テーマ:暮らしを楽しむ(388260)
カテゴリ:空手道場の舞姫
私は道場で、お稽古仲間から、
「過保護キャラ」の称号をもらっています。 それは、いつも練習中に先生が、 過保護なほど私を気遣って、 心配してくださっているからです。 例えば、こんな風に・・・・。 シーン1 【スパーリング】 小学6年生のA君(茶帯)から、 ビシッ!と鋭い下段回し蹴り。 決まった途端、どこからともなく先生の声が・・・。 先生「A君、もっと軽く蹴ってあげてね。 撫子さん、足にアザができて スカート履けなくなっちゃうから」 1つ下級の長身男性Bさんから、 かる~くパンチが返って来た瞬間。 先生「撫子さん、大丈夫ですか? Bさんは反撃しないで、受けの練習をしましょう」 シーン2 【ミット稽古】 先生が、フックとストレートの打ち方について説明。 全員がペアを組んで、 ミットを持つ人と打つ人とが向き合いました。 さあ、いよいよ練習開始! するとそこで、笑顔の先生がひとこと。 先生「撫子さんはグローブをはめてもいいですよ。 素手だと指を痛めちゃいますから」 次は交代して、私が受ける側に。 ペアの女性からミットを受け取り、胸の前で構えた直後。 先生「撫子さん、下にもう1つ小さいミットを重ねますか?」 シーン3 【休憩タイム】 組手2分×3ラウンドを終えて、全員がひと休み。 ドリンクを飲みながら、壁際でぼ~っと立っていると・・・。 先生「撫子さん、苦しいですか? 辛かったら、次は休憩しててもいいですよ」 汗を拭く私の左腕に、大きなアザを発見した先生。 ちょっぴり不安そうに・・・。 先生「大丈夫ですか?家の人は心配しませんか?」 それらの光景を見るたびに、 キックボクシングママさんは、おかしそうに笑います。 「撫子さんって、練習中必ず1回は、 先生に“大丈夫ですか?”って聞かれるよね~ 私なんて、 最近は男の人にも結構本気で蹴られてるのに、 先生な~んにも言ってくれないよ(笑) 今日だって、同時に十数人が組手してたのに、 なんで私が撫子さんに中段蹴り入れた決定的瞬間を、 ちゃんと見てたんだろうね~?」 ・・・・すいません、先生。 空手衣は中学生と同じサイズ、 基礎体力も人並み以下、 覚えも悪くて、反射神経も恐ろしく鈍い「問題児」が、 ミットやスパーリングの練習をするたびに、 フラフラとよろけ、ヒラヒラとふっ飛ばされていたら、 危なくて、目を離すわけにはいきませんよね・・・。 なんか赤ちゃんレベルだな、私。 あまり先生に迷惑をかけないように、 これからはもっともっと練習して、 1日も早く、 強く、逞しい空手家に成長しないとなぁ・・・。 ガンバロ☆ ←共感した!と思われたら、クリックをお願いします☆ ←こちらもクリックをお願いします☆ 撫子 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|