カテゴリ:こだわり女
--------------------------------------- 高校生活って、なんだかんだあるようでも、 それは、地味な日々の延長にすぎない風の青春映画! --------------------------------------- ★★★☆☆(安心して見られる映画に認可印!) 長澤まさみさん、2004年~2005年は、 彼女のブレイク年ですね! 「世界の中心で、愛をさけぶ」がメジャーですが、 それ以前にも、東宝映画専属女優として、 いくつか映画に出演しています。 彼女の主演する映画デビュー作は、 このジミ映画「ロボコン」なのでした☆ ーー 山陰地方の、高専に通う高校生たちのはなしです。 高専。 全国各都道府県に1つか2つ程度で、存在している理系の5年制学校です。 女の子で、理系で、工業高校でもなく、高専。 かな~り、珍しい女子高生です☆ そんな、珍種の女子高生を演ずるまさみちゃんの目を通して、 部活(ロボット部)の活動に地味~に取り組む男の子たちに スポットを当てた映画です^^! ーー 長澤まさみさん演ずる里美さんは、 バリバッリの理系女ではなく、なんとなく高専に入っちゃった子です。 「この学校に入っても夢中になれるものがないの。」 と、ぼやきます。 成績もイマイチで、担任の先生に、 「(自分の担当する)ダメロボ研に入ったら、見逃してやる。」 てな流れで、ロボ研に入ります。 映画の展開は、はじめゆるゆる~で、里美さんのユル性格に ぴったり息を合わせています☆ ところが、ロボ部に入ったら、はじめかったるかったのが、 結構ハマッて来ちゃって・・・ ロボのコントロールの練習張り切ってしたり、 「このロボには、ダックスフンドの顔をつけたらかわいいんじゃない!?」 と男の子が思いつかない、女の子らしいアイデアを出すようになったり。 ーー 里美さんは、ほぼ男子校的な学校にいるために、 女子との交流場面はまったく描かれておらず、 映画は終始、ロボ部の活動と、試合に向けた試行錯誤を追いかけていきます。 クライマックスは、なんといっても、 「ロボットコンテスト」の試合風景です☆ <台の上に沢山の箱を置く>というのが試合の目的なんですが、 その目的を達成するために、同じ構造のロボットを作るチームは ないわけなんですね。方法がいっぱいあるんです。 アイデアはいいんだけど、実際動かしてみるとうまくいかないね、とか、 結果はいいから、お客さんに楽しんでもらえるようなロボを 作りました!っていうチームもあるわけなんです。 そういう試合風景が、めっちゃ新鮮な映像になっています!! ーー 里美さんは、主演なのですが、一応の主演みたいなもので、 設計したり、加工したり、ロボを作る過程を役割分担する 3人の男子高校生たちも、主演といっていいくらいです。 いまをときめく若手役者である、小栗旬さん、 伊藤淳史さん、 塚本高史さんが演じています☆ 映画の流れは、ものすごい盛り上がりというのは少ないのですが、 はじめからちゃんと見ていると、だんだん面白みがましてくる、 という噛みしめればおいしい映画になっています♪ ○映画の中の気になったところ。 高専の高校生活って・・・どーなのよ。 でも、5年ずっと一緒にいるので、 大人になってもずっと友だちでいられる付き合いができてよさそうね! 就職も、地元の優良企業に斡旋されてネ。 ○高専女 そういえば、一度だけ会ったことあるわ。 高専生活ど真ん中の女の子に。 男子に混じってても、違和感なくて、 むしろ、男子に混じってるほうが、居心地良さそうでね~ スウェットのジャージが似合ってて、 もっさりした質問をしてくるような子だったわ。 総合電機メーカーに就職がほぼ、内定してて、 安心って言ってた女の子だったわ。 彼女の人生、とってもマイペースでいいわ~、と思ったわ。 でもね、 途中で、想定外のできごとに出会って、 変な方向に走らないように。(老婆心^。^;) 天然系の理系女に、そういうの発生率高いからね^^! ガンバレ!ものづくり大国日本の女たち! 〆。 勉学にハゲメよ、乙女。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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