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Mar 11, 2007
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カテゴリ:お休みの日
多文化共生シンポジウムがあるというので
岐阜県美濃加茂市へ行ってきました。

遠いかなと思っていたのですが
車で1時間半弱と案外近いところでした。


予定より少し早くついてしまったので
食事をしようとファミレスへ入ったところ
なんだか外国の人が多い気が…

そしてファミレスを出て会場まで運転する間、
すれ違う車のうち何台かはやはり外国人。

気のせいかな~偶然かな~と思いながら会場へ。



シンポジウムが始まってそれが気のせいでないという
ことがわかりました。
美濃加茂市は人口の10%が外国人、
市としては全国で1位なのだそう。

というのも、美濃加茂には5つの大企業が工場を
おいているから。


今日のシンポジウムは外国籍の子ども達の
教育がテーマでしたが、とても濃い内容で
勉強になりました。



進学の問題と親の教育への関心の薄さの問題が
大きな問題点として取り上げられていました。


その中で気がついたのは労働と教育の関係性。
親たちは毎日残業で夜遅い時間まで
家にいない家庭が多く、外国籍のこどもたちは
家に帰っても子どもだけで過ごすことが多い


学校行事に参加したいと思う両親が
休みを申請しても嫌がる企業が多い 等…


他にも様々な興味深い指摘がたくさんありました。

中学を卒業できずにドロップアウトしてしまう
子どもが多い。

高校進学をしない子どもがほとんど。
ブラジル籍の子どもで高校進学した子どもはゼロに近い。

夢をもっても、目的がない子どもが多い。
どうせ国に帰るからとモチベーションが低い。

等。



1つ、おもしろいな、すごいなと思ったのは
外国籍の子どもが各学級に1人はいるという小学校では
PTAに国際交流委員会という部があるそうなのです。
役員はポルトガル語と日本語がわかる外国籍の子どもの
保護者だそう。

外国籍の親が働いている企業と連携して夏祭りをしたり、
(企業との関係を密にし、外国籍児童への教育に親が
興味を持ち、参加しやすいようにする)


外国籍の母親を対象にお弁当つくり教室をひらいたり
(日本のお弁当を知らないために子どもにお弁当を
作ってあげられない親が多いそう)


運動会でのプログラム・連絡案内を
日本語とポルトガル語で行っていること。
(日本語がわからない親にも参加してもらえるように)
ポルトガル語のアナウンスは外国籍の児童が行っている

等の取り組みがなされているそう。



最後の質疑応答では
ブラジルの人たちからの意見、質問もあり
参加者、パネリストとのブラジル人同士の
やりとりもありました。

現在の労働条件の中でどうしたら子どもの教育に
関われるのか、ヒントをくださいという人もいました。



今日のシンポジウムはポルトガル語の通訳がついており
160人の日本人と20人の外国籍の人たちが参加していた
そうです。

パネリストは3人がブラジル人、2人が日本人。

そして託児の準備もあったということも
すごいなと思いました。





親が子どもに関心をもつこと、愛情を注ぐこと
時間を一緒に過ごすというのは大切なことだと
感じました。

「仕事やお金」と「子ども」との優先順位が
逆になってしまっている外国籍の親への非難が多かった
今日のシンポジウムでしたがこれは日本人の親にも
いえることだと思いました。







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Last updated  Mar 13, 2007 09:50:38 PM
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