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カテゴリ:ヨーロッパ
スペイン2日目。
やっぱりスペイン、暖かい。気温13度なり。ついこの間訪れたラトビアはマイナス13度。ヨーロッパって広いなあ、、、、。 お昼までのんびり過ごして、ヘレスのボデーガ(スペイン語でワイナリーのこと)へ行く。 ヘレスはスペインのお祝い事にかかせないシェリー酒のふるさと。リオハと並んでスペイン有数のワイン名産地だ。 ゴンザレス・ビヤスというメーカーのボデーガへ。ヘレスで一番大きいボデーガだそう。 入り口でティオペペ(シェリー酒のブランドのひとつ)人形がお出迎え。 ワイナリーの入り口。 スペインらしい、南国ムードいっぱいの町並み。すでに甘いシェリー酒の匂いが漂っている。 入り口には、このボデーガを訪れた人の写真が飾られている。 スペイン・カルロス国王、今は亡きアイルトンセナ、スティーブン・スピルバーグ等々、、、。その中に、なんと一人、日本人が!! 誰だと思いますか? 答えはのちほど、、、。 このメーカーでは蒸留したワインからヘレスブランデーも作っており、これはその機械。そのブランデーの銘柄は「レパント」。 続いてワイン製造工程を巡る。 シェリーは普通のワインと違って収穫年度が記されていない。というのは、古いワインと新しいワインをブレンドするという独特の手法で醸造され、品質を一定に保っているからだ。ボデーガの中には規則正しくワイン樽が並んでいる。 このボデーガを訪れた有名人は樽にサインをしている。 1つめの部屋にはスペイン王室やイギリス王室の樽がある。さて、さきほど入り口で発見した日本人は、、、 これです、読めますか? 徳仁、と書いてあります。今の皇太子殿下ですねー。 これが玄関の写真。 こんなところまでお出ましになっているんですね、ちょっと郷愁。 さて、この部屋の一番奥に飾ってある樽は、フランコの樽。 スペイン人の観光客が複雑な表情で樽を見ていたのが印象的。 スペインを旅していると、この国は豊かで人もおおらか、独裁政治がつい30年前まで続いていたとは思えない。 友人に尋ねても、フランコの話をおおっぴらにするのは今でも難しいのだそうだ。 内戦でたくさんの人が亡くなり、フランコ以外にそれを終える選択肢がなかったのだ。フランコがしたことは悪いことが多くて大嫌いだけれど、あの時は彼しか戦争を終わらすことができなかったと思う、と言う。 スペインの人は皆それぞれのフランコや内戦に関する思い出があり、ひと口では語りつくせないそうだ。 ボデーガツアーの最後は、スペイン名物ハモンセラーノ(生ハム)とスペイン風オムレツをおつまみに、シェリー酒の試飲。シェリー酒は強すぎて、正直あんまり好きではない、、、。 ボデーガを出ると、外は青空。 南国にきたなーとしみじみ感じる。 こちらはカテドラル。 その後、スペインはセール中ということもあって、買い物に走った。 ロンドンは物価が高くて物欲が沸かないのだが、ここスペインはZARAやMANGOの本場! 嬉しくてお店を回る。 夕方は友人のお姉さんの家へお邪魔する。友人は4人姉妹の3女。長女と4女のご家族が勢ぞろいしてお迎えしてくれる。皆とても仲が良く、毎週末お互いの家を訪ねるそうだ。 この日はサプライズで友人のお誕生日会。スペイン伝統のケーキを頂きながら楽しく団欒。 スペインの男性はとってもよく家事を手伝う。 お姉さんが座っている間に、旦那さんがコーヒーを入れ、ケーキを切り、サーブして、いたれりつくせり。 この写真はお姉さんの旦那さん。生ハムを切っているところ。スペインの家の台所にはこの生ハムが必ずといっていいほどあるそうだ。 遅くまでお邪魔した後、巨大スーパーカルフール(ううっ! 日本で働いていたときの取引先だ。懐かしいなー)へ。 本当に巨大。これはハム売り場。 生ハムがばばーんと並んでいる。 ロンドンの食生活がひもじいので、食材をしこたま買い込む。 家に帰って遅い夕食。 スペインでは22時、23時に夕飯を食べるそう。 太らないのかな?? これはJJごっこです。 今日の収穫品。 マフラーが9.9ユーロ、カーディガンが14.9ユーロ。ああ安い。 ZARAの靴も11ユーロです。スペイン万歳!! 右上のはポケットティッシュ。ロンドンはティッシュがホントに高いので、他国に行った時に買うようにしてるんです、、。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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