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カテゴリ:面白新製品など
あまり新しい話題ではないのですが、「100ドルPC構想」とういものがあるそうです。
いわゆる発展途上国の子供たちに各1台のPCを与えて教育に役立てようというものです。実際いくつかの試案品は出されてきているようです(100ドルPCで検索するとすぐ見つかる)。結構いい感じに見えるデザインもあり、本当にこんな値段で買えるなら私が欲しいですね。 ところで、私として気になったのは、キーボードに当たり前の「QWERTY」配列を平気で使っているところです。途上国って普通は英語圏じゃないですし、タイプライターの使用なんてことも過去において一般的じゃなかったはずですから、こんなキーボード押し付けられてもありがたくないのじゃないでしょうか。 英語はある意味世界の共通語ツールとして途上国の子供たちも身につけるべき意味があるでしょうが、「QWERTY」配列って英語教育そのものとは何の関係もないし、それ以外の言語を使っている人たちにも何の役にも立ちません(本当は英語圏の人たちにとってもタイプの歴史を背負って標準化しているだけで、合理性はないと思います)。 そこで、タイプ使用の背景のない人たちには「QWERTY」配列ではなく、単純な「ABC」配列がよいのではないでしょうか。 以下の図を見て比べてください。あなたが未だ全然タイプを使ったことがないとすれば、間違いなく「ABC」配列を選ぶのではないですか(図は、キー数減らすために2文字1キーにする形式ですが)。 「QWERTY」配列そのものがIT教育のネックになっている実情が間違いなくあるのですから、ただ過去の歴史を引きずっているだけで、合理性のないものは代えてしまうべきじゃないでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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