テーマ:空手道(581)
カテゴリ:空手道場の舞姫
秋だからなのか
ここ最近、 道場へ新規で入門される方が増えています。 (残念ながら女性は1人もいませんが・・・。) その腰に巻かれた、真新しい白い帯を見ていると、 私が入門した、1年半前の「初日」のできごとが、 今も色鮮やかによみがえってきます。 あの日。 ゴワゴワの空手衣に、道場で初めて袖を通して、 落ち着かなくて、何度も鏡を見ていたら、 「初めはみんな着慣れないけど、大丈夫。 すぐにしっくりくるようになるから。練習、頑張って!」 と、お掃除に来てみえた年配の女性が、 優しく声をかけてくださったこと。 あの時は、うれしかったなあ・・・。 あの日。 長さがちょうど良かったはずの空手衣のズボンは、 翌日洗濯したら、丈が一気に10センチぐらい縮んでしまって、 その後、下だけ1号大きなサイズを買い直したこと。 まるで7歩丈だったもんなぁ・・・(苦笑) あの日。 帯の結び方が分からなくて、1人でモゾモゾしていたら、 2ヶ月先輩だった白帯の女性が、 わざわざ自分の帯を解いて、丁寧に教えてくれたこと。 彼女はいま休会中だけど、元気にしてるかなぁ・・・。 などなど、 懐かしい記憶が、次々と浮かんでは消えていきます。 あの時巻いていた私の白い帯は、 今ではタンスの引き出し奥深くに、静かに眠っていますが、 私にあの頃の気持ちを思い出させて、 私の背筋を「ピリッ」と引き締めるために、 今日も、立派にその役目を果たしてくれています。 ←クリックしていただけたら励みになります☆ 撫子 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|