じいちゃん・・・(*´ё`)ノ~☆・*。.:*・゜☆
じいちゃんが亡くなりました。享年84。脳梗塞で倒れて3年、とうとう天国へ導かれていきました。じいちゃんはとにかく強かった。色々と逸話を残してる。戦争に行った時、銃弾が腕を貫通したけど無事。スゲェ。何度も見せてもらったけど、その痕はずっと残ってた。昔は木材所をやってて、台風が来て材木にビニール被せてたら、突風でじいちゃんの方へのこぎりが飛んできた。間一髪で避けて、お腹にかすり傷程度で済んだらしい。スゲェ。若い頃は陸上で国体選手に選ばれたこともあったんだとか。それも、俵運び競争。笑その上3位だったか4位だったか、とにかく上位にランクインしたらしい。スゲェ。リレーにも出場したみたい。自分は一番だったけど他のメンバーが遅かったんだと言い張っていたらしい。笑これはじいちゃんの話じゃないけど、そんな父親から生まれてきた子だから、伯父さんはその昔、健康優良児で表彰されたらしい。本当に表彰とかあったんだ・・・。スゲェ。一番最後までやってたのは詩吟。師範になって指導もしてたみたい。時々詩吟の発表会???みたいなのがNHKで放映されてた。ぉぉ。そういえば脳梗塞を発症したのも詩吟をやってた最中だったとか。それから急に痴呆が始まって。そして入院。最後に自分の意思でやってたことが大好きな詩吟だったってのは、幸せなことだったのかな。ホント、今まで強いイメージしかなかった人だから、入院してから痩せたじいちゃん見舞いに行くのはつらかった。今年の正月も会いに行ったけど、白い布を被ったじいちゃんは、その時のままだった。また、お母さんがでっかい声で話しかけたら返事をしてくれるんじゃないかって。大きくてゴツゴツした手は元気だった頃のまんま。胸元に組まれて。3年間苦しんだ分、死ぬときは苦しまないで良かったんだ。お棺に、じいちゃんが書いた詩吟の教本?を入れた。向こうでもずっと歌っていてください。そして、ばあちゃんを見守ってあげてください。それから、母も含め、じいちゃんの息子、娘たちを。アタシたち孫たちを。去年生まれたばかりのひ孫を。成人式の晴れ姿も見てもらえなかったけど。来年楽しみにしててね。