ペルセポリスのレリーフは・・・
再び間が空いてしまいました。前回までのお話。ペルセポリスの素晴らしさはなんと言ってもレリーフの顔が残っている事!偶像崇拝を禁止するイスラム圏ではレリーフや像などかなり顔が壊されている状態の遺跡が多い。あの観光大国エジプトの遺跡もかなり壊されていた。ここイランは国名にイスラムと付く位生活にも密着したイスラムの国なのにまるで奇跡を見ているかのよう。王への貢物を手にした各国の使者が描かれている。23にも及ぶ国々の使者は衣装だったり貢物の内容の違いでわかるようになっていた。アルメニアからは馬、レバノンからは金の腕輪バビロニアからは牛、インドからはスパイスの入った壺エチオピアからは象牙などなど・・・。当時どれほどの権力があったのかが良くわかる。綿密なレリーフには見ていてただただ圧倒される。牡牛をライオンが襲うレリーフにはやはり2説。1 ライオンが夏、牡牛が冬を表し季節の移り変わりを表している。2 ライオンを王、牡牛を敵の象徴私もライオンの星回り。後者だったらなんかカッコいい~。(笑)レリーフをじっくり見ていたら自由時間が残りわずかに気が付く・・・慌てて次!