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カテゴリ:ロンドン
今日はのんびり起きて、シティ(ロンドンの経済の中心地)へ向かった。
目指すは王立裁判所(ロイヤル・コート・オブ・ジャスティス)。ここは、映画「ブリジット・ジョーンズの日記1」にも登場しますね。ちなみにお向かいの雑貨店「BK NEWS」はブリジットがタバコを買っていた店。ロイヤル・コート・オブ・ジャスティスにはカメラを持ち込めないので、私達はここでカメラを預けた。カメラ預け代50P。いい商売だなあ。 裁判所全景。 中に入ると、石造りの美しいホールが広がる。一つひとつの公の建物が美しいのがロンドンのいいところだと改めて思う。 2階には法廷がたくさんあり、一般人も傍聴することができる。私達も1つの法廷に入ってみた。 こじんまりとした法廷。後ろには木作りの本棚、その中には裁判の記録なのだろうか、本が並んでいる。 イギリスの裁判所の面白いところは、裁判官や弁護士(BARRISTER)がモーツアルトみたいなカツラを被り、長くて黒いローブ(ハリー・ポッターが着ているようなガウン)を着ているところ。いい年いったおじさんも、若くてカッコイイ紳士も、可愛らしい女性も、皆カツラを被っているのだ。 このカツラは手作りの特注品らしい、、、。高そうだ。 カツラをかぶったおじさんが、裁判で真剣に戦っているのはなんだか微笑ましい。13時になると、「ランチタイム!」と言って閉廷してしまった。おいおい。(イギリスのお昼休みは1時から2時である) ちなみにイギリスでは弁護士は2つに分かれている。裁判所で弁論を行うのが法廷弁護士(BARRISTER)、事務所にいて法律相談にのるのが事務弁護士(SOLICITOR)。ロイヤーという時は、一般的に事務弁護士を指す。 カツラを被ったり、ガウンを着たりして裁判に臨むのは、なかなか面白そうだ。 2階には、法廷弁護士の衣装の変遷が展示されていた。昔のものは、神父さんのよう。 王立裁判所のお向かいには、紅茶で有名な「トワイニング本店」がある。1706年創業だそうだが、びっくりするほど小さなお店。 同じく紅茶で有名な「フォートナム&メイソン」はとっても立派なのに、、、、。 この辺りはテンプル騎士団のロンドン本部があったため、テンプルと呼ばれる。ロンドン、いやイギリスの法律家の中心地だ。 続いて、大通りから小さなゲートをくぐり、テンプル教会へ。 テンプル騎士団の頃の建物としては唯一のもので、騎士団発祥地のエルサレム、聖墳墓教会をモデルに作られたそうだ。 テンプルエリアにはたくさんの美しい建物、庭園がある。 ↑庭園の向こうに見えるのはテムズ川。 重く垂れ込めた雲がロンドンらしい。 その後、セント・ポール大聖堂へ。 ここはドームが有名だが、入り口側はこんな感じである。 今日は中に入らず、周囲をのんびりと散歩した。 夜は家の近くのバングラデシュ街、ブリックレーンへ。 治安が悪いので、夜に来たのは初めてだったが、人通りが多く、思ったほど危険な雰囲気はなかった。 いつものカレー屋へ。 チキンのココナッツカレー、ラムとほうれん草のカレー、ガーリックナン、マンゴーラッシー。しめて一人6.5ポンド。 振り返ると、ここのところエスニック料理ばかり食べている。金曜日はベトナム街でベトナム料理、月曜日はタイ料理、火曜日はまたまたベトナム料理、水曜日は中華街で中華、木曜日はポルトガル料理、そして今日はバングラ料理。外食続きで、お財布も厳しく、またまたお腹もまずい。(せっかくイギリスに来て痩せたというのに、、、) ああ、イギリス料理が食べたいよー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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