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カテゴリ:ホームステイ「瀬戸の家」
今月は瀬戸市の中国景徳鎮月間。(来月はチュニジアのナブール月間、7月はフランスのリモージュ月間)今日は瀬戸の文化センターで中国に関する様々なイベントがありました私も仕事と称して出かけてきました。中華料理のお店、チャイナ服の試着、中国映画の鑑賞会(LOVERSとHEROだったようです)など、盛りだくさん。
景徳鎮市に関する展示の部屋には、私が翻訳した文章がパネルになって飾られており、なんだか嬉しかったです。 。 今日のイベントでは様々なところで「瀬戸の家」ホストファミリー登録家庭の方が活躍しており、びっくり。みなさん、受け入れ家庭のほかにもたくさんの場で活躍していらっしゃるんですね。 さっそくその方たちを取材。登録家庭の方が様々なところで活躍していますよ~という内容で「瀬戸の家NEWS」の記事に書くことにしました。仕事でしょ?! イベントもぐるっと一通り見終え、取材も終わり、さぁ国際センターへもどろう!と去りかけると「あ~!ちょっとちょっと!」と呼び止められました。 ふと振り返ると市役所のある課の部長さん。その横には美人な中国の女性。話を聞くと、6日にせと蔵で演技をする京劇の女優・男優、二胡奏者など8人の方々にホームステイ先を探してもらえないか、とのこと。それぞれの方のバックグラウンドを伺うと、北京音楽団の首席奏者、伯父を中国国歌の作曲家にもつ女優等そうそうたるメンバー。美人な中国の女性は名古屋では有名な中国歌謡のソプラノ歌手らしい。 泊まるところがないのは困るだろうと思い、「できるだけ頑張って受け入れ家庭を探します!」と返事をし、急いで国際センターへ戻りました。 早速、EメールやFAXで呼びかけをすると数分で3家庭が手をあげてくださりました。そして夕方までには6家庭が。このように呼びかけるとすぐに「家へどうぞ~」と言えるというのはすごいなぁと思います。 中国の芸術家の方たちと瀬戸の方々がホームステイを通して交流ができるっておもしろいですよね。 そして、夕方6時に電話がなりました。万博の愛知県館でアテンダントをしている中国の友人から。愛知県館に来ている中国人と台湾人のお二人が今晩泊まるところがなく、困っているがホームステイができないか、とのこと。その後愛知県館の上司の方、他の日本人のアテンダントの方も電話に出ていらっしゃり、万博の職員の方々がこの2人のお客さんのために動いているんだと感動しました。 何軒かのホストファミリーに電話をかけると3軒目に「いいですよ~」といってくださる方が!すぐに万博の会場へ電話をかけ、受け入れ家庭が見つかったことを伝えました。 夜8時ごろにゲストの方と中国の友人が到着。 私が今日一番びっくり&感動したのは台湾人と中国人が友人になり、2人で旅行をしていたこと。2人は日本の研究所で同じ研究をしていることから知り合ったそうです。 政治や歴史の世界ではお互いに嫌な思いをしたり、許しがたい気持ちをもったりすることもありますが、こうして友情が芽生えるって素敵だなと思いました。 そして、アテンダントの仕事の枠を超えてお客様を最後まで見届けた友人には、学ぶ点がたくさんありました。心配だったからということで、自費でゲストの方と一緒に瀬戸市国際センターまで来てくれ、顔合わせ、そして送り届けるところまで一緒に立ち会ってくれました。無事送り届けると、会場で関わってくれた上司と同僚に電話で報告をしており、もし自分が彼女の立場だったらここまで気がつくだろうか、と考えさせられました。 今日も不思議な縁が呼び寄せた出会いがありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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