狼ドラマの感想
先週金曜日に狼の事に関するドラマをやりました。皆さん見たでしょうか?視聴率はどうでもいいとして、ものすごく狼に対して考えさせられる内容でした。主演はぐっさん。その他知らないメンツが揃ってました。内容は、動物園の紹介も兼ねて、狼の森が提案されるまでを描いた(まだ完成していません)ちなみに施設は夏ごろできるらしい・・・主役の坂内さんは以前、麻酔を打とうとして、狼をショック死させてしまった経験を持っています。そのシチュエーションだけで泣き泣きです。最初、坂内さんは狼の施設を作ると言い出しましたが、皆さんに反対されてしまいました。地味だとかかわいくないだとか、皆さん好き勝手に酷いこと言い過ぎです。さらに、屋外で狼の役目を紹介していて、狼のイメージを子供に聞くと、「赤頭巾を食べた悪者だ」とか「汚い犬」だとか、もう残酷すぎる・・・私も見ててイラつきました。物事もわからず好き勝手に話すからガキは嫌いなんだよ。そして、そのことを聞いて落ち込む坂内さん。そりゃ好きなものに対してあんなにいわれたら誰でも落ち込みますよ・・・その後、坂内さんは狼の森のためにほかの動物園を回ったり、狼の飼育をしてる人を訪ねたりしました。しかし、そこの狼ちゃんたちがものすごく甘えてきてました。あんなに懐くんですね、狼も・・・さすがにあそこまで懐くとは思っても見なかったですからね。狼は昔北海道にもいて、それを人間が私欲のために殺して、ついには絶滅させてしまった。そういっていました。かわいそうですよね・・・人は狼のことを知らなさ過ぎる上、迫害しすぎ。狼は臆病でおとなしくて人は襲わないやさしい動物なんですが、人は赤頭巾だの3匹の子豚だのそんな架空の話で勝手に悪に染め上げてしまい、自分たちが猪などの狼のえさを狩り。食物連鎖を壊しておいて、餌がなくなってしまった狼は危険を冒してまで家畜を食べて、それで悪の化身だのといわれて、さらに貪欲だの何だのっていうイメージを植えつけられてしまい。絶望的なほど人に迫害され続けました。あまりにもかわいそうだと思いませんか?もう見てられません。それに比べ、人を襲うトラやライオンは神だの王だのってものすごい優遇されています。私は、こういう差別をなくさない限り、動物保護なんてできやしない。とにかく、動物だって一生懸命生きているのであって、どれが悪だどれが正義だなんて決め付けることはできない。人は自分に益があるものは残し、害があるものは排除する。とにかく、自己中心的過ぎる!そう思います。まずは、狼の名誉挽回こそ、最大の課題なのではないのでしょうか。そこから考えを改める必要があると思います。ドラマのほうは非常によかったです。ものすごい感動しました。狼の森。行ってみたいです。でも旭川じゃな~。ちょっと遠すぎる。