系で背表紙の帯の色が違うんですが、このシリーズはずーっとファンタジー系の帯できてます。 新田さんのBLの話は実はそんなに好きじゃない。 でもこういうライトノベル系で主人公が男同士とかそういうのは好きなんだよね。 ペットと話せるシリーズは片思いしててちょっぴりBLよりだけど。 なんだろ、ラブストーリーになっちゃってるのはあわないのかも。 関連記事: 前巻の感想 シリーズの感想 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.06.08 20:32:17
コメント(0) | コメントを書く
[小説] カテゴリの最新記事
|
|