やまとなでしこの格闘技デビュー記

フラメンコにしようか、空手にしようか。


あれは今から１年半ほど前のことです。
仕事が少し落ち着いて、
時間と気持ちに余裕のできた私は、
なにか身体を動かす習い事を始めようと、
地域情報誌（クーポン雑誌）を開いていました。

たくさん並ぶ広告の中で、
私の目に留まったのは、とある２つの教室。
鮮やかな衣装を着て華麗に舞う「フラメンコ」と、
強くて凛々しい武士もののふへの道「空手」でした。


もともと幼少の頃から、
「和のお稽古ごと」が好きだった私は、

ちょっと怖そうだけど、
未知なる自分との遭遇がある（かも知れない？）空手にしよう！
と、現在の道場へ入門することを決心したのです。

これが、運命の分かれ道でした。



結果は皆さんご存知のとおり。

スパーリングではしばしば足をすくわれて宙に舞い、
ミットを持てば遥か後方にふっ飛び、
護身術では技をかけたはずの自分が転び、
型の練習では先生に「踊りじゃないですよ」
　（ちゃんと攻撃相手を想定してください）と指摘される切ない日々・・・。


・・・・あの時、
確かに私は「空手」を選びましたが、
道場では今日もフラメンコ級に舞い踊ってきた私です☆



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