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カテゴリ:イギリス各地
今日はのんびり起きて、ロンドン郊外のセント・オーバンへいく。
ロンドン・キングスクロス駅から鉄道で30分ほどで、セント・オーバン・シティ駅についた。 この街は日本のガイドブックにはのっていないほど小さな町だが、イギリス人の中では有名な町。なぜならローマン時代に栄えたところだからだ。 渡英する前は知らなかったのだが(私だけ??)西暦43年(古すぎるよ、、、、)にイギリスの前身ブリタニアはローマの属州になっている。ローマ帝国はここまで手を伸ばしていたのだ。セント・オーバンはこの時代に栄えた街だ。イギリス人は本当に古いものが大好き、、、、。 ここは歩いて回れるほどの小さな街。マーケットをひやかした後、大聖堂へ。 大聖堂の塔。 霧がたちこめていたので、上の方がかすんで見える。 ロンドンは霧の都と呼ばれるが、これは産業革命時代に公害で煤が多かったのが理由のようだ。今はほとんど霧がかかることはない。 オーバンというこの街に住んでいた人が、キリスト教徒弾圧のときに伝道師を助けたとかで、支配者に殺された。そのため、オーバンはイギリス初の聖人となったそうだ。(そうだったよね?? ちょっと記憶に不安が、、、) 違う角度から。 少し歩くと沼があり、鳥がたくさんいる。 マガモ、カナディアングース、かもめ、鳩、あひる、がちょう、、、、。 イギリス人は散歩するのが大好き。 鳥たちに餌をやりながら、のんびり散歩している。 私も散歩していたら、、、、、 やられた、、、、。 頭にかもめのフンが、、、、、、、。 「やられたー!!」と思わず叫ぶ。 周りの人がくすくす笑う。 なんでもハンガリーやイタリアでは、これは幸運の印で、私に運がついたそうだ。でもここはイギリスだしねえ、、、。 こんなにたくさんの人がいるのに、なぜ私?? しくしく、、、。 カフェでお手洗いを借りて、頭をごしごしと洗う。しくしく、、、、。 実は頭にフンを落とされたのは2回目。1回はロンドンでのことだ。2度あることは、3度ある、気をつけなくっちゃ(どうやって??)。 気を取り直して、ローマ時代の遺跡へ。 ただの壁、、、、、。 ローマ時代は町をぐるりと囲んでいたそうだ。 その後、沼のほとりのカフェへ。 ここはイギリスで1番古いパブだそうだ。店名は「二羽の闘う雄鶏」。変な名前。 (イギリスで1番古いと言いパブは幾つかあるが、これもその1つ。本当のところは良く分からないが、1番古い時代のものであることには間違いがないようだ) 写真では分かりづらいが、店の形が八角形になっている。 ここでイギリス人の友人はビールを頼む。 こんなに寒いのに、ビール? こんな昼間から、ビール? 何も食べないで、ビール? という、イギリス人とパブに行くといつも沸き起こる疑問が頭の中でこだまする。 私はもちろん、温かいミルクティー。(パブでは紅茶もコーヒーも飲めます)あったまるー。 パブでくつろぐと、もうすっかり夕方。 イギリスの日の入りは本当に早い。 マーケットも閉まりかけていたので、ドーナツだけ買って帰ることに。 本当に小さな可愛らしい町だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年02月25日 13時03分50秒
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