2012夏札幌支部予選決勝
札大谷0000000001|1山の手0000000000|0札幌支部予選決勝最後の試合を麻生球場で観戦した。両右腕エースが力投し、両校チャンスを作れないまま終盤戦へ突入。両校の守備力は互角と見るが、山の手の打線が迫力不足のため大谷が制すると予想していたが、9回裏の山の手の攻撃にビックチャンスが到来する。先頭打者が四球で出塁すると、すかさず送って1死2塁。続く左打者が左中間へヒットを放ち、2塁ランナー生還・サヨナラかと思いきや、ランナーのスタートが悪く3塁止まり。結局、1死満塁まで攻めるが2者連続三振でチャンスを潰した。貧打山の手は、エースの好投を活かし、後攻めの優位を活かすには、8,9回に積極的な走塁があればと思ったが、残念ながらそこまでのチーム力は無かったようだ。結果、10回に大谷の1番打者に決勝タイムリーを打たれ、力投の釧路出身エースを見殺しにしてしまった結果となった。今日はホームへ向かう風が強く、長打が出ない展開となり、締まった投手戦となったが、最後は総合力で若干上回る札幌大谷が全道への切符を手にした。今年の札幌支部での勝ちあがりは北海、日大、東海、尚志、第一、龍谷、大谷の7校。予想が難しかったブロックは尚志と大谷の私立が制した。毎年公立高校が何校か勝ち進むが、今年はすべて私立勢が勝ち残る結果となった。まあ、私立勢は、他にRITS、北星大付、光星と強豪が揃っており、公立高校が勝ち進むのは難しいのかもしれない。